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奥多摩情報~積雪とツキノワグマ~
2015/01/05
今シーズンの冬は12月以降、毎週のように寒波が到来しているため日本海側と北日本では十数年ぶりという大雪に見舞われている地域が多いですね。
晴天率が高い関東ではイメージがわきにくいかもしれませんが、各地にでかけられる場合は現地情報の収集と雪対策をお忘れなく。
晴天率が高い関東ではイメージがわきにくいかもしれませんが、各地にでかけられる場合は現地情報の収集と雪対策をお忘れなく。
奥多摩情報【2015.01.05】
今シーズンの冬は12月以降、毎週のように寒波が到来しているため日本海側と北日本では十数年ぶりという大雪に見舞われている地域が多いですね。
晴天率が高い関東ではイメージがわきにくいかもしれませんが、各地にでかけられる場合は現地情報の収集と雪対策をお忘れなく。
そんな奥多摩も12月中旬以降はちょっとした「雪山」です。
【積雪状況】
標高1500m以上では常時積雪あり。
石尾根、長沢背稜の尾根上で積雪は10-20cm。雲取山山頂で20cm程度とお考えください。
沢をトラバースする巻道は凍結箇所も多いので、クランポン類はお忘れなく。
【ツキノワクマ情報】
すでにツキノワグマは冬ごもりの時期にはいっておりますが、冬ごもりしない個体や冬ごもりに失敗する個体もいます。2014年11月末時点の集計で例年20件程度の目撃情報が47件に増えています。ハイカーの増加が目撃例の増加につながっている可能性もありますが、例年以上にツキノワグマの目撃例が多い年だったことは頭においておきましょう。また10月以降でも20件近くの目撃例が報告されています。冬はツキノワグマは冬ごもりしているから大丈夫、とは安易に考えないようにしましょう。
*積雪、登山道情報などについては奥多摩ビジターセンター(0428-83-2037)を積極的に活用してみてはいかがでしょうか。