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軽いって自由。Ultra Light Gears & Dry Foods

Gnu Cape

SPECIFICATIONS
重量 総重量 115 g(実測値)
 本体:110g
 収納袋 5g
*誤差あり±5%
素材 本体:20dn シルナイロン
補強布:150dnダイニーマグリッドストップナイロン
サイズ&カラー ワンサイズ

カラー:Robbin Egg Blue
    Deep purple
PRICE
¥10,000 + tax

Review

ハイカー“Gnu”のアイデアGnu Shelter が転じて棚ぼた的に誕生した『Gnu Cape ヌーケープ』。元アイデアのシェルターよりも先駆けて登場です。

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カラー:Robbin Egg Blue

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カラー:Deep Purple

 

近年、超軽量なレインウェアが続々と登場している中で、どうしても存在感が薄れているレインポンチョ&レインケープ。日本のUL発展期の2009年前後には、ウルトラライトハイキングのレインギアの代名詞でした。

アウトドア用のポンチョはもともと軍の払い下げ品にあるポンチョタープがベースとなっていることが多いので、レインギアだけというよりはタープ、バックパックカバー、グラウンドシート、ビビィとして活用できるユー ティリティーさが特徴です。そのポンチョタープは「タープとして使える最低限のサイズ」(*240cm*150cmというのが1人用タープの平均的なサイズ)というのを基準にしています。しかし175cm以下のハイカーにとっては丈が長すぎるし体周りに余っている部分も多く、登り下りの際に足元が見えにくく裾を踏みそうになったり、風が強い時に煽られたりすることもあります。そのためポンチョタープは、ポンチョとしては丈が長過ぎるようです。かといってポンチョとして使いやすいサイズで設計するとタープとしては小さすぎるのです。要するにアウトドア用のポンチョの場合は、あくまでタープとしての使用が前提になります。

むしろ、雨具として重宝するのがレインケープ。ユーティリティーさではポンチョに劣りますが、バックパックカバー(30L前後のバックパックならばまず問題なく覆えます。)としては十分に使用できかつ軽い。日常使用も兼ねて梅雨時や秋の長雨の時期にはバックの中に入れておいても便利です。風が吹き上げる稜線上では使用に工夫が必要ですが、森林限界下ではレインジャケットよりも手軽に脱ぎ着ができます。

いまでは山のレインウェアといえばGORE-TEX®に代表される、防水透湿性素材を使用した上下セパレートのレインスーツ。上下別でそろえるものもあれば、セットになっているものもあります。これ以外はあり得ないかのように言われていますが、まだほんの昔1970年代までは日本の山でもポンチョが雨具として使われていたのです。

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「登山教室1  計画と用具」細田充 1978 山と渓谷社より

この書籍が書かれていた当時、夏山の死亡事由で多かったのが凍死です。ですので決して大丈夫というわけではありません。文章内でも、下半身が濡れてしまうことや行動が制約されることを注意しています。それと同時に、夏場に涼しいことや低山など森林限界下での有用性にも言及しています。今も昔も様々な選択肢の中のひとつだということです。

近年レインケープはほぼ全て失われてしまいましたが、その元になっているのが「INTEGRAL DESIGNS シルコートケープ」です。ケープは肩がドロップしていて、服と同じようなシルエットになっています。そのおかげで生地面積は小さくても手がすっぽりと覆えるようになっています。(写真/下)

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レインケープと似たような形状のものがSea to Summit からUltra-Sil Nano Poncho という名前でリリースされています。ポンチョは四角い布の中央部分に頭が出るようなシンプルなデザインです。ULポンチョはそれを着やすく小さくした形状のため、着るものとしては手落ちの部分も多いのです。写真を見ると分かりやすいのですが、ポンチョは形状が肩から真横に出ているため腕を下げると長さが足りなくなり腕がでてしまいます。作りも全体に大きめで、スタイルはケープのようですが、これは着る用に作られたポンチョです。サイズ的には足りないところもあるものの、表面をシリコン、裏をポリウレタンでコーティングした防水生地を使用しているので耐水性も高く、シートとして使うことも可能でしょう。

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ケープに似てても基本はポンチョ

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袖が結構出てしまう。モデル身長175cm

ヌーケープは肩がドロップしていて、手まで十分にすっぽりと覆います。左右に二箇所ずつスナップボタンが付いていて、風が吹いた時などのばたつきを止められるようになっています。そのスナップボタンの位置は前後でオフセットされており、スナップボタンを止めて腕を振っても生地が突っ張らず、バックパックを背負ったまま被った時にも背中側が無理なく膨らむように考えてあります。フロントはわざとストレートにカットされており、足元も見やすくなっています。後ろ側は十分に長いのでバックパックを背負っていなければ足元をしっかりと覆い、バックパックを背負っている時はバックパックカバーとしてバックパックをしっかりと覆えるようになっています。(*30L前後まで)

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前面はすっきり。足元も見やすい

 

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手が出ないけど出しやすいように気を使った長さ

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オフセットされた絶妙な位置のスナップボタン。背面は長くゆったり

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首の後ろにはギアに付けられるHighland Designs白タグ

生地は20dのシリコンコーティングミニリップストップナイロン。諸事情により、Trail Bum® CTタープと同じものです。非常に柔らかで肌触りが良いのが特徴です。防水生地ではありませんが、撥水性に非常に優れていますので、体に密着し圧力がかかるようなことがなければ問題なく雨を防ぎます。

重量はスタッフサック込みでたったの115g。スタッフサックが約5gなので、本体は110gです。コンパクトな設計とはいえそれなりの生地面積を使っていますので、かなり努力した結果の軽さだと言えます。確かにもう少し頑張って100g!という声も聞こえてきそうですが、これをあと10g削ろうと思ったら、生地を10%ほど切らなければなりません。それがどれほど大変なことかはご考慮いただければと思います。

フードには補強付きのツバも付いていますので、帽子を被らなくても視界を妨げたりしませんし、目の周りに雨が当たるのを防いでくれます。

今までのケープの場合、傘と組み合わせての使用やロングゲイターとの組み合わせが主でした。ですがそのそもレインケープはウェアなんでしょうか?間違いなく雨具ではありますが昔の重たいポンチョなどと違い、ヌーケープの軽さや収納の小ささを考えると、傘などと並列にレインギアとしてプラスワンに、例えば傘の代りに持っていくという選択肢もあって良いと思うのです。
雨の日のテントから出る時にジャケットだけ羽織って出るとパンツが濡れてしまいますよね。そんな時もケープなら足元以外の大部分を覆うことが簡単にできます。外で用を足す時なんてなおさら。そのためにレインパンツも履くのが億劫にかんじます。ですがケープなら座ってしまうと用を足すのも隠れますし、寒さもしのげます。もちろんレインスカートやAxesquin アメノヒ2.5も同じように使うことはできますが、この軽さ、この小ささには敵わないでしょう。

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収納袋の大きさは長さがおおよそ11cm

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直径はおおよそ7cm

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圧縮すればさらに小さく

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