
P.I. Bottle Pouch
販売終了
Weight
32g
P.I. (Primaloft® Insulated) Bottle Pouch は基本的には保温保冷のボトルポーチです。ナルゲンボトル1Lに対応するサイズで作られています。350ml缶であれば2缶を余裕を持って入れられます。ですがそれ以外に何に使っても良い汎用性の高いポーチです。
懐かしく感じた人もいるのではないでしょうか。先鋭的なクライミング&ハイキングギアを展開していたIntegral Designs はRab USAに買収されて以降ほとんどの特徴的だったアイテムは廃番となり Canada国内のみで一部ロゴを付け替えての販売となってしまいました。その数ある特徴的なアイテムは寒冷なカナダでいかに快適に過ごし、安全に暖かさを保つかが考え抜かれたものでした。その内の一つ「Bottle Cover」に対してのオマージュとしてTrail Bum®が作りました。
他の使い方で想像できるのは、まずは緩衝材入りポーチとしての使い方でしょうか。残念ながらCozy(コジー。保温をするための道具)として使うには筒形は自由が利きません。しかしアルファ米にお湯を入れた後うまく空気を抜いてあげられれば、2個がギリギリ入れられます。冷めないようにするだけでなく時間の短縮にもなります。また、エバニュー/パスタポットSまでの大きさなら入れることができるので、作ったものを冷やさないようにしながら食べることができます。そしてそして、いざとなればオーバーミトンにも早変わり!?
目的を持って作られているとはいえ、シンプルな道具というのは使いかた次第ではいかようにも変化するのが特徴です。使おうと思えば財布代わりにだってなりますしね。そのシンプルであるがゆえの自由さこそトレイルバムのギアの特徴といっても良いでしょう。
カラーは3色。左から順に、グリーン、パープル、レッドの三色。色が違うだけで、中身は変わりません!
素材について
中綿の素材はプリマロフトの80g/m2。保温性を考えた衣類にもよく使われる厚みです。緩衝材としてだけ見れば十分ではないものの、音を減らしたり、他との当たりを軽減してくれます。保温力はそれなりにありますが、これも専用のものとは比べられません。しかし冬季においてペットボトルの水を氷にくくしたり、湯たんぽの保温時間を保ったりする機能は果たしてくれます。
生地は15デニールの極細繊維で織られたリップストップナイロンで、独特の光沢感が一瞬シルナイロンかと勘違いさせますが、ノンコーティングの生地です。平均29g/m2という軽い生地は全体の重量を抑えることに役立っています。
仕様について
巾着を絞らない状態で、底から開口部まで約25cm。絞ると23cmくらいになります。直径は約10cm。
内側には熱を逃がさない蓋代わりに、フラップが付いています。
いざとなれば手首までしっかり覆える保温力の高いオーバーミトンにだってなります!サブのグローブとして助かるだけでなく、ULハイカーならこれをメインにることもできるかも!?試しにAXESQUIN/ライトシェルWPミトンをかぶせてみましたが、ロフトは保てないものの、なんとか合わせることもできました。
PIポーチとPIボトルポーチを一個ずつ持って入れば、サブのグローブにも、寒さが厳しい時のプラスワンにもなります。
エバニュー/パスタポットSまでのサイズならコジーとして使用可能。そのまま持っても熱すぎることはありません。(見やすいようにフラップを持っています)難点はそのまま下に置けないこと。そういう時は脚やももで挟むなりしてください。
それ以外にも、枕として使うこともできるでしょう。つま先を温めたり、頑張れば靴下の替えにも!?使い方は自分次第。トレイルバムの自由な遊び心を想像して欲しいアイテムです。
About the Trail Bum®
「Bum」とは、何かに熱中、没頭する人たちのこと。Ski Bum、Surf Bumといった言葉のように、Trail で過ごすこと、楽しむことが好きな人たちを、Trail bum(トレイルバム)と呼ぶことにしました。トレイルバムたちは、無駄が少なく、直しながらでも使い続けられるような道具を好みます。そしてトレイル上では限られた道具だけで長い時間を過ごします。長い旅の中でトレイルバム達にとって自然と街は同じ目線「どちらも日常」でフラットになるため、自然の中では高機能でありながらタウンユースでも馴染むシンプルなデザインを選ぶのです。そんな彼らのトレイルライフのように、シンプルでいて無駄の少ない道具や衣類をデザインし作ることを目的にできたメーカーが “Trail Bum®” なのです。
〈ロゴの意味〉
アメリカのロングディスタンストレイルの多くには "Blaze"と呼ばれる印があります。そのBlazeは微妙にラウンドした三角形のような形状をしており、それがTrail Bum のロゴのベースになりました。それに沿うように付けられたラインは “繋がっていく” “続けていく” 思いを込めて“道”を表現しています。この一歩はあの道に繋がっている。そう思いながら日々を過ごすTrail Bum たちの気持ちの一端と言えるのかもしれません。
Trail Bum®のホームページはこちらから https://trailbum.jp