取扱商品について

KOKOPELLI PACKRAFT販売開始

2016/04/25
hikersdepot
0 0
パックラフトの代名詞的ブランド「ALPACKA RAFT」に続くブランドがハイカーズデポに入荷。今年2016年から店舗販売を開始した「KOKOPELLI PACKRAFT」。2気室制の採用が最大の特徴といえるココペリラフトはアルパカとはまた違ったアプローチでパックラフトの可能性を拓いてくれます。

IMG_8125

アラスカでウィルダネスを自由に旅する道具としてディープな世界で親しまれてきた「PACKRAFT(パックラフト)」。折りたため、かつ背負うことが容易な超軽量1人用ラフトボートは2000年代以降、川旅の新たなギアとしてより多くの人の注目を集めるようになりました。NRS、AIREといった老舗カヤックメーカー、インフレータブルボートメーカーも参入したことで活況を呈してもいます。しかし特徴がはっきりしており、細部へのこだわりが強いのはやはりパックラフト専門メーカーのモデルではないでしょうか。

老舗パックラフトメーカーであるALPACKA RAFTはまさにパックラフトの代名詞。2kg台の軽さとシンプルな構造、ホワイトウォーターでの優れた操作性&航行性能はアラスカでの使用実績が生みだす絶妙のバランス。ハイカーズデポでも2012年の取扱開始から多くの支持を集めています。やはりパックラフトといえばALPACKA RAFT。そしてそこに名乗りをあげるのが今年2016年に取扱を開始するKOKOPELLI PACKRAFTです(注1)。

2014年にクラウドファウンディングでたちあがったKOKOPELLI PACKRAFTは今まで受注生産による直販のみでしたが、昨年2015年のOutdoor Retailer Summer Marketに出展。アメリカ本国でも日本でも本格的な店舗販売がスタートします。日本ではHighland Designs/ハイカーズデポとモンベル(注2)の2社で取扱いたします。

KOKOPELLI PACKRAFTは後発メーカーらしくALPACKA RAFTとは違うアプローチを採用していると言えそうです。ALPACKAが「シンプル」「軽さ」に軸足をおいているとすればKOKOPELLIは「タフさ」「セーフティー」に舵をきっています。それを顕著に表しているのが「2気室」の採用でしょう。

 

KOKOPELLI PACKRAFTがゴールデンウィーク前についに入荷。

(注3)

====================================

 ニルヴァーナ(w/セルフベイラー) ¥115,000+税

ホワイトウォーターにも対応する1人用パックラフト。ALPACKA RAFTならばアルパカに相当するKOKOPELLIの代表モデルといえるでしょう。船底のロッカーはパックラフトとしてはやや強めですので、ホワイトウォーターでの操作性に効果をもたらしそうです。そしてスプレーデッキを省略するために水抜用ドレインホールをバウ側、スターン側の船底に配置しているので開放的な使用感を味わえるでしょう。また船底にはドレインホールを邪魔しないようにデザインされた着脱可能なインフレータブルフロアが装備。船底の保護に有効なだけでなく、縦方向の剛性もあげています。最大の特徴は前後2気室制の採用。バーストした際にもどちらかの気室は生き残ります。バルブには逆流防止弁が付いているのでラフト本体に空気を入れる際、アナタの肺を優しくいたわってくれるはずです。

重量)4,160g

全長)2,230mm

全幅)950mm

チューブ径)φ270mm

IMG_8128 IMG_8129 IMG_8124 IMG_8123 IMG_8121 IMG_8117 IMG_8118 IMG_8119

重量の面ではALPACKA RAFTには及ばないため、シビアな条件が求められる場合にはまだまだALPACKA RAFTの優位性は動かないでしょう。しかし軽量性よりも安全係数の高さを求める場合は非常に興味深いパックラフトといえそうです。

今年パックラフトを検討されている方はKOKOPELLI PACKRAFTにも注目してはいかがでしょうか。

 

 

注1)アルパカラフト(右)とココペリパックラフト(左)

IMG_8127

 

注2)モンベルとハイカーズデポでは取扱モデルが異なります。
ニルヴァーナ(2気室/セルフベイラー無)
ホーネット(1気室/静水専用モデル)
こちらの2アイテムがモンベルの取扱モデルとなります。

 

注3)ハイカーズデポではニルヴァーナの他に以下のモデルも扱っております。
トウェイン(2気室/2人用モデル/インフレータブルフロア/セルフベイラー無) ¥125,000+税