
Thru-hiker Zip Off Pants
[Highland Designs Ver. 3rd Edition]
Weight
288g
デザインと生地にこだわり
ハイキングは自由で楽しい
というメッセージを込めた
『Thru-Hiker Zip Off Pants』
素材には、肌にまとわりつきにくいように横畝がはっきりと出た凹凸感ある生地を採用。そして通気性が高いものに変更し、夏を中心とした温暖な時期にも使いやすいように、3シーズンでの使用感を中心に検討した結果です。ですが、厳冬期を除いては実際には一年中使うことが可能です。それは、数多くの実績が物語っています。
ポケットの角度や形状を普段使いに近いものにしたのは長い期間、旅で履くことを考えストレスがないことを優先。両サイドのカーゴポケットも手が自然に届く距離を考えて場所を決めました。いくつものジップオフパンツを使った経験をもとにそれぞれの良い点に影響を受け、積極的に採用。その経験をもとに改良を加えてさらに良いものにするべく努力しました。

在庫|S、Mあり

在庫|XS、S、M、Lあり

在庫|XSサイズのみ
「Zip Off Pants 」について
スルーハイカー。ある一定の区間や期間を通しで歩くことを目的としているハイカーのこと。そのハイカーたちに好まれて使われるのがジップオフパンツ です。コンバート or コンバーチブルパンツと言われることもあり、膝周辺から裾部分が外れることでショートパンツにもなり、体温調節や季節への対応幅が広いことが特徴です。 ハイカーズデポ 土屋による2008年の「John Muir Trailハイキング」、2011年と2012年の「Colorado Trailハイキング」。また、当店スタッフ 長谷川による2010年の「Pacific Crest Trailハイキング」、2012年の「Arizona Trailハイキング」、2013年の日本のロングハイキングへの可能性を模索した「五国ロングハイキング」他、国内の各トレイルを歩く際においてもジップオフパンツを使用していま す。 なぜ、ジップオフパンツを選んだのか。そこには「長い旅」という理由があるからです。
スルーハイキングやロングハイキングには定義がありません。しかし、トリプルクラウンの舟田靖章氏とハイカーズデポ長谷川の話において一つの考え方を作りました。 『最低でも一度の補給を必要とする距離または時間を要するハイキング』 これを僕たちにとってのロングハイキングの定義と仮定してみることにしました。 これまでもフリーライターの森山伸也氏によるグングスレーデンのロングハイキングや、ファイントラックの大堀啓太氏のツールドモンブランハイキング など、アメリカのロングトレイルだけでなくヨーロッパなどでも補給をしながらというのはロングハイキングの大きな特徴の一つです。 町から町へ。山を歩きながら町を繋ぐという長い旅には補給するということはとても重要で、当然の行為の一つとなっているのです。 その際、山と町との気温差はとても大きなものになります。
例えばアメリカのJMTを一つ例にあげても、標高2000mから4000m付近をハイキングしている時には、夏であれば日中こそ30℃近くになりますが、夜には一気に気温は下がり一桁台に行くことも少なくありません。しかし補給に下りた町やリゾートタウンなどは標高も1000m前後であったり、もっと低い標高になることもあります。JMTの東側には広大な砂漠地帯が広がり、夏の日中は40℃を 越えることは当然なのです。
また、アメリカ3大トレイルと言われる、Appalachian Trail、Continental Divide Trail、Pacific Crest Trailなどは総距離が3000km から4000km を越える為、当然のように季節を越えて歩いて行く必要があるのです。暑く荒涼としたデザートエリア。雪を頂く4000m峰に囲まれた山中。森に覆われた広 い大地。雪に削られた大きな渓谷。季節は雪の残る春から花咲き乱れる初夏へ。じりじりと焼けるような陽射しの夏から涼やかな風の吹く秋へ。赤や黄色に染ま る山はいつしか白く化粧をする冬へ。その大きな変化の中を歩いていくのです。 長い旅の中で、様々な環境や気温に対応するためには、服を着替えれば良いのです。みなさんが普段あたり前にしている通りです。しかし、そこは旅先。 自分の荷物は自分で持つ以外ありません。そしてその旅を、ハイキングを楽しむ為には、道具を自分にとって最低限の量に留め、荷物を軽量化することは、”目的”を楽しむ為には不可欠なことなのです。 これは何もロングハイキングにおいてだけでは無いと思います。夏の北アルプスハイキング。標高差の大きな山を登ったり下りたりするのは、アメリカの ロングハイキング以上に体力も時間も消耗します。となれば、荷物が少なく軽いにこしたことはありません。また標高2000m以上の稜線は夏でも寒さを感じ ることがあるでしょう。しかし、ひとたび町へ下りればそこは真夏そのものの暑さです。その時に着替えを持っていくでも無く、途中で着替えることもなく、裾の取り外しだけで大きな気温差に対応できるというのは、荷物の簡素・軽量化だけでなく、行動の簡素化においてもとても有用だといえます。
機能と特長
・ロングパンツとショートパンツ
ジップオフパンツの基本機能ですが、そのままで使用すればロングパンツとして使えます。膝の上下周辺から裾の部分を取り外すことでショートパンツに なります。それだけで大きな気温変化、体温調節に役立ちます。そして一本のパンツで二通りの役割を果たすことからも、長い旅の中では非常に重宝する機能を 備えているのです。 このショートパンツになる長さはとても重要なポイントだと考えました。ジップオフパンツの場合、ジッパーがあるのでどうしても膝を高く上げた時のひっかかり感というのは無くすのは難しいです。無くすためにはものすごく大きく作らなければならないからです。それを少しでも軽減するためには、膝からど の程度ジッパー位置が離れているかが重要になってきます。膝を中心に上過ぎても太ももの太さに干渉しやすくなります。膝に近くても膝ざがジッパーにひっか かってしまいます。膝の下になってしまうと好みもありますが、ショートパンツらしさがやや薄くなってしまいます。 膝の中心から約4センチ上。これは太ももにひっかかるかのギリギリ高さです。一般的なショートパンツは膝の中心もしくは膝上2センチくらいが多いのですが、この位置にするとどうしてもジッパーと膝の干渉が気になってしまうのです。ですのでほんの少し短めにすることが大きなポイントとなるのです。
・使用しているナイロン素材
こだわりの素材は、ジップオフパンツが温暖な3シーズンを中心につかうことを想定し、通気性の高いものに変更しています。生地の織りは横畝がしっかりと出ているポプリンという薄手のダック生地のような織りのものを選択。凹凸があることで肌と面で接するのを防ぐため、汗をかいてもベトツキ感を抑えてくれます。ナイロン素材を高密度に織るととても滑らかで光沢感のある素材となりますが、凹凸感があることで光沢感を抑え「Cotton like」な生地になっています。コットンライクとは、コットンに風合いが似ているということです。通気性が高い生地ですので、夏にロングパンツにして履いても蒸れにくくなっています。寒冷な時期には単体での使用は厳しいでしょう。冬期にテストで履いていましたが、風が抜けていく感じがはっきりとわかりました。その分温暖な時期には適しているものになっています。少し毛羽があるおかげで光沢感が抑えられていますが、擦れやすいところは少し毛玉になるでしょう。しかしそのまま薄くなっていくことはなく、しばらく経過すれば毛玉はおさまります。生地が軽くなったので総重量は今までで一番軽く288g(Mサイズ)なりました。
・ハンドポケットの形
最近のハイキングパンツのポケットはシーム(縫い目)に沿って縦に付いているものが多いです。これは構造上簡便化するためのものなのか、デザイン上のものなのかは分かりませんが、使いやすいということは無いと思います。人間の手がパンツのポケットに入る角度は真横になることはないはずです。また、横に付くことで 物が落ちやすくなることもあるでしょう。ジッパーが付いているならまだしも、ジッパーは締め忘れることも少なくないです。 ジーンズやチノパンなど、一般的なパンツのポケットは上方向に口が開いていて、斜めについています。この方が手の出し入れは格段にしやすいです。特にここ は“普段使い”の“いつもと同じ”形状にしました。使い慣れている形だからこそあまり違和感を感じずにつかっていただけますし、立っている状態であれば、 物が不意に落ちるようなこともありません。今季モデルは手が入れやすいように間口にややゆとりのある作りになりました。
・カーゴポケットの位置
カーゴポケットを使わない人も多いと思いますが、その理由の大半は使いにくいと感じるからでしょう。 “手が届きにくい距離” “開けにくい構造” “斜めに付いている” ということがあると思います。スルーハイカージップオフパンツの場合、手を自然に伸ばした先にジッパーのタブが来るようにしました。一 般的なものよりはやや高い位置にあると思います。ですが、何気なく伸ばした先にあるので本当に自然と開けることができます。またジッパーの角度をストレー トにすることで、“普通”に開けることができます。カーゴポケットの深さも少し体を傾ければ底まで届く深さにしていますので、入れたものの出し入れがとても用意です。大きさは折りたためるものならキャップを畳んでいれることが可能です。地図を入れても良いでしょう。カーゴポケットの高さはジッパーの位置を高くしたことから自然と高くなりました。そうすることで荷物が入った状態で歩いても歩行を妨げにくくなっています。左のポケットと右のポケットは同じ形、同じ高さでシンプルな作りです。
カーゴポケットが下に付き過ぎて体を大きく傾けなければ届かない場合など、面倒で使わなくなってしまうかもしれません。斜めにジッパーが付いていることで間口が広がるのは良いのですが、普段使い慣れていない角度なのでどうしても開け閉めしにくいという欠点があります。
要するに、出来る限り普通に、普段通り使える形状で良いということです。ポケットを何かの形状に合わせたりして専用ポケットを作ったり、角度を 「体に合わせて変える」という小手先の仕様などは一見して印象には残るのですが、では普段にそういうものは使うのでしょうか。家庭で使う鍋や、物を作る道具だって、できる限りシンプ ルなものの方が使いやすいと感じるのではないでしょうか。使い慣れていない形には慣れる時間が必要です。別の言い方だと「技術が必要」ということです。 専用ポケットはその専用品の形状が変化したり無くなってしまえば無用の長物です。
ポケットはパンツにおいて最も多様する機能です。だからこそ、ハンドポケットもカーゴポケットもいつも通りの形と自然と届く距離にこだわりました。
・ジップオフ部分のジッパーカラー
ジップオフして裾を外した後、また取り付ける時ですが、それが右に着くのか左に着くのか分からなくなってしまうことがあります。その時に迷わなくて良いように右と左でジッパーカラーを分けました。これは当店でも販売している「Patagonia Gi III Zip Off Pants」に採用されている方法から影響を受け取り入れた機能です。 左右で異なる色のジッパーにすることで、付ける際の間違いを防ぎます。スタッフ長谷川が Gi III Z/O を数年に渡り履いてきて最も気に入っている機能の一つです。この方法をとっていないジップオフパンツの場合、右だと思ってつけようとしたら左用だったり、いつも間違えるからあえて逆を選べばやっぱり間違っていたり、なかなか右左を判別するのが難しいジップオフパンツの裾部分を確実に簡単に判断することができます。 本当に Patagonia Gi III Zip Off Pants はとてもよく出来たパンツです。スルーハイカージップオフパンツを作る時も“Gi III Z/Oで十分”、という思いから制作を一年近く遅らせました。まだまだ細部の作りの丁寧さではGi III Z/O には及びませんが、作るなら Gi III Z/O の良いところは積極的に取り入れさせてもらい、より良いパンツを作りたいという思いからこの機能を採用させていただきました。ショートパンツ側とすそ側でそれぞれの色を合わせてもらえれば、悩まずに付けることができます。
・裾周りの作り
裾にはジッパーが付いており、靴を履いたままでの脱着が可能です。 もしいちいち靴を脱がなければならなければ、取り外しも面倒でしなくなってしまうかもしれません。それを考えるとやはり裾のジッパーは必要だと思いま す。ジッパーの長さは、トレイルランニングシューズなら簡単に脱げる間口に設定しました。軽量なミドルカットシューズなどでもそのまま脱ぐことができま す。マウンテニアリングブーツの様なものだと脱ぐことは難しいです。 脱げる脱げないの大きなポイントになるのは足首が曲がるか曲がらないかです。足首が曲がるだけでもひっかかるところを減らせるので、多少靴がごつくても脱 げるのですが、足首が曲がらないような頑丈な靴の場合、どうしてもクランク状の部分ではひっかかってしまうのです。以前アメリカのメーカーの中にはジップ オフの裾部分前部が縦に開くようなものも作っていましたが、さすがにやり過ぎのように思います。そこまで行くと、かえって脱着が面倒になりそうな気がしま す。 裾部分を靴を履いたまま脱ぐコツは”汚れることを恐れない”ことです。裏側であれば多少汚れても気にならないですよね。まずはジッパーを開けて、かかとまで一気に下げてしまいます。そのあと、今度は上方向、要するに膝側からひっくり返すように脱ぐと楽に外すことができます。取り付けるときは出来るだけ爪先を伸ばして真っすぐ入れれば履きやすいでしょう。裾のジッパー位置はサイドシーム(横の縫い目)位置よりも後ろ側に配置。そうすることで足運びの邪魔をすることもなくなり、正面から見たときに裾周りもスッキリと見えるようになりました。見た目も良く、使い勝手も向上しています。
・涼しく歩くための工夫
裾の説明とジップオフの作りにはまだ説明していない機能があります。ジップオフ部分は左右どちらとも外側から前を通って内側に向かって開くようにしまし た。メーカーによっては外側から後ろを通るものや、左右の動きが同じものがあります。しかし、これは外から前を通って内側に開くことが大切だと考えまし た。 例えば、暑い一日。ショートパンツになろうと思ったら虫が多かったり、ブッシュの区間を抜けなければならない時など、やはり裾部分を付けておきたくなりま す。しかし付けていれば暑い・・・。そんな時にジップオフ部分を前半分だけ開けることで完全に脱がなくても空気を内部に入れることができます。歩いている ときは歩くほど自然に空気が入っていくでしょう。ですが、それだけでは足りないのです。入った空気は出て行くところを作ることでより流れるのです。その時は裾のジッパーを開けば良いのですが、歩く度ひらひらして邪魔になります。そんな時は裾に付いているスナップボタンを留めて下さい。そうすることで 裾のばたつきをグッと抑えることができます。そして、ジップオフ部分から入った空気を裾へと流して行くことで、完全に脱がなくてもある程度はパンツ内の熱や蒸れを逃がしてくれます。 裾のスナップボタンは「Montane」のパンツに見られる非常に特徴的な機能です。「Terra Zip Off Pants」を、スタッフ長谷川がPCTをハイキングした際に、この機能にずいぶん助けらました。蚊の大群に襲われた暑い日でも、この方法で乗り切ったそうです。 しかし「Terra Zip Off Pants」は上述もした外から後ろにまわるジッパーのため上から空気が入りにくかったのです。彼は「Gi III Z/O」の時には裾にスナップボタンを自分で取り付けて使用していました。この機能はモンテインのパンツから影響を受けた上で自らの工夫を加えて採用しま した。
・パンツのシルエット
パンツのシルエットにもこだわっています。ジップオフパンツはどうしてもジッパーが膝周辺に来ることでパンツの裾が広がってしまい寸胴形に見えてしまいがちです。もちろんもっとテーパーを付けることもできますが、そうするとジップオフ部分のジッパーの上下の長さが大きくずれてしまい、取り付けが難しくなるの です。ですがそれを承知の上で出来る限り細くなるようにシルエットにこだわりました。平置きの写真では分かりにくいかもしれませんが、履いている状態だとそのシルエットが良く分かってもらえると思います。前から見るよりは横から見た時の形の良さが良く分かります。このシルエットは、僕達が知らないだけかも しれませんが、今までのジップオフパンツには見たことがありません。 2016年Ver.ではサイズ感を見直し、全体にやや細めの作りへと変更しています。2015年Ver. よりは細身になりましたが、サイズはそのままでスッキリさせたと考えて下さい。テーパーは同様ですが、今回すそ丈を長くしました。ジッパーは裾上げができないので、ジャストの丈にしていましたが、“ちょっと短い”というお声もあり今回の修正になりました。すそにたるみができる分写真ではすっきり見えにくいかもしれませんが、シルエットは従来同様となります。
<モデル身長 173cm、体重 60kg、Sサイズ着用>
・カラーについて
今のハイキングパンツの多くは、ブラック、グレー、カーキ、たまにオリーブなどの暗めの色がほとんどです。汚れを考えてというよりは、無難な色ということでの選択なのではないでしょうか。たしかにそのような色の方が合わせやすいと感じるのかも知れません。しかし、ハイカーズデポとしてはあえて市場に無い色 へのチャレンジをします。今までとはちょっと違うカラーパンツを履くと、なんだかうきうきするものです。ハイキングでの写真写りも断然良いと思います。ぜひこのカラーでハイキングを楽しんで欲しいと 思います。
最初はハイカーズデポとしての思いをあらわした、琥珀色をイメージしたAmber とオールドスクールアウトドアカラー Teal。
2回目は定番だけど”ありそうで無い色”を目指し青を意味するLazuliと松ぼっくりのPineconeになりました。
そして今回のLight SkyとRed Brick。
Light Sky
光の明るさで少し白みがかった空の青。そんなイメージです。水色というよりはサックスブルーやペールブルーという方が表現として近いでしょう。普段着のカラー定番といえば、黒、白、霜降りグレー、そしてシャツなどにあるライトブルーです。色の抜けたジーンズやすっかり馴染んだシャンブレーシャツ。そんな風にどんな色やデザインと合わせてもしっくりとくるのではないでしょうか。薄い色なので日差しの下でも熱を吸収しにくいです。衿つきシャツと合わせれば少しは品が良くなるかもしれませんので、何日も歩き続けて小汚いHiker Trashにはちょうど良いかもしれません!?
Red Brick
読んでそのまま赤レンガです。レンガは古き良き時代を表す一つだと思います。やや赤みが強いので、表現としてはえんじ色が近いのかもしれません。オールドスクールなカラーで人気のある色の一つですがいざ商品となるとそれほど見かけません。ぱっと見どうしても赤系統は強く印象に残りますが、ややダークトーンで落ち着いた色ですので履いてみればそれほど強い主張はありません。トップスには反対色を合わせるより、グレーやベージュなどの薄めの中間色にすると全体に落ち着いた感じで着合わせられるでしょう。
・その他
今期よりTRAIL BUMとのコラボレーションとなりました。しかしこの商品は当店オリジナルとなるため、TRAIL BUM のロゴは控えめにベルトと内側のみです。バックポケットの上にはHighland Designsのブラウンタグが付いています。
前合わせの留め具はシンプルにボタンにしました。これによりかさばりを抑えています。今期よりバックルはYKKのスライドバックルに変更しました。比較的フラットになりやすく、壊れにくく、テンションがかかっている時はしっかり止まりますが、簡単に外れます。 また、左右に目立たないですが、ループを付けていますのでキーホルダーやカラビナなどをかけることができますので、落としたくないものをつなげたり、コンパスなどのヒモをかけておくことができます。
サイズについて
サイズはUSサイズ基準でXS、S、M、Lの4サイズを用意しました。今期はサイズを見直し、昨年と比べすこしスッキリとさせました。ハイキングパンツとしての動きやすさは確保しながらも着た時の雰囲気を大事にしました。
XSは女性も履いていただけるサイズですが、普段 W's USのSサイズもしくはMサイズを着られる方むけです。細身もしくは小柄な男性も履けます。ウェストサイズは28インチ以下です。
S、M、Lは主に男性サイズとして考えています。S、M、Lで変わるのはウェストサイズから全体の太さにかけてです。SとMでは丈の長さも変わりますが、MとLでは丈の長さは同じになります。
- XSサイズ ウェスト約28インチ(71センチ)〜、もも(ジッパー)周り 52センチ
- Sサイズ ウェスト約30インチ(76センチ)〜、もも(ジッパー)周り 54センチ
- Mサイズ ウェスト 約32インチ(81センチ)〜、もも(ジッパー)周り 56センチ
- Lサイズ ウェスト 約34インチ(86センチ)、もも(ジッパー)周り 58センチ
*誤差あり。半身で±5mm。
・丈の長さ
本来シルエットを重視するならば、足に着かない“くるぶし”くらいの長さにするほうが良く、また裾にジッパーがあるため裾上げが出来ないことからも従来はやや短めの裾丈にしていました。しかし、様々なご意見を参考に丈の長さを大幅に見直しています。このことでどうしても裾がだぶつきやすくなるためシルエットが野暮ったく見えがちですが、全体のテーパー角は2015より少しだけきつくなりよりシルエットにこだわったものになっています。
パンツの丈を表す際に一般的には股下サイズを測りますが、ジップオフパンツの場合上下で別パーツとなる上にガゼット部分のどの位置から測るかで計測の値が変わってしまうことから、このアイテムでは総丈(そうたけ)を表示させていただきます。総丈とはサイドシーム(外側の縫い目)の全長を言い、腰の付け根から裾までの長さです。
- XSサイズ/ショートパンツ総丈 約41.5センチ、総丈 94.5センチ
- Sサイズ/ショートパンツ総丈 約42.5センチ、総丈 96.5センチ
- Mサイズ/ショートパンツ総丈 約43.5センチ、総丈 98.5センチ
- Lサイズ/ショートパンツ総丈 約44.5センチ、総丈 100.5センチ
*誤差あり。半身で±5mm。
・裾上げについて
ジッパーをカットしての裾上げは難しいですが、お直し業者次第では対応してくれることもあると思います。気になる場合はお直し業者へ相談してみて下さい。別の方法としてはジッパーと干渉しない膝下付近を折りたたんで上げる方法があります。膝が立体になるように縫うと上げてあるのがわかりにくくなります。
<サイジング参考>
モデル身長173センチ 体重60キロのスタッフの場合(細めやせ形の体型)Sサイズ着用
身長が170センチ以上で細めの方でも、Sサイズで十分な丈の長さとなります。
モデル身長175cm 体重75kgのスタッフの場合(骨太がっちりの体型)Mサイズ着用
写真は無いですが以下参考。 身長165cm体重60kgのスタッフの場合(細めがっちりの体型) Sサイズを着用
ハイキングをしている中で、ハイキングのための機能をシンプルにまとめたいと思いました。それを現状の僕達ができる限りの範囲で表現ができたと思います。 ちょっと他には無いけど、でも普通に使える機能がちゃんと付いているハイキングパンツという感じでしょうか。ぜひ、デイハイキングからロングハイキング、 長期の旅行などのお供ににこのパンツを連れて行って欲しいと思います。
旧モデル・カラーの販売について
[2nd Edition モデル]
基本的な使用は同じですが、「すそ丈の長さ」や「サイジング」などの細部、価格に違いがあります。
現行モデルとの違い
- すそ丈が1〜2cm短い。
- パッチロゴが違います。
- サイジングがやや大きめとなります。
特別価格にて販売いたします。在庫のあるサイズについてはお問い合わせ下さい。
定価 13,000円(税別)→ 特別価格 5,000円(税別)
カラー/Lazuli(ラズリ)
残サイズ/XS、S、M、L サイズ
Hiking Photo Gallery
KIRAWAY (Kitanemuro Ranch Way) Thru-hiking 2016.10 Photo by Minoru N. & Turtle
Sio no Michi Trail Thru-hiking / 塩の道トレイルスルーハイキング 2015.11 Photo by Minoru N.
*着用は廃番カラーまたは旧カラーとなります。ご了承ください。
Nikko Snowshoe Hiking
*着用は廃番カラーまたは旧カラーとなります。ご了承ください。
ShinEtsu Trail Cross-country Ski Tour
*3枚目の写真をよく見ると体温調節のためジップオフを少し開けているのがわかる。
*着用は廃番カラーまたは旧カラーとなります。ご了承ください。
信越トレイル非公式サイトのバナーにもこの時の写真を採用していただきました。(2014年5月時点)*着用は廃番カラーまたは旧カラーとなります。ご了承ください。