
Slipstream GL Smock
Weight
84g
フードとポケットが付いていてこの軽さ。最低限の仕様にて最大限の保護性能を提供します。
ウィンドジャケットに求めるもの。それは、軽さ、耐風性、撥水性、収納性という機能に、フードやポケットといった仕様。それを、高次元で具現化したジャケット。それが、スリップストリームGLスモックです。
PERTEX Quamtum GL を使用した超軽量ウィンドジャケットの一つ、2011年春に登場したスリップストリームGLジャケットは世界最軽量クラスの軽さで好評を得ました。しか し、現在の超軽量ウィンドジャケットの多くは軽量化の為に一つのポケットすら排してしまいます。それはスリップストリームGLジャケットも同様でした。し かし、長期に渡るハイキングや長距離、耐久の活動に置いてはミニマルかつ最低限の機能を付けることで様々な状況に対応しやすくなり、ストレスを軽減してく れます。スリップストリームGLスモックは強風下において保温性と耐風性を提供するフード、腹部には地図や行動食等が取り出しやすいカンガルーポケットを搭載しています。そしてそれをシンプルなプルオーバータイプにすることで、実測重量84g(UK Mサイズ)という軽量性を犠牲にすること無く使いやすさを確保することができました。
スリップストリームGLスモックの特長である軽さと強さを提供してくれるのがPERTEX Quamtum GL です。 PERTEX は軽量性、通気性、耐風性、圧縮性、撥水性、速乾性等において定評のあるナイロン生地のブランドです。その特長からダウン製品に多く採用されるだけでな く、ウィンドシャツにも多く使われています。その中でも最も軽く、かつ摩擦強度にも優れ、最高の技術を持って作られているのが"PERTEX"Quantum GL" という生地です。10デニール以下という超極細の繊維で織られていて、平方メートル当りの重量は25g以下という超軽量さを実現しています。今まではこれ ほど薄さの生地になると密度が高くなるため通気性がほとんど無くなってしまっていたのですが、Quamtum GL は通気性も確保していることは驚異的な技術です。
フロントサイドとバックサイド。光沢のある素材なので、カラーはブラックですが色による重量感は無く、むしろ軽すぎる生地のスポーティ感を抑えています。ジッパーのブライトグリーンがアクセントになっていてデザイン全体の雰囲気をまとめてくれています。
プルオーバーなのにダブルスライドジッパー(上下から開く構造)。上からしか開かない場合、換気をすると空気が入りすぎて首周りが寒く、閉めると蒸れてし まうということもあります。また、フードをかぶったままで上からジッパーを下げると風によってフードが脱げてしまうことがありますが、ダブルスライドジッ パーの場合、写真のように首元は閉めて胸元だけ開けることで、換気をしながらも寒く感じやすい首元の風を防ぎつつ、フードも脱げてしまうのを防ぎます。こ れは同社定番のFeatherlite Smock の長年のフィードバックによるところが大きいのではないでしょうか。長く愛される定番モデルをもっているメーカーの強みだと思います。
シンプルにゴムだけで絞ってあるフードの顔周りと袖口。最低限の装備ですが、十分な機能です。
内側がメッシュになったフロントのカンガルーポケット。キーホルダーループも付いています。それほど大きいポケットでは無いですが、地図や行動食を入れるには十分すぎるスペースがあります。自転車で前傾になる場合であればベンチレーションとしての機能も持ちます。
とても小さく収納が可能。片側はメッシュでベルトループが付いています。バックパックの外側に取り付けておいたり、パンツのベルトに通しておけば、パック内部を使うこと無く、シンプルに出し入れが可能です。
スタンドカラー(立ち襟)のシンプルなジャケットも魅力ですが、フードが着いているとちょっと寒い時にも有効なのは間違いありません。ポケットもあるにこ したことはありません。フロントのカンガルーポケットは小さいですが、サコッシュやウェストバッグなどの代わりにも使うことができます。圧縮収納性に優れ パンツのポケッ トに入るほどの小さになります。また、高機能でハイテクですが、オールドスクールでシンプルなデザインはUrban trail から Backcountry までハイカーにお供してくれます。もちろん、ミニマル指向のサイクリスト、バイカー、超長距離ウルトラマラソンランナー、長距離ハイカーまで幅広くお使い いただけます。
※カラーはBlack。サイズ展開は Men's UK S、Mサイズ。