
Thermos
参考商品:チタンボトル(メーカー生産不明のため・在庫なし)
ウォーターボトル
Weight
253g
秋冬になるとバックパックにいれたくなる保温水筒。中栓がシンプルなスクリュータイプに戻り、チタンボトルがますます実効的になりました。
秋冬の山で熱量を発生させる最も手早い方法が「暖かい飲み物、食べ物を摂取する」ということ。
無雪期と違い、水の確保&湯沸かしを寒風ふく雪上でおこなうのは何かと苦労がおおいもの。作業を行うことで体の熱を奪われてしまうっくらいなら、動 き続けた方がまだましかもしれません。行動中に気軽に暖かい飲料を口にできるのはTHERMOSをはじめとする保温ボトルの大きな利点です。
THERMOSの保温ボトルは容量500ml前後を境にして保温能力が変化します。
ー容量約500ml以上 約70℃以上を6時間維持可能
これよりも容量の小さな300ml台のモデルになると6時間保温可能な温度域が60℃くらいまで落ちてしまいます。容量、保温機能、重量、すべての点でバランスが良いのがこのチタンボトルだといえます。
一時期、チタンボトルの中栓がワンタッチタイプになてしまい、山での使用に向かなくなりましたがシンプルなスクリュータイプに戻っているのも重要なポイントです。
雪山では保温よりも「水が凍らない」という断熱の利点も大きくまさに必需品といえる水筒です。
市場に出回る量が少なく常に「廃盤では?」と危惧されるチタンボトルですが、廃盤の予定は無いようです。しかし素材であるチタンの入手や加工に困難があるため、当分は生産予定が流動的になるとのこと、秋冬シーズン前に注意が必要です。