Therm-A-Rest

NeoAir XLite WR

スリーピングギア
Weight

340g

3シーズン用としては長さあたり世界最軽量クラスのエアーマット。断熱性と軽さのバランスはマーケットNo.1と言っても過言ではありません。オールシーズンマットの最有力候補。2020年のバルブ改変で弱点であったエアー排出効率が大きく向上。
Weight

340g

SPECIFICATIONS

重量
340g
サイズ
長さ168cm*幅51cm*厚み6.3cm
仕様
30デニール高強度ナイロン

トライアングラー・コア・マトリクス・テクノロジー(特許出願中)

サーマキャプチャー・ラディアント・ヒート・テクノロジー
R値
5.4
24,000円 (税込26,400円)

 Women's Regularであることに意味がある
断熱性と軽量性の最適解
軽量オールシーズンマットの最有力候補

40年間にわたりアウトドア用スリーピングマットを製造し続ける老舗中の老舗ブランド "Therm-A-Rest" の意欲作といえるエアーマット。収納性や軽さという点でエアーマットには大きな可能性があったもののデッドエアの確保が難しいといったデメリットにより、2000年代までアウトドアマットの 主流はオープンセルのウレタン素材を内部に挟み込んだ自立膨張式マットが長らく担っていました。

従来型のエアマットの弱点

  • 断熱性(内部が空気のみのため、熱の対流を妨げるものが無い)
  • エアー排出時間(バルブの構造がエア排出を最優先で設計していなかった)
  • 寝心地(内部に梁になるものが無く、空気の移動、偏りがおきやすい)

Therm A Rest ネオエアーの登場はこれらの諸問題を解決しエアーマットを新たなステージへと導きました。結果、2010年以降のアウトドアマットの主流は各社ともにエアマットに移行しました。革新的なアウトドアマットレスを常に開発してきたTherm A Restの最先端がネオエアーシリーズなのです。

 

ネオエアーの特徴

①断熱性

従来のエアーマットの大きな弱点であった熱対流。それを防ぐための隔壁が設けられています。

トライアングラー コア マトリクス テクノロジー [TCMT]

いくつもの三角形が重なり合うように構造化されたこのバリアーは、マットを上下二層構造とするとともにそれぞれの触れ合う箇所を点(もしくは線)の みに抑えることで熱循環を抑制し、身体からの熱はそのまま上層で循環、地面からの冷えは下層に閉じ込めるというという方法をとっています。
また縦にエアーチューブを配していた従来型のエアーマットと異なり、ネオアアーでは横に細かくエアーチューブを配しています。これによってマット内部が細かく隔壁で分かれることになり、熱の対流を妨げる効果があがっています。結果、断熱性に関しては同社の3シーズン用マットとしては最高レベルの断熱性を実現しています。

サーマキャプチャー ラディアント ヒート テクノロジー

アルミ蒸着された熱反射板により、体の熱は体側にはね返すようになっていて熱循環を促進し、TCMTの効果をより高める役割を担っています。この熱反射板の枚数によって保温力に差が生まれます。通常のユニセックスモデルは2枚の熱反射板が入っています。そしてW'sレギュラーのみ保温力を高めるため熱反射板が3枚入っているのです。これにより保温力の指標ともいえるR値がW'sレギュラーは5.4。現行のR値の計測方法ではエアマットの方が高い数値が出やすいという意見もありますが、この数値は同社の冬用 マット「プロライトエイペックス」のR値”3.8”を上回っています。ハイカーズデポがネオエアーXライトはW's レギュラー一択の取り扱いを続けているのは、この通年使用ができる断熱性と軽量性の高いバランスにあるのです。

②寝心地

ネオエアーでは横方向および上下に細かくエアーチューブが配置されています。これを構成する隔壁が膨らませた時に梁(はり)の役割を果たします。この梁の存在と、小部屋構造によりエアーの偏りや移動が最小限におさえられます。なおパンパンに空気を入れた状態だと反発も大きく感じる方が多いようです。気持ちエアーを抜いて80%程度で使用すると体の収まりもよく、地面の凹凸をマットがしっかりと吸収するため寝心地も良くなります。

③素材

採用している表面素材はネオエアー用に採用されたハイテンシー素材です。

30デニール高強度ナイロンを採用。表面には独特のコーティングがされています。ネオエアー発表時にメーカーに確認したところ、このネオエアーの為に独自ファブリックとコー ティング技術を開発したとのことでした。マットの使用生地量は自立膨張式マットに比べ格段に増えながらも軽さを実現しているのは素材の貢献が大きいといえるでしょう。コーティングの結果か、表面は滑りにくく張りつく感触もある独特な触り心地です。
とはいえ、パンクの可能性をゼロにできないのは他のマットと同じです。

  • 地面に直接敷かない
  • タバコ、ナイフ等はマット上で使用しない
  • コンプレッサー等で過度に空気を注入しない

こうした注意点は何も変わりませんので引き続きご注意ください。

④サイズと重量

W'sレギュラーは長さ168センチ、幅は51センチ。アジア女性の平均を考えれば全身をカバーできるサイズですし、アジア男性にとってもほぼ全身を覆うことができる絶妙なサイズといえるでしょう。

幅については51cmと普通のマットと変わりありませんが、エアマットは辺縁部が大きなアールを描くためマット上部のフラット面は意外に小さくなります。そのため一般的なマットに比べやや狭く感じるのは否めません。厚さは6.3cm。重量は340g。

*写真はバルブ改変前のネオエアーXライトWR

 

ネオエアーXライトW'sレギュラーの最大の特徴はその軽さと断熱性のバランスの高さにあります。熱反射板が一枚多いことによるR値の高さ、これが他のマットと差別化される理由です。誰しもがハイキングの最中、気持ちよく眠りたいと思うはずです。少しでも暖かく、できたら全身が入るとやっぱり嬉しい、そうはいってもマットはやっぱり軽い方がいい。そしてできたら春夏秋冬、一年を通じてマットはひとつだけで済ませられたら言うことないのだけれど。そんなハイカーのわがままに応えてくれるのがネオエアーXライトW'sレギュラーなのです。

「断熱性と軽量性の最適解」
「軽量オールシーズンマットの最有力候補」

マットに悩みをかかえているすべてのハイカーにとって検討に値するマットなのです。