
参考商品:Wide Mouth Bottle - Bozeman & Hiker's Depot(取り扱い終了・在庫無し)
Weight
180g

飲料の自動販売機がほとんど存在しないアメリカでは水筒として広く浸透しているナルゲンボトル。日本でも「マイボトル」ブームもありここ数年でよく 知られるようになりました。アウトドア好きの方にはメーカーやショップのオリジナルボトルをコレクションしている方も多いのではないでしょうか。ステッ カーチューンで自分だけのボトルをつくるのも楽しいことです。
2009年は当店と下北沢Bozemanとで限定のダブルネームボトルを制作してみました。
*)下北沢販売分と三鷹販売分、少しだけ異なるところがございます。
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保温保冷効果はありませんが、
ー薬品用ボトル製造からスタートしたNALGENE社ならではの独自のキャップ構造で水漏れなし
ー1Lで採用されている広口サイズは水汲みはじめ、容器としてもモノを入れやすい
ー広口のサイズはナルゲン規格といえるほど広く浸透、他社製品含め拡張性が高い
ー毎日の使用でもへこたれない頑丈さと軽さ
など、シンプルな中に様々な特徴がかくされています。ハイカーも、キャンパーも、そうでない方もひとつは持っていて損が無い、多用途に使える優れものです。
本体素材変更(bpa free)に関して
アメリカ流通分では2008年から、日本流通分では2009年から本体素材がポリカーボネートからペット(PETG)に変更になりました。軽く、強 度に優れ、臭いもつかず、耐熱耐冷域がひろいポリカーボネートはアウトドア利用の水筒に適した素材です。しかし製造上「ビスフェノールa(bpa)」とい う成分を使用する必要があります。完成品に100℃近い熱湯を注いだ場合、このbpaが微量ですが溶け出します。成人が毎日150年間摂取しても人体に影響が無いのですが、妊婦や乳幼児の摂取についての影響が不明なため、2007年以降、誰もが安心して使用できるより高い安全性のため、素材変更に着手してきた経緯があります。
素材変更後の製品には「everyday」というプリントがあります。
では、新しいボトルがすべてにおいて優れているのか、というと異なる見解がアメリカのクライミング業界ではでているようです。これは変更後の素材の耐冷温度に関してです。
変更前 ポリカーボネート) ー130℃~130℃
変更後 ペット(PETG)) ー20℃~100℃
変更後の耐冷温度が−20℃のため、冬山での使用に問題が生じることが指摘されていま す。実際に山での破損事例もあるため、ポリカーボネート製も平行して生産する要望もでているようです。日本でも厳冬期登山をおこなう方は注意が必要かもし れません。また食器洗浄機内も100℃以上にあがるため、代理店では食器洗浄機の使用にも注意を呼びかけています。
日本では素材変更後の製品が2008年末から流通していますが、まだ市場には変更前のポリカーボネート製もあるようです。ご自身の使用目的にあわせて素材を選択してもよいでしょう。
ポリカーボネート製)冬山はじめ厳しい環境下で使用する場合、とにかく丈夫なものが欲しい場合
ペット(PETG)製)お子様がいるご家族で使用する場合、日常の水筒として使用する場合