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KAMMOK

Mantis UL

ハンモック
Weight

961g

バグネット付きのハンモックとタープがセットになったオールインワンハンモック。雨、風、虫のプロテクションをきちんと確保しながら、軽さも実現。バラしても単体で使えるのでオーバーナイトからデイリーまで幅広く対応します
Weight

961g

SPECIFICATIONS

重量
961g(実測値)

本体:463g(本体のみ311g、メッシュ152g)
タープ:321g(ガイライン込み)
ツリーストラップ:ペア85g
ペグ:10g x 6本
スタッフサック:32g
サイズ
本体:300cm x 142cm
タープ:345cm x 223cm(最大幅)
    183cm(最小幅)
素材
本体:Levitas™ 20D リップストップナイロン
タープ:Patagium™ 15D リップストップナイロン
PU/Silicone
カラー
モスグリーン
アンバーオレンジ
54,000円 (税込59,400円)

泊まりでも日帰りでも
暖かい時も涼しい時も
マルチに使える
『Mantis UL』

2010年にハンモック専門メーカーとして誕生した「KAMMOK カモック」は、フラッグシップモデルのベーシックなハンモック「ルー・ダブル」を中心に、新興メーカーならではの斬新なアイデアが盛り込まれた製品をリリースしてきました。そんなカモックの中でマルチに使えるシェルタータイプのハンモックが「マンティスUL」です。

バグネット付きのハンモックにフライシートを被せた状態、「テント代わりに泊まりで使えるハンモック」のマンティスULですが、そのままでは老舗の「Hennesy Hammock ヘネシー・ハンモック」と大差がないと思ってしまいます。しかし大きな特徴として、それぞれのパートを「バラして使える」ところにあります。
タープは単体で使用も可能ですので、軽量なタープとしてハイキングのお供にするも良し、他社メーカーのハンモックとの組み合わせも可能です。虫除けのネストと本体も完全に分離できるので、軽量なハンモックとしてだけの使用もできます。メッシュネストは、別売のカバーに交換することで寒冷期使用へと変更もできます。

もちろんマンティスUL自体がまとまり良く作られているし、同メーカーオプションを使うことでの拡張性に優れており、ダブルで嬉しいハンモックシェルターです。それだけでなく、それぞれが単体としても使えるので、もともとハンモックを持っていた人も、マンティスUL以降に新たなハンモックを手に入れても、いろいろとマンティスULを使い分けていくことが可能なので、ダブルどころかトリプルにも使っていけると言えます。

軽さも十分で、ペグ6本とスタッフサックも込みで1kg未満。最もシンプルな状態にまで分解すれば、本体+ツリーストラップで400g以下のハンモックセットをつくることも可能です。

「安心して泊まれて、身軽なハンモックとしても使える」

組み合わせ次第であらゆるシチュエーションに柔軟に対応するマンティスULは、これひとつでユーザーの要求をほとんど満たしてくれるでしょう。


Mantis ULの特徴

マンティスULはバグネット付きのハンモックをタープが覆うシェルターハンモックです。この構造は1999年に発売されたヘネシーハンモックを踏襲したもので、世に出回る一般的なシェルターハンモックと基本構造は同じです。しかしマンティスULにはテントとして求められる「安心感」、ハイカーの求める「軽さ」、さらに後発ならではの「使いやすさ」が備わっています。

  • 大きなタープ
  • 取り外しできるバグネット
  • 追加アクセサリーが充実

この3つがマンティスULの特徴を表すポイントです。
「テントとして」「ハンモックとして」それぞれの役割をフルに発揮する、その理由を見てみましょう。

大きなタープ

マンティスULがテントの代わりに安心して使えるのは、付属のタープが雨と風をしっかりと遮ってくれるからです。マンティスULのタープは全長が345cmに最大幅が223cmの変形六角形。足元にかけてやや絞りが(最小幅が183cm)付いていますが、一人用のタープとしてはかなり大型です。

長い全長おかげでハンモックの前後はそれぞれ50cmくらいの庇で覆われます。これなら大降りの雨でもハンモックが濡れることはほとんどありません。また幅の広さは横風を遮るのに有効です。この幅があれば天頂部を低くとり、左右のタープの縁を地面ギリギリまで下ろして張ることも可能です。張り方を工夫すれば、外界から遮られた空間をつくりだせるのが、テントのような安心感に繋がっています。さらにここまで大きなタープにも関わらず、ガイライン込みで実測321gと軽量です。
設営は木に巻きつける部分にPitching Cord Kitと同じ方式を採用しているので、ラインを結ぶ作業は必要ありません。タープの設営でいちばん面倒なところをきちんとケアしています。マンティスULのタープは広くて軽くて設営しやすい、単体で見ても魅力的なタープです。

取り外しできるバグネット

マンティスULのバグネットは、本体の縁にぐるっと一周縫い付けられたジッパーによってハンモック本体と連結されています。ジッパーを全て開けば本体からネットを完全に取り外すことができます。この構造によるメリットは3つあります。

①軽量化できる

単体の重量は本体が311gに対してバグネットが152g。ネットは意外と重いものです。虫のいない時期にバグネットを外して持ち出せば荷物の軽量化と収納性アップに役立つでしょう。不要なものはなるべく持ちたくないミニマリストにはうれしいポイントです。

②出入りがしやすい

一般的なバグネット付きハンモックのほとんどは、出入り口がハンモックの左右どちらか片方にしかありません。設営したあとに「こっちを出入り口にすればよかった!」なんてこともしばしば。全周にジッパーがあるマンティスULは、バグネットを付けた状態で左右どちら側からでも出入りできます。泊まりなら特ににハンモックで過ごす時間も長くなるもの。出入り口が自由に選べるのは些細なようで意外と大事なポイントです。

③冬仕様になる

マンティスULには、バグネットの代わりに取り付けができる冬用のカバーがオプションで用意されています(詳細は事項にて)。メッシュとは違い防風性のある素材でハンモック上部を覆うこのカバーを取り付ければ、ビビーサックのように暖かい空間をつくりだせます。バグネットから付け替えれば、すぐに冬仕様のハンモックが完成。通年ハンモックで寝泊まりしたいハイカーにはうれしいオプションです。

充実した追加アクセサリー

カモックからは、マンティスULに組み合わせできるオプションパーツがいくつか用意されているので、必要に応じて機能を追加できます。

マンティスウィンターバリアー ¥13,800+税 実測238g

マンティスUL専用ウィンターカバー。寒さが気になる季節に暖かく過ごすには効率的な方法です。

マンティスギアロフト ¥3,500+税 実測35g

本体の先端に取り付けできるマンティス専用のギアポケット。3点を引っ掛けるだけで簡単に設置できます。容量はそれなりに大きく、小物+αの収納にも対応します。デッドスペースを有効活用するナイスアイデアです。

リッジ ¥5,600+税 実測79g(付属のリッジライン込み)

マンティスULのリッジラインに吊り下げられるギアポケット。ジッパーアクセスのポケットはオレンジとホワイトで部屋が分かれています。ホワイトの部分に点灯したままのヘッドランプを収納すると光が拡散してランタン代わりになります。筒状のメインポケットにはボトルも収納できます。

マンティスULを手にとって感じるのは、隅々まで考え込まれている作りです。後発メーカーならではといえばそれまでですが、これまでのシェルターハンモックには必ずどこかしら「もっとここがこうだったらいいのに」がありました。しかしカモックはきちんとそのあたりを研究し、改良しています。は、ハイカー向けシェルターハンモックのひとつの完成形と言えるかもしれません。

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