イベントリポート

はじめてのUL 2018〈秋〉アフターリポート

2018/11/07
勝俣隆
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「はじめてのUL」第六回目のアフターリポート。開催は2018年11月。「はじめてのUL」とはHiker's Depotのが主催する、スタンダードなウルトラライトなテクニックを学び、自分らしい山登りのスタイルを探るワークショップです。

はじめてのUL 2018〈秋〉アフターリポート

記事:Ryu "Loon" Katsumata

 

「はじめてのUL」は、スタンダードなウルトラライトなテクニックを学び、自分らしい山登りのスタイルを探るワークショップです。ULハイカーになることを押し付けるものではありません。パフォーマンスを阻害しないような軽量化が、多くの人の目標だと考えています。

一グラムを削るために苦労したり我慢するのも、ULハイカーなら楽しむのだと思いますが、そういう人は稀ですよねー。

講師は、Hiker's Depotオーナーの土屋智哉。

そして、Hiker's DepotきってのULおじさん「べーさん」。


過ごしやすい11月らしい週末に開催された「はじめてのUL」。和やかな雰囲気の中、楽しい時間を過ごしました。

参加されるかたも、トレイルランナーから冬山経験者、つい先日山歩きをはじめたばかりの人と言った豊かな顔ぶれ。しかし、山や自然を軽やかに歩きたいという思いは同じで、夕食講座から続く夜の懇親会も山話に花が咲きました。秋の夜長のコーヒータイムは心地よいですね。土屋はすっかりご機嫌になり「大丈夫おじさん」と化してました。

ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。スタッフの二人も豊かな時間が過ごせました。

「はじめてのUL」では過度な軽量化を目指すものではなく、快適に山を歩き、山で食べて、山で寝る…そんな楽しみ方を目指す方々のハードルを少しでも下げたり、なくしたりすることを目標にしています。今回の方々の荷物は、食料、水を抜いて、約3.5キロ〜4キロほどでした。
もちろん、極限まで削りたい方はハサミを持ってご協力しますよ。

次回は来年の春かしら。ご興味ある方はお店に来る際にでもご相談ください。


【PHOTO Gallery】

勝俣隆

書き手勝俣 隆

1972年、東京生まれ
ULハイキングと文学、写真を愛するハイカー。トレイルネームは「Loon(ルーン)」
アパラチアン・トレイルスルーハイクののちハイカーズデポ スタッフへ。前職での長い北中米勤務時代にULハイキング黎明期の胎動を本場アメリカで体験していた日本のULハイカー第一世代の中心人物。ハイキングだけでなく、その文化的歴史的背景にも造詣が深い。ジョン・ミューアとソローの研究をライフワークとし、現在は山の麓でソローのように思索を生活の中心に据えた日々を過ごしている。2016年以降、毎夏をシエラネバダのトレイルで過ごし、日本人で最も彼の地の情報に精通しているハイカーと言っても過言ではない。著書に『Planning Guide to the John Muir Trail』(Highland Designs)がある。

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