タープやシェルター等を好むハイカーにとってペグは必需品といえます。（慣れてくるとペグさえ持たないというULハイカーもいますが。。。）いくら シェルターが軽くても、ステイク、コード等をあわせると意外に重量はかさんでいくものです。たかがペグの重量というなかれ、大事なのです。 しかし、軽量化をするとピンタイプになったり、ストレートタイプになるため抜けやすくなるのも事実です。そこを工夫して石を置いたりすれば十分通用しますが、それでもペグに抜けにくさを求めたいのが人心というものでしょうか。

ヒモを除く重量は約11g。もともと比重ではアルミより重いチタンなので、これだけの表面積を求めると、アルミのピンタイプよりも重くなってしまい ます。それ でも、緩い地面での安定したホールド感は頼りになります。一見薄く頼りなく思えますが、そこはチタンの特性である粘りの強さが効いて簡単に曲がったりはしません。

また、表面積が大きいので抵抗も大きくなります。手の力だけで刺せたらラッキーです。石等を使ってしっかりと深く打ち込むようにして下さい。たまに 途中までしか刺してない人がいますが、であればピンタイプが深く入っている方が効果的です。また、引っかかる場所が多いので、小石の多い地面等では刺しに くいかもしれません。 軽量化をしつつも風に対しての強さを求めるひとや、やっぱりVペグの安心感をというハイカーは数本混ぜると良いのではないでしょうか。