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軽いって自由。Ultra Light Gears & Dry Foods

Caldera Cone™ Stove System

SPECIFICATIONS
重量 143g

本体 33g
専用アルコールストーブ 15g
燃料ボトル21g
ケース 74g
素材 アルミニウム
展開モデル Snowpeak Tiシングルマグ450用
Snowpeak Tiシングルマグ600用
Snowpeak 900ml用
Evernew Tiマグポット500用
Evernew ULチタンクッカー600(平型)用
Evernew Pasta Pot S用
Trangia Miniセット用
TOAKS チタンポット750NH用
TOAKS ライトポット650用
TOAKS ポット700用

*ほかについては、取り寄せも可。
その他 シマーリング 1500 yen +tax
*形状は微妙にテーパーしておりストレートではありません。ロゴを目安に、上下がありますのでご注意ください。
PRICE
¥5,000 + tax

Review

アルコールストーブや固形燃料による湯沸かしは、ライトウェイト志向のハイカーやトレイルランナーの間でかなり一般的になってきました。気温も高い 無雪期においては違和感なく使用していたアルコールストーブや固形燃料ですが、秋も深まり気温が下がってくるとその使用に不安を感じ始めるハイカーも多い のではないでしょうか。アルコールストーブや固形燃料は絶対的な熱量がガスストーブ等に比べて少ないのは事実(註1)です。そのため、外気温が下がる秋冬 は春夏以上にその熱量を無駄にしない工夫が必要になります。風防は冷たい風からストーブやマグポットを守り、その熱を外に逃がさないための必需品ですが、その究極のカタチともいえるのがこのカルデラコーンです。2010年に発表された冬季用アルコールストーブ、Shara Project エクスペディションストーブがストーブ自体の低温下での燃焼効率を追求したものだとすれば、カルデラコーンは風防の工夫により低温下使用の可能性を広げた道具だといえそうです。

 

  

    <ゴトクを兼用した安定した形状>          <風防の固定方法>

カルデラコーンは風防の両端にあるミゾをはめ込み(右写真)組み立て(左写真)ます。組み立てた風防に対応するポットを装着し(中写真)使用しま す。熱源は専用アルコールストーブか固形燃料となります。この円錐の先端を切りおとしたコーン型の特徴的な形状により、以下のようなメリットがうまれま す。

 

1. 風防に直接ポットを装着するのでゴトクが不要になる(シンプル)

2. 風防の下が広がっているので安定感がある(安定)

3. 風防の上はポットと密着しているので上昇した熱が逃げにくい(熱効率)

4. ポット全体が風防内にあるため底部だけでなく側面からも熱を加えられる(熱効率)

5. 上端が閉じられているため、炎を押さえ込むことができる(安全)

 

熱効率を最もシンプルな方法でたかめる方法だといえるのです。カルデラコーン使用時と未使用時では使用する燃料の量はほとんど変わりません。400mlの水を沸かすのに必要なアルコールや固形燃料の量は大きくは変わらないのです。しかしその燃料がもつ熱量を最大限まで引き出し、かつ短時間で燃焼させるのです。使用状況にもよりますが沸騰までの時間は2/3~1/2程度に短縮されます。さらに、普通のチタンスウインドクリーンが15~20g、アルミウインドスクリーンが30g程度だとすると、30~40g程度のカルデラコーンは重量的にも非常に効率が高いといえるのです。

 

   <キット全体>        <専用アルコールストーブ>

カルデラコーンのキットは、本体の他、専用アルコールストーブ、燃料ボトル、計量カップが付属しており、専用ケースに収まっています。

カルデラコーンは下端と上端の孔によりチムニー効果がおこるため、燃焼効率が高まります。そのため従来の1/2~2/3程度の時間で固形燃料は完全燃焼に近いレベルで燃焼します。そのため固形燃料独特の刺激臭やススが大幅に減少します。これらはそもそも固形燃料が不完全燃焼をしているためにおこる現象です。まだ完全ではありませんが、固形燃料のデメリットを大きく減少させることは確かです。

なおアルコールストーブ使用の場合は付属の専用ストーブの使用を推奨します。カルデラコーン内部の状況が他の風防と大きく異なるためでしょう。他の アルコールストーブの構造では多少、不完全燃焼気味になり、若干の刺激臭が確認できます。もしもお手持ちのアルコールストーブを使用する場合は、換気に十 分に気を配る必要があります。

 

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<専用収納ケースとコンテナコジーでの収納 SP Ti450マグ用の場合>

カルデラコーンはその他付属品とともに、専用収納ケース(左写真)に入っています。直径 9~10cm、長さ20cmとなるそのサイズが多くのハイ カーを悩ませています。高い燃焼効率と軽さが大きな魅力ではありますが、「かさ張る」という理由で敬遠するハイカーがまだまだ多いのは事実です。専用ケースをそのまま使用しての効果的なスタッキングも縦型クッカーとの組み合わせなら可能になります。

軽いけれどかさ張る、この点をどう自分の中で折り合いをつけるかが、カルデラコーン最大の課題なのかもしれません。なおTrail Designsでは2009年から収納性が高いULC(UL Caldera Cone)という新たな風防も販売しています。しかしこれはT's Stoveで2007年から既に販売されているTiペグゴトク風防と同じものになります。

静かな冬のハイキングが楽しめる標高1000から1,500mの近郊の低山。積雪は少ないものの、気温が氷点下になるのは当たり前です。そんなハイキングでもアルコールストーブや固形燃料の可能性をトライしたい、というハイカーにとっては最も取り組みやすい低温下での方法であることに間違いはありません。

註1)冬でもアルコールストーブの使用は可能です。このカルデラコーン以外にも冬季用アルコールストーブも発表されています。しかし多人数の食料 の調理や雪を溶かしての水づくりなど、2、3人パーティーでの行動ならばまだまだガスストーブやガソリンストーブの優位性が高いといえます。

低温下でも着火しやすいのがアルコールのメリットですが、まだまだその冬季の実践については多くのハイカーが試行錯誤している状況であることを理解ください。

 

Simmer Ring

付属のアルコールストーブの火力を抑えるために使います。これを使うことでアルコールストーブでは今までできないと思われていた調理ができるようになります。白飯の炊き方はカルデラコーンとご飯炊きを参考にして下さい。

price : 1500 yen

weight : 3.5 g

material : Titanium

*上下がありますので、ロゴを目安に注意して被せて下さい。

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