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Seychelle

Survival Plus Water Bottle

ウォーターボトル
Weight

114g

実測114gという軽さとフィルターのバックデータの豊富さが大きな魅力のセイシェル社のボトル浄水器。セシウム除去対応型のフィルターにアップデート。
Weight

114g

SPECIFICATIONS

重量
本体のみ 114g(実測値)

ネオプレーンカバー 10g
ストラップ&キャップ 10g
容量
600ml
サイズ
高さ 228mm 
最大直径 φ80mm
フィルター
天然ココナッツ活性炭 他
¥7,800 + tax
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アメリカにおいてはバクテリアの危険性から「浄水」はハイカー全般の共通認識になっています。カリフォルニアの貯水池であり、人の侵入が制限されているシェラネバダには多くの美しい湖や河川がありますが、もちろん例外ではありません。日本のハイキングでも大小さまざまな沢から水をとります。山の水はキレイと信じたいところですが、他人事とはいえない時期にさしかかっているのかもしれません。北海道のエキノコックスの問題を差し引いても

  • 人の生活圏が山に大きく入り込んでいる
  • シカ等の一部野生動物の活動範囲が広がっている
  • 避難小屋や固定キャンプ地の多い日本では一部沢筋等は汚染がすすんでいる可能性がある

といったことが本州でも気になります。特に里に近い低山のマイナールートを徘徊&野宿するハイカーや中流域での渓流釣りを楽しむ釣り師にとっては、こうした水汚染の問題は非常に大きな関心事ではないでしょうか。特に近年は日本各地でシカが急激に増えています。狩猟期には害獣駆除もあり、多くのシカが撃たれていますが、ハンターの人数や年齢の問題から谷に落ちたシカ等はそのまま放置されるケースもあるようです。日本ではまだまだ問題は少ないとはいえ、まわりに山の水で体調を崩したハイカーはいないでしょうか。

そんな方に提案したいのがハンドボトルタイプの浄水器。

  1. 浄水器そのものが軽い
  2. 浄水作業が簡単
  3. 時間をとらないので、歩きながらでも可能
  4. 予備水筒としても機能する

といったメリットがあげられるため、アメリカでは多くのハイカーに愛用されています。日本においてもハイカーにはこうしたボトルタイプが何よりもおすすめです。アメリカのアウトドアショップでの定番といえばKatadynですが、現時点で公表されている「フィルターの能力」だけで見た場合は、このSeychelleは注目に値するボトル浄水器です。(下記<データ>欄メリット、デメリット参照)

 

600mlペットボトルサイズ 浄水は口を下にしてスクイーズ

 

ボトル口径は水を汲みやすい大きめのφ63mm。

ボトル口径が近いことからナルゲンのフォールディングカンティーンへ接続して使用しているハイカーも多いようです。しかしネジのピッチが異なるため水漏れする可能性が高く、またボトルにかかる負担も大きく破損の可能性もでてきます。あくまで自己責任での使用にとどめて下さい。

セイシェル社のボトル浄水器は公表されている分析データがどこよりも豊富で詳細です。ハイキング用と限定せずに緊急時、災害時の道具として検討してもよいでしょう。元来セイシェル社の災害用&緊急用として浄水フィルター&浄水システムを販売している会社なのです。

<Seychelleのボトル浄水器のリニューアル(2013年3月)>

1. セシウム対応型フィルター

従来からテストを繰り返していた放射性物質セシウム137、134に対応。最終テスト結果では99.8%除去という数値のフィルターにアップデート。フィルターガードによりフィルターへの水の流入を適正量に維持します。

 <見た目は変わりませんがセシウム除去対応に>

2. 廃棄用衛星袋を標準装備

使用済みフィルターが汚染された場合を想定し、プルシアンガード衛星袋が廃棄用として標準装備されました。フィルター内に吸着、除去された汚染物質が外に漏れることはありませんが、更なる安全対策とメーカー側は説明しています。この衛星袋で廃棄する際は一般廃棄物として廃棄してください。

3. 空気抜弁付キャップ

従来はフィルター中心部に組み込んでいた空気抜弁をキャップに組み込みました。これにより浄水後の空気抜き時間が短縮。浄水にあたってのストレスが更に軽減されました。

 <バイトバルブ脇に空気抜弁が組み込まれました>

<基本データ>

フィルター材質)天然ココナッツ活性炭

フィルター寿命)380L目安

  • 1~2L/1日の割合で浄水したとして約200日目安
  • 1泊2日の山行を月2回コンスタントに続けて約4年
  • 交換フィルター ¥3,990(税込)
  • フィルター寿命を最大限に活かす為には、バンダナ等で大きなゴミを濾しておくことを推奨します。

耐熱温度)70℃

除去対象)原生動物、バクテリア、ウィルス、微粒子、化学物質、匂い、味、重金属

  • 重金属、ウイルスが除去対象として分析データが公表されているのはセイシェルのみ
  • 製品には74種類の除去テスト結果がついています

採用団体)国際赤十字、NATO、アメリカ海兵隊他

<メリット>

「浄水システム」そのものをセールする会社だけあって、浄水フィルターの能力はハンドボトルとは思えない能力。分析データが一般ユーザーにも公表されているのも自信のあらわれでしょう。特に重金属の多くが95%以上除去というデータは注目です。またウィルス除去をうたっているフィルター浄水器はポンプタイプも含めセイシェルのみです。フィルター寿命もプレフィルターさえしっかりおこなえば380L以上と十分な長さ。公表されている軽さと能力だけを見た場合は抜きん出たボトルフィルターといえます。

<デメリット>

セイシェルは国や軍、法人等と契約した後、彼らがリクエストする浄水器を制作、納品するという会社。「フィルター」の性能へのこだわりと比較するとボトル部分のクオリティはやや劣るように思います。またそこでコストを抑え、開発と品質の比重を浄水器の心臓部であるフィルターに注ぎ込んでいるのでしょう。結果、ボトルの水漏れなどが報告されることがあります。発生比率は当店販売分で0.4%程度(2013年2月現在)となります。ただし、ボトル不良での水漏れの場合は日本代理店が迅速な交換対応をしてくださいます。

小型で高いフィルター性能と引き換えに、ゴミ詰まりの早さは気になるところです。バンダナなどで目に見えるゴミはできるだけ取り除くことでフィルター寿命を延ばすことができると思います。

<TIPS>

あくまでも個人使用のボトル型浄水器ですので、大量の水をこのボトルだけで浄水するのは無理があります。基本的な使用方法はこのボトルから直接飲むものです。この製品はボトルを押す圧力だけでなく、口で吸う吸引力も利用して浄水をしています。その為ボトル押すだけでは圧力が足りないため浄水に時間がかかります。フィルターの使用回数が増す毎に、ゴミが詰まってくるため、ボトルを押す力が必要になるでしょう。

それでも無理に圧力をかけたら今度は蓋からの水漏れが起きることがあります。その漏れた水は汚水のままですから、もしも浄水に混じってしまったら、結局は汚水を飲むことになってしまう可能性があります。

もしある程度の水量を持ち運ぶ時には、別のボトルに汚水を汲んでおいて、必要に応じてセイシェルのボトル浄水器に移し替えて飲むのが基本的な使用方法となります。

食事用の水や大量の水をまとめて得たい時には、1煮沸消毒、2浄水剤、3重力型浄水器、などとの併用を考えるのが良いでしょう。

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