
Gossamer Gear
参考商品:Riksak(メーカー廃番・在庫無し)
パッキング ギア
Weight
55g
ウルトラライト&シンプルの極致。昔懐かしいナップサックをUL的にデザインしなおすとこうなります。スタッフザックとアタックザックを兼用できるバックパック
*2013年以降のモデルは掲載写真とは細部が変更になっています。
わずか15L。わずか55g。ウルトラライトナップサックともいえるのが、このRiksakです。
<丹沢にて(撮影&提供:BECK)>
Gossamer GearのトレイルアンバサダーであるRik Christensenがその基本形をデザインしたことからRikSakとネーミングされました。「ウルトラライトバックパックは袋に背負い紐を縫い付けただけ」としばしば揶揄されることもありますが、このRiksakはまさにそれ以外の何者でもありません。オールドハイカーには昔懐かしいナップサックを思い出させてくれるのではないでしょうか。
<使い方もカタチもナップサックそのもの>
1. 近郊の山の日帰り用デイパックとして
2. 自家用車でアプローチするハイキングでは帰りの着替えを入れておくスタッフバックとして
3. 幕営地に他の荷物をおき、周囲を周遊、近くのピークへの往復で使用するアタックザックとして
4. 防寒着等を入れてバックパックにパッキングする時のスタッフバック替わりとして
袋と背負い紐以外何も無いからこそのマルチユースともいえるでしょう。
<縦51cm*横32cmのシンプルな表裏、ハイカーサコッシュとのサイズ比較>
*2013年仕様変更点について
ショルダーはストレートからカーブになっています。
Gマークはショルダーからパックサイドへ移動。
ショルダー上部にはハンドルが付きました。
<ショルダー周辺はナイロンテープで補強をおこなっています>
たかがナップサック、されどナップサック。ストレスのかかかるショルダー部分はナイロンテープで裏表両側から補強されています。薄い生地の場合はバータッ クなどの縫いで補強しようとしても、かえって生地を痛めてしまうことがあります。補強の方法としてこうした当て布による補強を行い、縫いそのものはシンプ ルにそして縫い合わせる面積を大きくしてストレスを分散するという方法は理にかなっています。
<あえてバータックではなく、シンプルに面積を大きく>
わずか55g。スタッフバックとして持っていてもハイカーならば決して無駄にはならないバックパックといえるのではないでしょうか。