Trail Experience Tour 2018

記事:長谷川晋

2018年6月23日、24日の一泊二日。信越トレイルのお膝元であるトレイルタウン「長野県 飯山市」の生活や食文化に触れたり、信越トレイルを整備したりとトレイルカルチャーを満喫するためのツアーを開催いたしました。

ハイキングにはハイキングカルチャーがあるように、トレイルにはトレイルカルチャーがあります。それはハイキングも内包し、トレイル沿いに点在するトレイルタウンやそこにある文化をも含んでいると言っても良いでしょう。

僕はハイキングの主役はハイカーだと思います。しかし、そのトレイルにおいてはトレイルを維持管理し、整備する人たち、トレイルに愛情を持って接する人たちこそが主役なのです。そういう「トレイルの主役たち」が住み暮らす土地を知ることは、トレイルをもっとより深く知ることになると思いますし、トレイルをもっと魅力的にすると思っています。

 


今回の参加者にはできる限りのニックネームを付けました。せっかくなのでトレイルネームを付けたいところではありましたが、時間もない中で勝手にこちらで考えてお呼びさせていただきましたが、悪くなかったと思っております。一般参加で全員初となります、のりさん、まるちゃんさん、みよしさん、のぶちゃん、ゆかりんの5名。昨年から続けてのMatoiアライグマトリオの3名。それからスルーハイカー枠でおづぬん、みぽりんの2名。スタッフの竜太くん、チーフ“タートル”を入れると総勢12名の大所帯となってしまいました。みなさん、先に言っておきます。ありがとうございます。なかなか行き届かず申し訳ございませんでした。

 

さて、初日。6月23日。

東京の天気は曇り。雨が今にも降りそうな天気。しかし、これから向かう「なべくら高原」は少し新潟よりの天気のためなんとか持ちそうでした。予定通り11時前にはJR飯山駅で駅集合の参加者と会い、車集合の人が待っている「なべくら高原 森の家」で全員集合となりました。

初日は半日のハイキングツアー。だいたいコースタイムは3〜4時間くらいとしています。今回は【伏野峠〜宇津ノ俣峠〜宇津ノ俣口】のコース。およそ4時間くらいのコースタイムで、途中昼休憩を挟みます。登山口で軽く挨拶を済ませた後、さっそくスタート。歩き出しは急坂だが、ほどなくして細かいアップダウンのある稜線へ出る。小一時間も歩けばブナが美しい場所へ。そこで昼食をとる。風も抜けるし日差しが程よく遮られちょうど良い涼しさ。途中「幻の池」ではモリアオガエルの卵がたくさん見られた。宇津ノ俣峠からは、歩きやすい下り道を宇津ノ俣口まで標高を下げていく。予定よりも早くおりてきたので、そのまま森の家まで歩き、そして集落のお宮まで行くことに。山から里へ。トレイルからトレイルタウンへ。

チーフお気に入りの「パティスリー ヒラノ」のケーキをおやつに食べたら、森の家のコテージにチェックイン。その後は「いいやま湯滝温泉」で汗を流し、そのまま「郷土料理と旬」を味わう夕食の時間。お腹いっぱいで、もうヘトヘト。

それでもまだ終わらない。このツアーの協力者でもある信越トレイル事務局の鈴木栄治氏は、なにを隠そう夫婦でアパラチアントレイル(AT)を歩いたスルーハイカーであり、LONG DISTANCE HIKERS DAYでも協力してくれている僕らの仲間でもある。かれが初めて越したこの冬と雪の話を聞かせてもらう。とても興味深く面白い話だった。その後は任意での懇親会。昨年は「みんなで集合」だったが、今年は「各自自由に」という人たちの集まりのようでした。

 

二日目。6月24日。

晴れの予報。朝は曇り。誰も寝坊することなく集合し、いざゆかんトレイル整備!今回は草払いがメインのお仕事。しかし侮るなかれ、結構な重労働だ。特に今年は雪が少なかったわけではないが、晩冬から初春に雪がほとんど降らなかったため雪解けが早く、草の育成が早いようだった。主に笹、そしてリョウブの木は、切っても切ってもその脇から生えてくるなかなかの生命力。そのために容赦無く切って切りまくります。歩いてしまえばあっという間の900mを3〜4時間かけてゆっくりと整備しながら進みます。最初はどれをどのくらい切って良いか戸惑っていた参加者たちも途中からは容赦なく、バッタバッタと。。。

移動も入れると約6〜7時間をかけた整備もあっという間。単純作業かと思いきや、結構な重労働にみんなの顔にも疲労が見えました。間違いなく初日のハイキングよりは疲れたと思います。

二日間の予定もこれにて一旦終了。汗を流しに温泉に行った後は、各自別れて帰宅の途に着きましたとさ。

 

みなさん私チーフの足りない説明や引率にも関わらず、楽しんでいただけたとのお声をいただけて大変感謝しております。ありがとうございました。その他ご意見もいただいておりますので、次回のツアーに活かせたらと思っております。非常に簡単ではありましたが、これでアフタリポートとさせていただきます。詳細は近日中に、Trail Cultural Web Magazine「TRAILS」内で紹介されると思いますので、そちらも合わせてご覧いただければと思います。


【Photo Gallery】

2018/6/23

 

2018/6/24