
Pika Pack [of Kammok]
Weight
65g
ラフにパッキングできる
気楽さと機能性
メインとしても使ってみたい
ユニークなヒップパック
『Pika Pack』
Hip Pack、Hip Bag、Waist Bag などなど様々な言い方がありますが、自由な発想でハンモックの可能性を追求する「Kammock カモック」から、ユニークなヒップパック『Pika Pack』が登場しました。基本的な構造は直径約13cm、高さが約25cmの円筒形の巾着袋にストラップが付いただけのシンプルなもの。腰に巻くスタッフサック、といったところでしょうか。二カ所あるポケットは、それぞれジッパーかスナップボタンで閉じられて、細かいものをきちんと分けて管理できます。容量はトータルで約3.75リットル。500mlのペットボトル約7本分と考えると、サブバッグとしてゆとりを持って使えるボリュームということがわかるのではないでしょうか。幅が無いのでサコッシュ同様の使い方はできませんが、もしかしたらこれだけで手ぶら感覚のワンデイのハイキングには十分かもそんな気にさせてくれるヒップパックです。
小さな小さな可愛い動物 Pika(パイカ)は、日本の北海道で繁殖するエゾナキウサギもその仲間です。そのコロッとした見た目から取られた商品名なのでしょう。同名でZimmer Built(ジマービルト)にもPika Packというバックパックがありますが、メーカーも商品も別のものですのでご注意ください。
アンバーオレンジ
パイカパックの特徴について
・巾着式オープン
本体の開口部はコードで絞るだけの巾着式です。細かいものを頻繁に出し入れするのには不便ですが、荷物をラフに放り込むのには使いやすい構造です。普段スタッフサックに荷物を詰め込むのと同じ要領でウィンドジャケットやダウンジャケットなどもグイグイ押し込められます。
円筒の形状は、幅のある平べったいものは苦手ですが、厚みのある荷物を収納するのに好都合です。もともとパイカパックは、ハンモックを持ってデイハイクに出かけるためにつくられたもので、ハンモックとツリーストラップ、ドリンクボトルにおやつまで詰め込むことを想定しています。うまくやればクッカーセットなんかも収納可能です。一般的な形状のヒップパックでは収納するのが難しかったクッカーやハンモックなどの厚物を、円筒形にすることであっさり解決してしてまいました。「バックパックを持つほどではないけど、ヒップバックだけじゃ物足りない」必要最低限の荷物を持って、ちょっと出かけるときにちょうどいいのがパイカパックです。
・小物にちょうど良いジッパーポケット
「ただ荷物を詰め込めるだけじゃあ不便」という人も安心してください。本体のサイドには縦9cm x 横22cm ほどの長方形のジッパーポケットがあります。マチがないので厚みのあるものの収納には不向きですが、ジッパーで密閉できるので貴重品を入れておくのに安心です。スマートフォンやお財布などを、きちんと分けて管理できます。
・収納できるスナップポケット
ボトムにあるスナップポケットは直径約12cmの円形です。スペースがそれほど広くないぶん、小物をまとめておくのに便利です。アメや軟膏、リップクリームなど細々したものはとりあえずこのポケットに入れてしまいましょう。中にキーループが縫い付けてあるので、鍵はここに繋げておけば紛失の心配もありません。また、パイカパックはこのポケットに本体を収納できるパッカブル仕様になっているので、使わないときには小さくまとめることもできます。
ヒップパック or ショルダーパック
パイカパックのストラップは最長100cmまで伸ばせるので、ヒップパックだけでなくショルダーパックとしても使えます。中に荷物をたくさん入れたときは、ヒップパックの状態だと揺れが多少気になるかもしれません。また、ヒップパックの状態だとメインの開口部が横向きになって不安を感じることもあるでしょう。そういうときはショルダーパックに切り替えて使ってください。ほとんどの問題は解決できるはずです。好みや状況にあわせて自由に持ち方をアレンジしてください。