
Pocket Survival Pak
Weight
110g
ウトドアに限らず「サバイバル」全般を扱った著名な英語サイト「Equipped to Survive」。この創設者でサバイバル関係のアメリカ第一人者Doug Ritterが監修したサバイバルキット。販売以来、「3.9oz Life Saver」のキャッチコピーで推奨されるまさに使えるキットです。彼の実施に基づいたセレクトとマニュアルは自らの活動にあわせたキットを組む上でも非 常に参考になります。
キット内容(ジッパー付ビニールパック入)
左上より
①防水紙&鉛筆)通りかかった第三者に救助の伝言を託すうえでも筆記具は必須
②厚手のアルミフォイル)成形して簡易鍋として、焚火のリフレクターとして
③サバイバルマニュアル&キット内容リスト)
④レンズ)日光での火起こしの他、メガネ使用者は万一メガネを紛失&破損した時の緊急用に
⑤ダクトテープ)道具の修繕、ファーストエイド、発想次第で様々に使える耐水性強力テープ
⑥ポリカーボネート性シグナルミラー)30km先からも視認可能、救助サインの定番
⑦ナイロンコード)簡易シェルターの設営や道具の修繕に
⑧ナイロン糸&針)ダクトテープが使用できないシルナイロン製品の修繕や釣り糸として
⑨ステンレス製針金)軍用基準をクリアした強力針金、道具の修繕やシェルター設営に
⑩ホイッスル)救助サインの発信、アメリカ沿岸警備隊仕様
⑪安全ピン)道具の修繕、ジャケットを留めることで三角巾の代用も可能
⑫コンパス)
⑬外科用ステンレスブレード)
⑭釣針、錘、スイベル)
⑮ファイヤースターター)1000回以上の火花が散らせる最も簡易なスターター
⑯ティンダークィック)数分燃えて火種にできる防水ウィック、火種に最適
原則的に「サバイバル」仕様のため、ハイキング用のエマージェンシーキットとして考えると過剰なものもありますが、緊急時に何が本当に必要で、何を するべきなのか、ということを考える教科書としては最良です。自分でエマージェンシーキットを作成したいがよくわからないならば、まずこれを準備し、少し ずつ自分用に取捨選択していくもの良いでしょう。
自分が国内やJMTなどのソロハイキングでエマージェンシーキットとして最低限持参しているものは、
防水紙&鉛筆、ダクトテープ、ナイロン糸、針、ホイッスル、安全ピン、ファイヤースターター、
となります。これらはどんなハイカーでも、どんな行程でも持つべきだと考えています。その他のものはエマージェンシーキットとしてでなくとも必ず持ってい るもので兼用できるでしょう。予備ガイライン、小型ナイフ、ウインドスクリーン、ライト、コンパス等がそれにあたります。