テント選びでは重量や広さ以外にも検討要素が多く、自分に合ったテント探しは大変です。そこで今回はそれぞれに適した環境を交えながら、今期入荷の軽量テントをいくつかご紹介します。


<森林限界下で快適に使うなら>

日本にあるテント場の多くは森林限界下にあり、時期によっては夜の気温が高く、虫も少なくありません。こういった状況下のテント泊では、虫を防ぎつつ効率よく換気できることが快適性を左右します。そこでまずは換気性能を重視して、暑い時期にも快適に使えるテントをご紹介します。

 その1 Big Agnes/Fly Creek HV UL1

北米のスルーハイカーの圧倒的な支持を集める軽量自立式ダブルウォールテント Fly Creek がHV(ハイボリューム)になって内部空間が広く、快適になりました。フロア面積はほとんど変わらないにも関わらず空間を広くできたのは、フレーム形状を変更して壁面の立ち上がりを強くしたからです。それでも重量は旧モデルとほぼ変わっていません。インナーはメッシュを多用し、フライを浮かせて設営すれば積極的に換気ができます。気温の高いエリアでも積極的にテント泊したいハイカーにオススメです。

落ち着いたカラーのオリーブグリーン

インナー上部はメッシュのみで通気性を重視

 

本体は頭から足元に向けて絞りの効いた形状

 

実測重量)本体/フライ567g、ポール222g、付属品(ペグ11本、スタッフサック等)145g、計934g

本体サイズ)全長218cm、最大幅97cm、最小幅71cm、天井高97cm

価格)¥46,000+税

 その2 Gossamer Gear/ONE

Gossamer Gearがつくるハイカー向け軽量テント。2本のトレッキングポールで立ち上げる形状は天頂部のクリアランスを広くとれるので、テント内の空間は1人用テントとしてはかなり広々しています。メッシュを多用し、サイドの片面は封鎖しない構造で通気性と開放感は見た目通り抜群です。春から秋にかけて、ゆったり自由な山旅をするならぜひ持っていきたいテントです。

バスタブフロア付きでゆったり広い全室付き

 

サイド片面はビークのように封鎖しない構造になっています

フロアは頭部にゆとりを持った幅(約91cm)が確保されています

 

実測重量)本体554g、付属品(スタッフサックのみ)9g、計563g

本体サイズ)全長223.5cm、最大幅91.4cm、最小幅61cm、天井高116.8cm

価格)¥68,000+税

 


<森林限界を超えたハイキングには>

日本アルプスに代表される森林限界を超えた山域では天候の変化が激しく、強風に晒されるテント場も少なくありません。こういった山域で積極的に活動するハイカーには、換気効率よりも高い耐風性が求められます。ここからは耐風性を重視したテントをふたつご紹介します。

その1  NEMO Equipment/ANDI 1P

ありそうでなかった全室付きの自立式シングルウォールテント。典型的な山岳用テントの形状で耐風性は高く、ポールに本体をフックで吊り下げる構造で素早く設営できます。長辺に配置された広い全室は悪天候下で停滞を強いられたときに煮炊きをするスペースとしても活躍してくれるでしょう。日本のあらゆる環境に対応するマルチプレイヤーといえます。多少の重量を我慢してでも安定感を求める方はぜひご検討ください。

2本のポールが交差する一般的な構造

入り口の大きなメッシュパネルは二枚仕立てで閉じることもできます

 

実測重量)本体665g、ポール345g、付属品(ペグ6本、ガイライン、スタッフサック等)206g、計1216g

本体サイズ)全長218cm、幅89cm、天井高102cm

価格)¥52,000+税

その2 Terra Nova Equipment/Laser Pulse 1

ダブルウォールテントでは最軽量クラスの軽さが目を惹くミニマルな1人用テント。中で寝泊まりができるギリギリのサイズ設定に軽さへの執念を感じます。強風が吹き荒れるヨーロッパの丘陵地帯で行われるアドベンチャーレースも想定し、耐風性は十分に確保されています。軽さと耐風性を両立したLaser Pulse 1。高所のストイックな山行では頼れる相棒になってくれるでしょう。

 

低くスマートな形状で風を受け流します

インナーとフライはそれぞれ単体でも使用できます

内部空間は人ひとりが寝泊まりできる最低限の大きさです

 

実測重量)本体/フライ379g、ポール128g、付属品(ペグ8本、スタッフサック等)55g

本体サイズ)全長220cm、最大幅81cm、最小幅50cm、天井高82cm

価格)¥59,800+税

 


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