
2mm Bungee Cord
Weight
5g
Trail Bum Steady やBummer。Gossamer Gear GrillaやMariposa。Hyperlite Mountain Gear Windrider 2400やZimmer Built Pika packなどなど、軽量でシンプルなバックパックメーカーの多くは、その本体に“後付け”または“外付け”をしやすくするためのループをつけています。そのために必要となるのが、コードやバンド、またはコードロックと言われるパーツ類の数々。その中でも定番であり、なんだかんだと使い勝手の良いのが Bungee Cord(バンジーコード)です。または Shock Cord(ショックコード)と言われることがありますが、どちらも同じものを指しています。
UL系のバックパックだけでなく、近年はマスプロダクトを含めた多くのメーカーが軽さを意識して製品を作っていることは疑う余地がありません。その中でもテープやバンド、コードは細くなる傾向が強いと思います。現状、2mm バンジーコードは、スタンダードなコードとなりつつあるでしょう。実際それに合わせたコードロックなどの部品が数多く見られるようになっているからです。
さすがに1mmになると細すぎると感じますが、2mmという太さは正直よっぽど意識して見ないと気がつかない人も多いことでしょう。十分な引っ張り強度と耐久性、取り回しやすさのバランスが良いと思います。どうしても芯がゴムであるためにコードの重量も増しやすいところを2mm にしたことで軽さも十分手に入れました。
もちろん重量物、例えばスキーの板をバックパックサイドで固定する場合には心もとないことは事実ですが、クロスカントリースキー板のように軽量なものであれば、切れることも伸びすぎることもなく、ある程度の保持力は発揮します。
パーツ類の販売もしていますが、現在は店頭のみとさせていただいております。何かご希望がありましたらお電話等でお問い合わせください。
【関連商品紹介】
Gossamer Gear / Pack Compression Cord / ¥450+tax
2mmバンジーコード ブラックと2ホールコードロック2個がセットになったものです。
バックパック側面に8の字で使用する場合は、1mずつにカットしたコードとコードロックを1個ずつ使います。
フロントに使う場合は、2mを全部使用。コードロックは一個使います。“口の字” にコードを配して末端にコードロックを通して結んで固定。中央部を小さいカラビナなどで合わせて8の字にするとフロントの固定に使いやすくなると思います。
*下の写真では“口の字”にはなっていませんが、中央部をカラビナまたはコードクリップで固定した時の写真です。ゴッサマーギアやトレイルバムの場合は小さいループが付いているので、口の字コードを通した後に中央部を固定すれば写真と同じような状態になります。