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FREELIGHT × Highland Designs

参考商品:Swing Tarp(取扱中止・在庫無)

シェルター・テント
Weight

307g

特注のオリジナルシルナイロン製となるスクエアタープ。独特のサイズとこだわりのディテールは国内外での1年半にわたるテストの成果。MADE IN JAPAN
Weight

307g

SPECIFICATIONS

参考理由
FREELIGHT直販商品のため

*本製品生産が不定期、不定数でしか供給できなくなっております。そのため現在はFREELIGHTのみでの不定期販売となっております。
仕様
重量 307 g(実測値)
サイズ 260 × 276(cm)
素材 20Dnl Sil-lite(グレー)
¥18,000 + tax
送料・支払い方法について

*現在、当店での再販予定はございません。

 

  <FREELIGHTとHighland DesignsのWネーム>
日本のガレージメーカーの中では最も総合メーカーとしてのスタンスが強いFREELIGHTが考えていたオリジナルタープ。Hiker's Depotが国内外のトレイルでプロトタイプをテストし続けてきたオリジナルタープ。共にシンプルなスクエアタープをベースとしつつ、その可能性を模索す る中でうまれたのがこのSwing Tarp。ベースとなるコンセプトが似ていたため、お互いのアイディアをつきあわせても、それが主張しあうこともなく良いあんばいで融合をはたしたといえ るでしょう。従来のスクエアタープに比べ、格段にハイカーにとっての使い勝手が向上していることは間違いありません。

<素材:Sil-lite20
Swing Tarp生産に際していちから見直しをおこないました。想定していたタープサイズがいわゆる8×10フィート(240×300cm)相当であるため、でき る限り軽い素材にする必要があったのです。一般的なシルナイロン製8×10ftタープの重量はおよそ400g。今回の目標は300gに設定しました。また 様々なスタイルで設営できることも重要なため、軽いとはいえキューベンファイバーのようなフィルム系素材は融通が効かず採用できません。結局、設営時に融 通が利くシルナイロンがハイカー用タープにはベストだと判断。FREELIGHTが懇意にしている工場でオリジナルシルナイロンを生産したのです。
結果、従来の20Dnlシルナイロンに比べ約22%の軽量化に成功。完成品重量も307gとほぼ計画どおりとなっています。

<サイズ:260×276cm>
2011年のColorado Trail以降、使用してきたHiker's Depotプロトタイプのサイズは200×280cm。これは一般的なポンチョタープのサイズ150×240cmと北米で一般的なタープサイズ 240×300cmとの中間サイズを意図したものでした。とりあえずギリギリ風雨をしのぐだけでよいのならポンチョサイズでもなんとかなるでしょう。しか しある程度の空間マージンを確保し、生活行動を風雨の中でも余裕をもっておこなうためにはある程度のサイズが必要なのです。そこで当店が適当だと考えたの が200×280cmだったのです。20日間、800kmのコロラドでのハイキングはほぼ毎日午後になると雨や雷、雹がふります。タープの連続使用におい てかなり良いテストになりましたし、200×280cmというサイズの有効性も実感することができました。
しかし風雨をもう少し確実に除けるためには短辺200cmはキモチ短く感じたのも事実。またタープを地面ギリギリまで低く設営し、かつ内部の天井高を確保するためにも、もう少しのサイズアップ検討が必要でした。FREELIGHTからは、このページトップに掲載している写真のようなベーシックな設営スタイルで風雨をしのげるこがリクエストされました。こうした経緯から、Swing Tarpは260×276cmという正方形に近い独特なサイズを採用することになったのです。ULハイカーにはやや大きく感じる向きもあるかもしれませんが、三方を地面にベタ付けした状態で内部に空間をもたせるスタイルで設営するとこのサイズの使いやすさを感じていただけると思います。

<タイアウトループ:計12カ所&140Dnlダイニーマリップストップナイロン補強>
 
タープの設営バリエーションを確保するために重要なのはループの数。これまで自ら使用してきたスクエアタープや多くのお客様から伺ったご経験もふまえ、ループは四隅と各辺中央部、それに加えタープ表面にも4カ所と計12カ所のループを 設けました。タープにかかるストレスはその大半がタイアウトループに集中します。そのため補強として140Dnlダイニーマリップストップをすべてのルー プ部分に貼付けています。現在はUL系素材販売サイトでも購入可能になった同素材ですが、Swing Tarp生産時にはGossamer Gearから素材の提供をいただきました。現行のシルナイロンタープでここまで豊富なループとそれに対する補強がおこなわれているタープはかなり珍しいの ではないでしょうか。
 <ループを活用>

<設営バリエーション:Swing Cord System>
 
Colorado Trailでテストしたプロトタイプ制作時に最もやりたかったことがこのショックコードによる変形サポート。タープ辺縁部にショックコードを通し、コードロックで長さの調整を可能にします。これによりシンプルなスクエアタープに関わらず様々な設営バリエーションが可能になります。
  
このSwing Tarpもタープ辺縁部にショックコードを通して使用することが可能になっています。
写真のように入口部部分のショップコードを絞ることで、このような雨除けの庇を作ることが可 能になります。また正方形に近いSwing Tarpならば四隅を固定し、タープ中央部をポールで支え、周囲をショックコードで絞れば、超低空のピラミッドシェルターとすることも可能なのです。もち ろんショップコードによる整形ですから剛性はありませんが、タープのたるみを無くすことができるため多様な設営バリエーションを可能としています。ちなみに同様のシステムは先行例としてExped スカウトタープに見ることができます。

注意!)製品にはショックコードとコードストッパーは付属しておりません。
*軽量化重視の方はそのまま使用下さい。
*Swing Cord Systemをご希望の場合は別途ショックコード(12m)とコードストッパー(4つ)をご用意ください。

<カテナリーカーブ>

Swing Tarpの辺縁部はすべてカテナリーカーブを微妙にいれています。これはタープ設営時にきれいにテンションをかけるためです。縫製時には一手間もニ手間もかかってしまいますが、バイアス方向に生地がフレキシブルにうごいてくれるシルナイロンの特製を活かすうえでもこうしたカテナリーカーブを採用しています。

<バグネット&コードホルダー>
 <ループの裏側に同様のループ>
豊富なタイアウト、特にタープ表面に配置された4カ所のループは裏側からダイニーマリップストップナイロンで補強されていることは先に述べました。そして更にループがあるのです。このループはタープの内側に位置するようになるのですが、ラインを張ってタオルやヘッドライト、洗濯物をひっかけてもよし、虫除けのためのバグネットを吊るしてもよし。テントはともかくフロアレスシェルターやタープの内側にこうしたループが設けられているのはかなり稀です。タープの使い勝手を向上させる地味ですがかなり効果的なギミックではないでしょうか。

 

シンプルなスクエアタープ。そのシンプルさを維持しつつ、いかに進化させられるか。
個人的な好みによるカスタマイズではなく、タープに興味を持つすべてのハイカーにとってかゆいところに手が届く、Swing Tarpがそんなタープになれば幸いです。


<張り方のバリエーション紹介>

1、低空幅広型 マンタレイ・スタイル

片側一辺を地面に固定してから一方を立ち上げる方法。高さと幅を変えることで床面積も変えられる。低くなるほど広く、高くなるほど狭い。この場合開いてい る側は内側にポールを立てているが、外側から引っ張り上げることもでき、その場合は内側の空間を広く使いやすい。閉じている側を引き上げれば内部空間は広 がり居住性も上がる。低い方を風上(吹いてくる方)に向け、辺を地面に近づければ近づけるほど耐風性は上がって行くが、結露は比例して起こりやすくなる。 入り口を広く、反対側を狭く、高低差をつけることで風の通り道ができやすくなるので結露は起きにくくなるが、内部の熱も逃げていく。

2、低空幅広、高空幅狭兼用型 ケイブ・スタイル(aka レイウェイ・スタイル)

外側に張り出すタイプだが、タープ内側のループから引くのが特徴。辺のループから引くと入り口が広がるが風の影響を受け過ぎる。本来ビーク(つば状)にす るのには中央ループを引っ張る必要があるが、四辺のショックコードによるテンションでしっかりと張れる。この状態を高くして使えば、内側にあるループに別 売りのバグネットなどをぶら下げることができる。サイドを上げて使えばよ室内空間を広げられる。両側から引くことができるのでマンタレイ・スタイルよりも 広くなる。引いているのと引いていないのでは大きく異なる。ここからのバリエーションも考えられる可能性のまだありそうなスタイル。 前後が同じ大きさで開くために風が通りにくくなることがあり、結露は起こりやすくなる。

3、高空幅狭型 ツインピーク・スタイル

補強の付いているタイアウトループの内側からポールを立てて立ち上げる。ポールからポールの間の距離が短いため、1人で斜めになるか、2人なら左右に別れ る必要がる。この形状も低空型にすることもできるが、高空型だからこそ生きてくるスタイルと考えられる。前後が同じ大きさで開くので安定感はあるが、風が 通りにくくなることがあり、結露は起こりやすくなる。

 
ツインピーク・スタイルの場合は辺(へん)中央のタイアウトループを上げればオープンハッチ型になり、出入りや調理などの生活がしやすくなる。寝る時は元の場所にポールを戻せば良い。

4、高空幅狭型 ピラミッド・スタイル

この張り方の最も特長と言えるのははポール一本での設営が可能なことと耐候性の高さ。マンタレイ・スタイルも一本のポールで設営出来るが、入り口側から風 に吹かれると舞い上げられやすい。ピラミッド・スタイルの方が風が上を抜ける時に押さえつける力が働くため比較的風に強くなる。地面との隙間も少ないため 雨や風の侵入も他のスタイルと比べ全方向で抑えられる。もう一本ポールを使うとオープンハッチ型にも変形できる。ピラミッド・スタイルの場合は四面のどこ でこでもオープンにできるので立てた後に開けたい方向を選べる。

5、高空幅狭変形翼型 アルファミッド・スタイル


実際ハーフピラミッドにしては長過ぎるかもしれないが、変形のうちの一つとしては面白いのではないか。辺の中央一カ所を固定。左右の辺の中央をテンション をかけながら固定。入り口側の角を適度に内側に入れる。縫い目のラインに沿って真っすぐに一本立ち上げる。最後に微調整をすればこの形になる。風には弱 く、結露も起きやすいだろうが、入り口側から風が入らないように工夫出来たら、安心感の得られる密閉性はあるだろう。保温性を考えてもよいかも知れない。

註)Highland DesignsはHiker's Depotオリジナル製品のブランド名となります。

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