<< 一覧へ戻る

Minimo Quilt II(2018年度受注終了)

SPECIFICATIONS
重量 240g±5%(実測平均値)
*湿気による誤差考慮
素材 羽毛:810FP UDD加工
羽毛量:130g
生地:10d*7d シレ加工 マイクロリップストップナイロン
サイズと構造 全長:約170cm
首幅:57cm
フットボックス底面:幅21cm*高さ21cm
構造:シングルキルト
対応温度域 参考適温/13℃前後
*ミニマリスト向けの為、使用可能温度域は使用者に委ねます。
PRICE
¥38,000 + tax

Review

Minimo Quilt は年に一度、注文をお受けした分だけの生産となります。

  • 受注特別価格 36,000円(消費税、送料、代引手数料込み)
  • 受付期間 2018年4月24日(火)まで
  • お渡し予定 5月中旬から6月上旬にかけて順次
  • 入荷次第、代引き(着払い)にて発送いたします。
  • ご注文受付期間が終了してからのキャンセルについては一定のキャンセル料をいただきます。
  • 販売についての詳細はこちらのページ。またはこのページの最後をご覧ください。

*2018年度分の受注は終了いたしました。次回は2019年春を予定しております。


『TJAR トランスジャパンアルプスレース』に出場を目標とする顧客からの要望をきっかけに開発した超軽量のスリーピングバッグ「Minimo Quilt II」

  • 重量 240g ±5%(実測平均値)*湿気による誤差考慮
  • ダウン量  810FP  130g  UDD加工
  • 全長 約170cm、首幅 57cm、フットボックス底面 幅21cm*高さ21cm
  • 10d×7d シレ加工 ナイロン、シングルキルト構造
  • カラー 表地:Algiers Blue 裏地:Spiced Apple
  • 参考対応温度 適温:13℃前後 *ミニマリスト向けの為、使用可能温度域は使用者に委ねます。

写真順に フロントサイド/バックサイド*バンジーコード、コードロックは付属していません。

 minimoII_2 minimoII_10_1

“とにかくもっと軽く、もっと小さくして欲しい”

それはハイランドデザインの制作コンセプトからは本来外れるものでした。ウルトラライトハイキングという手法は、軽さを求めることには変わりませんが、それはただ道具の軽量化ではなく「簡素(シンプル)になるからこその軽さ」であるべきと考え、それがハイカーズデポで扱うアイテムに反映されています。しかし、ミニモキルトには自分達自身にとってもチャレンジとなる「軽さの追求」を目的としたスリーピングバッグを作りました。
当初、私達はもっと風変わりなスリーピングバッグができるのではないかと考えていました。ところが、出来てきたものは、私達の考えている以上に汎用性のあるスリーピングバッグでした。それから5年。

2018年、新たなデザインになり、名称は「Minimo Quilt II  ミニモキルトツー」になりました。

 

デザインを一から見直した新しいミニモキルト

従来のミニモキルトでは生地の変更など軽量化に向けての模索をしてきました。その中で軽さと価格上昇の比較などの結果生地の変更を見合わせたりという安定しない動きもありました。 しかし、ミニモキルトの「軽く、小さく」というミニマルを求めることの先には価格上昇を避けられないという現実もあり、再び軽い生地を使う選択をすることを決めました。ですがそれだけでなく「もう一歩先へ軽くするために、快適性や汎用性を失っても無駄を省こう」と考え、一からデザインを見直すことにしました。

以前から予想をしていた通り価格の上昇もともない、これによって「実際に使いたいと考えている使い手に届きにくい」状況にはなったと思います。それは残念な思いであると同時に、「もっと軽くて小さくて暖かい寝袋」を求めるユーザーにとって最適なものに近づいたと思いますし、Highland Designsとしても自信を持ってお勧めできるものになりました。

旧モデルを見直す中で、削れるところはない、と思っていたデザインですが、それは従来のキルトのパターンの中で思考が縛られていたからでした。シンプルな構造であることが軽さへの道だと思っていたからですが、そうではなくもっと体の形状に合わせたものにすることで軽量化ができないかという観点から、新たなミニモキルトへのデザインが始まりました。

結果的にたどり着いたのは、Highland Designsのダウンバッグに似たシェイプされた形状だったのです。

従来は価格上昇に直結しやすい製作工程の関係を考慮したシンプルなデザインだったのですが、その分直線的であったので、無駄を削っていながらも狭いところやまだゆとりが残っているところなどがありました。その代表的なパーツが背中にある羽毛の入っていない「ヒダ」のような部分です。今回の見直しでこれも不要となりました。

デザインをもっと曲線的に体のラインに合わせたことで、従来よりも無駄なスペースはないのに、狭く突っ張る部分もないものになりました。かといってこれが複雑な構造かといえばそうではありません、大きく分ければ3パーツにしか別れていませんので、むしろパーツ数としては減ったことになります。しかし技術的には曲線を縫うという難しいものになり工賃の上昇に繋がりました。

このことにより、重量は実測値で240gとなります。従来と比較して30〜35gほどの軽量化となります。生地だけを軽くしたとしても20g程度の軽量化ですからデザイン面での軽量化が大きいことがわかります。ダウン量が130gですから、それ以外の重さが110gしかないというのは、寝袋という非常に大きな生地面積を必要とする道具としては驚異的な軽さと言えます。

曲線的なシェイプデザイン

最初期のサンプル作成時、一度はギリギリの細さまで削り取ってみました。“えんぴつ”の様に足元の細さが協調されたものになり、すでに最終形を見ているつもりになっていました。しかし、より良く軽くなるデザインはまだあったのです。

デザインを曲線的に体のラインに合わせたことで、膨らむべきところはしっかりと膨らみ、従来よりも無駄なスペースがなくなり、ダウンが偏りにくくなりました。旧モデルよりも密着度が高いので、空気の対流が起きにくく、熱が逃げにくいので保温性が上がると考えられます。

変化の中でも特に肩周りの膨らみは顕著です。ダウンジャケットでも潰れやすい肩周りが見事に膨らんでいます。首元や肩周りをしっかり保温するだけで寒く感じにくくなります。

minimoII_6

この肩の膨らみに大きく関係しているのが首回りの細さです。ボタンを止めた状態で頭がギリギリ通るくらいです。ダウンジャケットの首回りの太さを参考に、気持ち広めの大きさにしています。調整のコードもつけていますが首の太い人ならほとんど不要でしょう。使いづらさを感じなくもないですが、冷気が一番侵入しやすい入り口を細くしたことで、無駄も削れましたし保温効果も上がりました。

minimoII_13

それから上半身部分はどうしてもダウンの偏りが出やすかったのですが、旧モデルよりも狭くなるところは狭くなり、その分のダウンが集まったことで偏りが少なくなりました。綺麗に全体に膨らみが出ています。

足元は一見わかりにくいのですが、上下で異なる向きのパターンにより緩やかな立体構造のようになり、ダウンが下に偏りにくく、足の傾きに合わせた形状で収まりが良くなりました。

minimoII_15minimoII_16

寝るための作法

寝袋自体にあるていどゆとりがあれば、無理して難しい曲線のデザインにしなくても軽さと機能性は得られます。しかし細くなるとそうはいきません。ですので、旧モデルには快適に寝るための工夫がたくさんありました。

ところが新たなミニモキルトII にはさほど工夫がありません。そのままでも体に適度にフィットしますし、隙間ができにくいからです。とはいえ癖が強いデザインであることは間違いなく、寝るときの作法、というか、順序を考えなくてはなりません。

1、足を入れる。
2、スナップボタンを首の後ろで留める。体が硬い人は先にスナップボタンを付けてから頭を通す。
3、肩に掛ける。
4、横になる。

記載してみると単純なのですが、実際に手に取ると最初は少し戸惑ってしまう方もいるようです。そんなに何パターンもあるわけではありませんが、上記も参考に、自分なりの使い方も模索してもらえればと思います。

新たなデザインでフィットしやすくなったとはいえ、もっと密着させたい場合もあるでしょうし、ずれにくくしたい状況に対応する方法もあります。従来のキルトでは横方向に一列または二列というように平ゴムを付けて密着させる方法をとってきました。もちろんその方法でも良いのですが、新しい使い方をご提案します。
下の写真を参考にしてください。片側4か所、両側で8か所と今までの倍の数がついています。ここに写真の説明のようにU字になるようにバンジーコードを付けます。直接体の真ん中に当たらないので平ゴムでなくても問題ないでしょう。写真では丸いバンジーコード2mmと2mmロープ向けコードロックを使っています。長ささえ足りるようであれば髪を結わく丸ゴム紐は柔らかくて当たりが優しくて良いですが、縮む力が弱いのが今回の使い方には難ありといえます。

minimoII_12_1 minimoII_11_2

手順としては、上記の1〜4で寝てから体の下(腰あたりでしょうか)でコードロックを引きます。そうすると全体的に寝袋が密着してきます。首回りも締まってきますので引きすぎたようであれば緩めましょう。

寝袋は密度を高めることで暖かくなります。体の細い人は隙間ができて寒く感じやすいということがあります。ですが背中側のループを使って密着させることで温かさを増すことができます。これはキルトデザインだからこそできることだと思います。

minimoII_14

目指す重量はスリーピングバッグカバー

重量は本体のみで 約240g。最低使用温度を約10℃と考えたとき、現行で出ているスリーピングバッグの中で最軽量のうちの一つとなります。

山岳マラソンランナーやミニマリストハイカーの中には軽さとコンパクトさを優先するために、スリーピングバッグカバー(またはビビィ)単体での使用を優先する人達も多くいます。しかし決して暖かいものではありません。沢屋やミニマリストにその感想を聞くとたいていの場合「大丈夫」という答えが返ってきます。ですが「温かい」 とは言いません。

保温とは「断熱」と「遮熱」の複合で発生します。エマージェンシーブランケットに代表される遮熱効果を狙ったスリーピングシーツも出ていますが、断熱層がないので、継続的な温かさを保持する為には着られるものは全て着て、シーツとの間に空間を作り出すことが必要になります。もしどちらかしか無いのだとすれば断熱性を優先した方が温かく感じやすいでしょう。
しかし、断熱性を優先しすぎてかさ張れば重くなりがちです。ミニマリストがスリーピングバッグカバーやスリーピングシーツを使う理由は小さくなるからです。そして、薄い生地であれば、軽いからです。

本来スリーピングバッグカバーとビビィは異なる道具でした。スリーピングバッグカバーとは日本独自進化の道具。ビビィは世界に広く流通する基本1人で使う最低限の空間を確保したビバーク用シェルターのことです。ビビィはビバークテントでもなく、スリーピングバッグカバーとも異なるものでしたが、近年のビビィ軽量化に伴いスリーピングバッグカバーに類似するものも増えてきました。

以下でスリーピングバッグカバー(またはビビィ)を比較してみます。

a mont bell ブリーズドライテックULスリーピングバッグカバー カタログ値 200g
b finetrack エバーブレス スリーピングバッグカバー カタログ値 280g
c SOL エスケイプビビィ カタログ値 241g
d SOL エスケイプライトビビィ 実測値 148g

a の場合、確かに軽いのですが2層構造のため単体使用はしづらいですし、遮熱性も乏しいため、保温性がほぼ無いと言って良いで しょう。入ると温かく感じるのは、遮蔽性による内部の蒸れから起こる現象です。ここでの詳細説明は省きますが「VBL ヴェイパーバリアライナー」などに見られる「高湿度での保温効果」による温かさですが、透湿性のある素材などで中途半端に行うと湿り気による冷えの方が大きくなってしまいます。収納性には優れているため、比較した中では最小サイズの収納です。面積の大きさを考えるとこの収納力の高さはメリットと言えます。

bの場合、3層構造のため単体使用も可能になるのですが、重さがデメリットになります。上記参考アイテムは3層構造の中では最軽量の一つになりますが、通常3層構造防水透湿素材を使ったスリーピングバッグカバーは 300g以上400g前後といったところでしょう。そうなると通常の夏用寝袋と重さに差が少なく、あまり良さが見えてきません。保温力もaよりはましな程度で構造上保温力は無いと言えます。3層で裏地がある為、結露が起きるのを防ぎ透湿運動を助けます。そのため数値では測れない部分も含めもっとも快適に使えるといえます。

cの場合、アルミ蒸着されているため、遮熱効果が高く体温の約70%を反射します。とはいえ、断熱性が無いため生地が肌と密着する場所は外気に触れているのとほとんど変わりません。ですが上記3点の中では商品の特性上からも、単体使用するのにもっとも適しているとは言えます。これに使用されている「タイベック」などと同じ不織布を使用した防水透湿素材は耐久性が低く、嵩張るため収納性がよくないです。上記の中ではもっとも大きな収納サイズになります。

dの場合、圧倒的な軽さです。ですが、簡単に言えば作りが小さいから軽いのです。ですが単体で使用するには十分な大きさがあります。エスケイプビビィと同じ素材で作られていますが、平面構造でシンプルな作りのために、ここまでの軽量化が可能になっています。容積は小さく、寝袋と組み合わせてのビビィとしては不十分な大きさです。同様に遮熱効果は高いですが、断熱性はありません。

スリーピングバッグカバーは確かに軽いのです。ですが総じて断熱性はありません。着用するもの次第になるので、組み合わせは自由になりますが、衣類というのは構造が複雑なので重くなりがちです。組み合わせが必要になれば荷物は大きくなります。軽量化やコンパクト性を考える人にとってスリーピングバッグカバーは本来不向きな道具なのです。

想定している気温と軽量寝袋の比較

Minimo Quilt の重量240g は上記のカバーやシーツなどに匹敵する軽さです。そして同程度の保温力のあるスリーピングバッグの中では最軽量のうちの一つでしょう。

ミニモキルトは基本的には「夏を中心とした温暖な時期の為の寝袋」です。そこで対応温度の目安を約13℃、最低使用温度で約10℃としています。
他メーカーの寝袋でダウン量 130gのものだと、最低使用温度を8℃前後に設定しています。ミニモキルトの場合、気室の空間は通常の寝袋よりも小さく、背中側を思い切って排除したキルトデザインにして上側に集めているため、最低使用温度は8℃より下でも暖かく感じられると推測できます。しかしミニモキルトはミニマリストハイカーやレーサーの使用を考えているため、実際に使用する気温と設定値が合わなくなることが想定されますので、あくまでも「目安となる気温」と考えています。

旧モデルの時の参考使用例ですが、サンプルを9月の北アルプスにてユーザー(トレイルランナー)に使用してもらったところ、ある程度密閉性のあるシェルター(ツェルト等)と併用で十分に過ごせたとの報告があります。気温は10℃以下、5℃未満。併用した保温着はインナーダウンジャケットのみとなります。この時よりは保温力が上がっていると考えられます。

次は他メーカーの軽量スリーピングバッグと比較してみます。

1 ISUKA エア130X カタログ値 300g ダウン量 130g 参考使用温度 8℃
2 mont bell アルパインダウンハガー900 #5 カタログ値 461g ダウン量 200g 快適温度 8℃
下限温度 3℃
3 finetrack ポリゴンネスト2×2 カタログ値 360g 化繊シート上下2枚ずつ使用 下限温度 11℃

2の場合、ダウン量はミニモキルトの1.5倍と多いのですが、上面には120g程度のダウン量だと考えられます。そうすると、ミニモキルトとほぼ同じ温かさと言えますが、重さの面では200gほどの軽さのアドバンテージが取れます。

3の場合、化繊とは一概に比べられないのですが、温度域や重さから見てもミニモキルトの方に分があると言えます。また湿気の対策についてはUDDにすることで、化繊のもの特にポリゴンのようなシート上のものまでとはいきませんが、乾きやすく湿気を帯びにくい効果が得られています。

「掛け布団」のような「キルト」という寝袋

ハイランドデザインの寝袋の定番、「キルトスタイル」(ここではお布団の意味)。単に不要なものを排除しているわけではありません。それで十分だからです。フードはありませんが、家の布団にはフードもついていないし被ることもないです。袋状にもなっていません。寝袋が袋なのはスリーピングマットが無かった時代の名残。もちろん季節によっては意味がないとは言いません。ですが今では敷き布団の代わりにマットがあると考えてもらえれば良いのです。

フードがなくても困りません。たしかにフードがあると温かいです。しかし冬の間、暖房を消せば家の室内でも10℃前後まで下がりますし、一桁台に下がることもあるでしょう。けれども家でフードを被って寝ることも帽子をかぶって寝ることもほとんど無いと思います。それよりは、ニット帽をかぶれば温かいですし、起きている時でも使えます。もしくは、使っていない衣類を頭や首に巻くなどしても保温することは可能です。一つの道具で様々な状況に対応できるものを選ぶことは軽量化にも繋がる考え方です。

開いているのが気になる背中側ですが、羽毛を背中側に敷いても寝たらほとんど潰れています。掛け布団を敷布団として使わないですよね。例えば家庭用の敷き布団はつぶれにくくするために、ウールや綿などコシのある素材を使っています。ですので少なくとも3シーズンに限って言えば、背中側はスリーピングマットで十分な保温性を確保することができます。

キルトスタイルは「軽くするために削った」のではなく、「必要なものだけに戻した」結果のシンプルな布団的スタイルといえます。それは「一つの道具で機能を補い合うという考えが軽量化に繋がる」というハイランドデザインの思いとマッチするのです。

軽量化のためのシングルキルト構造

シングルキルトとは「つぶし縫い」のこと。ボックスキルトとは「箱縫い」のことです。ボックスキルトにするとコールドスポットが理論上なくなるので保温力は一気に高くなります。ですが、箱状にするために生地が増えて重くなります。ですので、ダウン量や使用する目的、目標とする季節と温度帯などを考え適切に選ぶことが必要です。

ミニモキルトの場合は、シングルキルトが適していると考えました。構造がシンプルになり軽量化が可能です。コールドスポットはできますが、使う季節や温度域を考えれば十分で、ボックスキルトにしてダウン量を減らすという方法をとる必要もないと考えました。

もしコールドスポットの補うのであれば、ビビィシートやスリーピングバッグカバーなどの併用も考えられます。例えばレースによってはビビィなどがレギュレーションになっていることもあります。その場合せっかく持っているのならば使わないのは勿体無いです。こういった組み合わせを考えることで想定の温度域を広げることも可能です。

羽毛量と羽毛の品質について

夏中心を想定している他メーカーの軽量3シーズン用スリーピングバッグは羽毛(ダウン)量が300g前後のものがほとんどですが、ミニモキルトのダウン量はその半分以下の130gとなっています。全体に細いシェイプの為、ダウンの封入スペースが狭くなり、密度が上がることで保温力の上昇も狙える為、少ないダウン量に軽減しても保温力を高めることが可能だと考えます。

密度が高まったとはいえ、多くないダウン量のロフト低下を防ぐために、810FPの超撥水加工を施したダウン『UDD ウルトラドライダウン』を採用しています。*UDDの詳しい説明はこちらのページを参照して下さい。

 

スタッフサックについて

本体と同じ生地で小型のスタッフサックが付属しています。重量は10gほどですので十分軽いですが、もっと軽くしたい、別の機能を付加したいという好みに合わせてスタッフサックを考えることは、無駄の少ないパッキングにも繋がります。自分のバックパックに合わせてスタッフサックも自由に変えてベストなパッキングを探して欲しいです。

以下では軽さにこだわり、HMGのCFスタッフサックを参考にスタッフサックのサイズと収納性の比較をしています。自分のスタッフサック探しの参考になればと思います。

【case-1】できるだけ小さいサイズ

この場合、袋の容量は1.5Lを目安にしてください。入れるのにかなり力を使いますので、手の力の弱い女性などは避けた方が無難でしょう。現実的にギリギリのサイズだと思います。形を変えられる余裕がなくなるので固形に近い収納になります。収納サイズは小さくなりますが、収納性(収納しやすさ)は著しく落ちるでしょう。注意が必要です。

ex: HMG キューベンファイバースタッフサック Sサイズ 17cm*25cm  6g(詳細はこちら
*素材は水を含みませんが防水ではありません。
**写真は旧ロゴです。

minimo_refined_6_1*iPhone SE とのサイズ比較

【case-2】ちょうど良いサイズ

この場合、袋の容量は2.5L〜3Lを目安にしてください。それほど力を使わなくても無理なく入れることができるサイズでしょう。多少は形状を変化させられる余裕がありますが、隙間に入れられるほどではありません。収納サイズ、収納性ともにバランスのとれたものと考えられます。

ex: HMG キューベンファイバースタッフサック Mサイズ 21cm*30cm  8g(詳細はこちら
*素材は水を含みませんが防水ではありません。
**写真は旧ロゴです。

minimo_refined_6-2*iPhone SE とのサイズ比較

バックパックの中では十分な防水性のある EXPED/コードドライバッグUL(Sサイズ 13g)も同サイズとして使えます。(詳細はこちら

【case-3】ゆったりサイズ

この場合、袋の容量は6L〜8Lを目安にしてください。かなりゆったりと入れられるので、雑な入れ方でも簡単に入ります。形状が比較的自由に変わるので、薄い隙間でも入れることができる可能性が生まれます。収納サイズこそ大きいですが、場所形状の制約が少ないので収納性は高いと言えます。他の寝具類をまとめることも可能です。

ex: HMG キューベンファイバースタッフサック Lサイズ 25cm*34cm  10g(詳細はこちら
*素材は水を含みませんが防水ではありません。
**写真は旧ロゴです。

minimo_refined_6-3*iPhone SE とのサイズ比較

バックパックの中では十分な防水性のある EXPED/コードドライバッグUL(Mサイズ 15g)も同サイズとして使えます。(詳細はこちら

 


ミニコラム

山岳マラソンとミニマリスト

「marathon マラソン」とは、長時間の耐久活動または競技を意味します。山岳マラソンとは、それを山岳エリアで行うので、一般にトレイルランニングやもちろんランニングとは大きく異なる部分が多いです。その違いの中には寝泊まりの道具を背負って、数日間に渡りレースをするという点があります。その為に山岳マラソンをする人達は出来る限り荷物を切り詰め軽量化と同時に小型化を目指します。
山岳マラソンはなにも競技だけではありません、昔から軽量化を図ってスピードハイクを楽しむ人達は多くいました。それを今は、「ファストパッキング」や「ファストパッカー」と言うこともあります。その中にはウルトラライトハイキングの手法を取り入れ軽量化するのはもちろんのこと、パッキングバランスを良くする為に軽量化よりも小型化を優先する人がいます。
バックパックの小型化を優先する人達を「Minimalist ミニマリスト」と言います。ミニマリストの代表格は沢屋(沢登りフリーク)、渓流釣り師たちでは無いでしょうか。藪漕ぎや細かいアップダウンなど、出来る限りの小型化をすることでバランス良く歩いたり行動することが可能になるからです。
ウルトラライトハイカーはシンプルさや軽さを考えますが、存外大きさにはこだわらない所があります。ところが、ミニマリストは小ささが大きい判断基準となります。例えばスリーピングマット。軽くて丈夫なのはクローズドセルに代表されるロールマットですが、かさ張りはどうにもできません。対してエアマットは軽量かつコンパクト。特に近年、エアマットの軽さはクローズドセルなどのロールマットに迫り、再び脚光を浴びています。

そういったことから考えると、ミニモキルトは名前の通り「ウルトラライトハイカー」よりも「ミニマリスト」に向けたアイテムなのかもしれません。

 



販売について

*2018年度分の受注は終了いたしました。次回は2019年春を予定しております。

ご注文をお受けした分だけしか作らない、受注生産の商品となります。

当店として通常つける価格ですと 41,040円(消費税込み)になりますが、受注生産という状況を踏まえ特別価格でご提供しております。

 

受注生産価格)

36,000円(消費税、送料、代引手数料込み)

受付期間)

2018年 4月24日(火)まで

お渡し予定)

5月中旬から6月上旬にかけて順次

お支払い方法)

入荷次第発送。佐川急便「代引き(着払い)」のみとなります。

ご注意点)

  • お引き渡しは「代引き」のみ。送料、代引手数料は代金に含まれております。
  • 銀行振込でのご対応。受付期間終了後のキャンセルについてはお断りいたします。
  • 生地の変更やダウンの追加などを含むカスタムオーダーはお受けできません。

ご注文方法)

  • 店頭・メール・電話またはFAXにて承ります。お名前、ご住所、お電話番号を必ず明記ください。