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FREELIGHT

参考商品:550 Titanium Cook pot(生産中止のため)

キャンプ キッチン
Weight

83g

底面と高さの絶妙な比率から抜群の熱効率を誇る軽量ソロクッカーの名スタイル。ボディ 0.3mm厚、蓋 0.4mm厚と材質を適材適所にマイナーチェンジ。
Weight

83g

SPECIFICATIONS

重量
83g(実測値)
サイズ
550ml
底面 φ93mm x 高さ 78mm
仕様
チタニウム
メッシュケース(7g)付属
4,600円 (税込5,060円)
現在お取り扱いがございません
Hiker’s Letter

アーカイブの記事になります。メーカー生産中止。在庫無し。

 

実測重量75g、蓋付きクッカーとしては抜群の軽さを誇るFire Lite チタニウムクックポット550。Hiker's Depotでも不定期少数入荷で取り扱っておりましたが、やはり運搬時の変形や空焚きによる焼き切れなどのせいでしょうか、原産国である中国の工場ではチ タン厚を0.4mmにマイナーチェンジし、日米のガレージメーカー等が販売を続けておりました。

日本ではDIY精神を突き詰めたULギアを制作&発表していたMLV Factoryが一時期販売しておりました。現在はFREE LIGHTと名称を変え、様々な活動をおこなっていますが、中国の生産工場とも関係を持ち、新たなクックポットとして再リニューアルをおこないました。

ー容量550mlというソロ用&ジップロッククッキングに必要最低限の絶妙な容量

ー高さより底直径が大きく熱効率が良い平型のフォルム

ー本体ボディはかつての最軽量モデルを彷彿させる0.3mm厚に戻しました

ー歪みが生じやすい蓋については0.4mm厚とし、更に日本製品のようなリブを入れて強化

 

リニューアルにあたってのポイントは本体と蓋とで素材を変えていることでしょう。重箱の隅をつつくような細かいこだわりですが、軽くするとなると、 最後は素材と強度のバランスをどうとるのか?という見本かもしれません。マスプロダクトではこうした取り組みは効率の悪さから敬遠されますが、それができ るのがガレージメーカーの面白いところではないでしょうか。

このサイズ、このフォルムで蓋付きというクッカーは珍しく、他には2010年よりEvernewで販売されているチタンマグポット 550(550ml、75g)くらいといえます。多くの場合「クッカー内でラーメン等を調理」、「ガスカートリッジとガスストーブとを収納」といったコン セプトがどうしても重視されてしまいます。こうしたアルコール&エスビットストーブ使用を念頭にデザインされた湯沸かし専用クッカーというのは希少な製品 です。本製品はそうしたクッカーのオリジナルデザインを継承しています。

なお、他の軽量チタンクッカー同様、

ー空焚きは厳禁

ー運搬時の変形に注意が必要

ー湯沸かし以外には不適

という注意点は変わりません。

自分が道具に求める機能は何なのか?

自分はどのような道具を使用したいのか?

デメリットはどうすれば工夫で補えるか?

という道具選びにまつわる基本的な問いかけをしっかりと考えさせてくれる製品だといえます。

 

「容量、熱効率、造形美にこだわったULクッカーの名品」として検討してもらいたい製品です。

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