
Steady Spectra
Weight
572g
SPECIFICATIONS
- サイズ(タイプ共通)
- 48L
*エクステンションカラー部分で10リットル程度ある。
*本体 約40L
高さ55cm x 幅28cm x 奥行15.5cm
*エクステンションカラー平面の長さ 約30cm
**計算で出る容積と実体感・通例で言われる容量とは違いがあります。 - 重量
- 572 g(実測値)
本体:487g
背面パッド:約60g(誤差あり)
スターナムストラップ:25g - 素材
- 200d Spectra grid stop nylon
:TPU(熱可塑性ポリウレタン)コーティング
:撥水加工 - カラー
- Night Cloud

ハイカーが長く歩くための
最低限の機能と
思いを詰め込んだ
軽く簡素なバックパック
強さと耐水性を加えた
『Steady Spectra』
Trail Bum® ファーストモデルのうちの一つとなるバックパック "Steady" 。アメリカ3大トレイルを踏破したハイカー舟田 "Yas" の自作バックパックをベースとし、ULらしいシンプルな構造でありながら、ロングディスタンスハイキングに対応する大きさや機能を詰め込んでいます。名称はYasの堅実なハイキングを目の当たりにしたアメリカのハイカーが驚きと愛着をもってつけたトレイルネームが由来。
200D Spectra
Rip-stop Nylon Ver.
ウルトラライトバックパックの代表的な素材といえば、色に染まらない性質の超高分子量ポリエチレン繊維が模様のように入っているあの「dyneema ナイロン」。ウルトラライトハイキングのメーカーとして惜しまれながら廃業してしまったGolite が使っていた素材としても有名です。このことはULバックパックのエポックメイキングになったと言えます。2,000年頃の当時としても特別軽い素材ではありませんでしたが、丈夫さと軽さのバランスが取れた素材だったと思われます。たしかにそのころのマスプロダクトのバックパックは600Dとか1000Dには当たり前に使われていました。それにULすぎる素材は多くの人に受け入れられにくいので、その中で考えた結果の選択だったと思います。
「ULのクラシック」とも言えるトラディショナルな雰囲気はとても良いのですが、ダイニーマを供給する会社の方針転換などで主に大手メーカーを中心とした扱いに移行してしまいました。そのためダイニーマを使った素材をトレイルバムが使用することが難しい状況となってしまったのです。
ですが、同じく超高分子量ポリエチレン繊維の「スペクトラ」という素材があります。これは供給している会社の違いであって、ほぼ同一の繊維、という理解で良いです。このスペクトラを使って生地を作ることができました。繊維の太さは200Dです。さらに縦横の格子の間隔を小さくしました。
そしてこの素材でポイントになるもう一つが裏側の仕上げになっている「TPU」です。TPU加工をすることで、生地本来の強度を補い、耐水性も上がります。
TPUとは Thermoplastic Polyurethan のことで、熱可塑性(熱で柔らかくなる性質)を持ったポリウレタンを言います。これは以前からある素材ではありましたが薄く加工するのが難しいと言われていました。けれどもこの数年でTPU加工のものが増えてきたように思います。さらに同じポリウレタン系の中でも「耐加水分解性」に優れていて、柔らかいのにコシがある、引張りや摩耗の耐久性が高く、劣化なども少なく、比較的環境にも良い素材とされています。そしてこれがアウトドア用の生地に使われるもう一つの利点は従来のポリウレタンやアクリルの加工よりも「耐水性が高く」なることにあります。ここでの耐水性は「防水ではない」のでご注意ください。ですが、生地から入っても水が透過しにくくなるのは大きな利点です。
生地としてまとめると、スペクトラで引き裂きを補強し、TPU加工をすることで生地全体の強度を上げるのと同時に、耐加水分解性、耐水性も手に入れた生地になっているということです。
色はTrail Bum®オリジナルカラー「Night Cloud」。夜の空に浮かぶ雲は月や様々な明るさで少しだけ見えます。その色は真っ黒ではなくやや青みがかっています。かといって青でもない。そんなイメージです。
白いリップストップは格子柄のように思われますが、それは超高分子量ポリエチレン繊維(スペクトラやダイニーマ)が色に染まりにくい為に、生地を染めて洗うと白く残ってしまうためです。(*流通している生地の中にはただ白い格子柄にみせたものもあるので、見た目だけで判断するのは注意が必要です。)
価格は20,000円(消費税別)
重量は約50gプラスとなる、540g(実測値。誤差あり)
It's "Steady"
「ウルトラライトハイキングらしいバックパックが少なくなった」という言葉がきっかけになり今だからこそ“これがウルトラライト”といえるバックパックを作ることにTrail Bumはこだわっています。
トレイルバムのファーストモデルとなるステディ。アメリカのULハイキング黎明期。手に入りやすい素材でバックパックを作っていたホームメイドハイカーたちが選べるのは流通している素材。特殊なミシンを必要としないシンプルな構造、そこから生まれるデザイン。ULH黎明期から時間が経ったいま、その雰囲気は Steady や Bummer に受け継がれているのではないでしょうか。
ここで紹介しているのは「200d スペクトラ バージョン」ですが、そのほかにレギュラー素材となる100dリップストップナイロンのものがあります。レギュラー素材のステディについてはこちら。
Steadyはロングディスタンスハイキングに対応する適応力を持ったバックパックです。その細部について順番に説明します。(以下の画像は100dナイロンのレギュラー素材モデルとなります。ご了承ください。)
1、長めにしてある吹き流し
長くてたっぷりのエクステンションカラー(吹き流し)。使い勝手を考えて初期モデルからは5cmほど短くなっています。
2、背負い心地が良いパッド
適度に柔らかく耐久性のあるパッド。硬質なパッドよりはヘタリが早いのですが、ヘタリにくい硬さと肩にフィットしやすい柔らかさのバランスを考えて選んでいます。
3、幅広のウェストハーネスのデザイン
同社ホーラーと同じデザインです。たっぷり荷物が加わったバックパックの重さを肩だけでなくしっかりと腰でも分散できるようになっています。
4、たっぷり荷物が入るメッシュポケット、サイドポケット
広がりやすいように角に大きめのマチをつけています。フロントポケットは行動中に取り出したいものを余裕で入れることができる大きさです。
サイドポケットはボトルが二本余裕を持って入る大きさです。サイドポケットは背負っていても手が届くように設定しているので、細々としたアイテムを出し入れすることも簡単です。
5、調整できるサイドストラップ
サイド丈夫にあるストラップは、スライダーバックルで調整可能にしています。これによりスキーを固定したり、トレッキングポールやタープポールなどの固定がしやすくなっています。
6、標準装備の背面パッド
ショルダーやウェストと同じパッドを背面内側に標準装備。保温力のほどは微妙ですが、クッション性はかなり良いです。これによりパッキングに自信がない人にも気軽に使ってもらいやすいでしょう。もちろん不要な人には簡単に取り外せる構造です。
7、がんばって抑えた本体重量487g
レギュラーモデルは背面パッド込みで500gを切るという軽さです。生地の分でどうしてもレギュラーのものよりも重くなってしまいます。とはいえ総重量で572gというのは十分な軽さではあります。
シンプルハイキング=ウルトラライトハイキング
ウルトラライトハイキングは少しずつではありますが広がりを見せつつあります。それもそのはず軽量化はハイキングの歴史でもあるからです。ですが、ウルトラライトハイキングとはただ軽ければ良いとか、軽いものだけを揃えれば良いというわけではありません。今では軽くても丈夫で機能的な道具は増えていき、それは多くのカスタマーを満足させるものでもあります。確かにそれもウルトラライトハイキングの一つの進化の方向といえるでしょう。しかし本来のウルトラライトハイキングとは、シンプルゆえの軽さ、という意味も含まれていました。
各部詳細について
Steady はロングディスタンスハイキングに対応する適応力が求められたバックパックです。それが、余裕のある50L程度という大きさにあるでしょう。本体の大きさは約40L程度ですが、エクステンションカラー(吹き流し)が長く、相当量のエクストラに対応します。メッシュポケットなども含めると、想像以上の荷物がこのバックパックに入れられるでしょう。それに対応するように長めにとってあるセンターストラップ。間違ってもここを短くカットしてしまうと、最大に荷物が入った時にストラップが届かなくなる可能性もあるので注意。
トップリッドはなくULバックパックらしく一本締めのストラップ。ストラップの固定する向きは背面側にバックルでストラップ部分は前面方向に落ちます。この製作においてのこだわりの点でもあり、バックパックを下ろした時に手前側にくるので、それに合わせた使い勝手を考えています。
ハイカー“Yas” 自身も必要と感じたウェストベルトですが、ベースとなったデザインにはとてもシンプルな形状で最低限のものしか付いていませんでした。もちろんこれでも十分。けれど、もう少しだけ欲しい。ウルトラライトでもありながらロングハイキングに目線を向けて、ホーラーと同じ幅広ながらシンプルなデザインのウェストベルト変更。裏側には3Dメッシュで腰への当たりも軽減。テープ幅も25mmから40mmにしたことで、見た目のシンプルさ以上に腰に荷重が乗る感覚があるでしょう。町から離れた直後は水も食料も多く、これでもちょっと心許なく感じるウェストベルトかもしれませんが、総合的に考えれば十分な機能を果たします。本体にそのまま縫い付けられていて、この作りのほうが別体式よりも軽くなることは明白です。
ウルトラライトバックパックのスタンダード機能として、フロントには大きめのメッシュポケット。両サイドにもメッシュポケットが付いています。どちらのポケットも角にマチをつけ、ゆったりとしたサイズに変更。サイドポケットはボトルが二本余裕を持って入る大きさになっています。背負っていても手が届くように設定しているので、細々としたアイテムを出し入れすることも簡単です。フロントポケットもこれだけの変更でたっぷりと収納できるようになり、食料以外で行動中すぐに取り出したいもの、例えば救急セットやトイレセット、レインウェアなどを全て収められます。
使用者の自由度を高めるために、バックパックをコンプレッションしたり、荷物をくくりつけられるきっかけ用に、いくつかの小さなループ(ユーティリティループ)が付いています。前面 縦3カ所、背面 縦2カ所(共に両側)。
Trail Bum®のBummer、Steady、Hauler の三つに共通のショルダーハーネス。荷重が大きくなった場合にショルダーが食い込むことを防ぐために太めのテープを合わせています。スターナムストラップ(またはチェストストラップ)はオプションで付属していますので、必要に応じて付けて使用してください。スターナムストラップのスライダーバックルはグレーのホイッスルになっています。
以前はサイズ調節のできないサイドストラップでしたが、それは“Ray Way”から受け継がれたもので、元々は薄手の生地の強度を補うためだったと考えられています。Goliteの初期モデルにも付いていて、GoliteとRay Way へのオマージュとして付けていましたが、どうせ付いているなら実用的にしてみました。これによりスキーを固定したり、トレッキングポールやタープポールなどの固定がしやすくなりました。
ショルダーやウェストと同じ素材のパッドを背面内側に標準装備。保温力のほどは微妙ですが、クッション性はかなり良いです。これによりパッキングに自信がない人にも気軽に使ってもらえるようになりました。もちろん不要な人には簡単に取り外せる構造です。
旧モデルの重量は400gジャストくらいでした。今回のバージョンアップに伴い、少し重量が増えています。それはウェストハーネスの項目でも述べていますが、少しだけULハイキングよりもロングディスタンスハイキングに目線を向けた結果です。
重量は背面パッド抜きで、432g。多少の誤差はありますが、背面パッドだけで55g前後でしょう。するとパッド込みで、485gです。ですので本体だけで言えば30gほどの増量に抑えたことは大きな努力の成果だと思います。
生地や素材について
・メッシュ素材
目が大きく、伸縮性のない素材を選びました。伸縮性のあるものの方が使い勝手は良いのですが確実に劣化が早いので、そこを考慮してあえて伸縮性のないものを選びました。目を大きくしたことで濡れたものも乾きやすくなります。強度だけを考えれば、ハードメッシュという硬い素材を選べば良いのですが擦れると手が痛いので、やや強度は落ちるもののソフトメッシュを選んでいます。フロントポケットもサイドポケットもメッシュの穴を出入り口にして、細いバンジーコードを通しています。片側はコードロック付き。片側は結んであるだけです。こうすることで、ポケットからの不意な荷物の落下を防ぐために口を締めることが可能になりますし、バンジーコードの伸縮強度が欲しい場合は太めのバンジーコードを通し直せばよいですし、バンジーコードが伸びきった場合には交換が容易にできるようになります。



Bummer と Steady の違いについて
Bummer はウルトラライトハイキング寄りに、Steady はロングディスタンスハイキング寄りに考えて作られています。この二つの違いとはなんなのでしょう。
ロングディスタンスハイキングの中でウルトラライトハイキングが語られることは多いですが、この二つは兄弟のようなもので、同じものではありません。ロングディスタンスハイキングが長い時間を経ていく中でハイキングそのものが生活になっていくため、必要以外の嗜好品も含まれることが多いですが、ウルトラライトハイキングとは必要最低限しか持たないのです。
日本のUL黎明期からアメリカの情報を発信し、2014ATスルーハイカー勝俣 "Loon" の言葉を借りると、
『ロングディスタンスハイキングは慣れてしまった経済社会から長期間離れて、別のソサエティーに入ることだと思う。ウルトラライトハイキングはミニマルなライフスタイルへ、さらにギリギリと挑戦したもの。ロングハイクは持てるなら無駄も持ちます。“多すぎない”だけです。だけどウルトラライトハイキングは要らないものは持って行かない。』
ということになります。
Steady には長い期間に対応する柔軟性が求められます。それが、ベアキャニスターのように大きくかさばるものの場合もあるでしょう。大量の食料なのか、かさばる冬用の寝袋なのか。短い期間ではなく、季節を越えて、環境の変化を越えて歩くロングディスタンスハイカーにとってはある程度の容量の余裕が求められます。
Bummer には期間は関係ありません。短い期間だろうが、長い期間だろうが、ウルトラライトハイキングは、不要なものを持って行かないのです。食料がかさばるならかさばらない食料に変えるようにし、持っていけないものは持たないでも状況に対応できるように考えて行動していく必要があります。それに必要なサイズはこの大きさがあれば十分でしょう。むしろ大きすぎるかもしれません。ポケットすら必要ないのかもしれません。そう思える方はぜひ余分な部分を切り落としてさらに軽量化してみて欲しいです。
・サイズ比較
ステディとバマーのサイズを比較してみます。
容量はステディが約40L(吹き流し除く)、バマーが約30Lです。写真で比較するとよくわかりやすいのですが、本体には高さに大きな差がありますが、メッシュポケットの高さはほぼ同じです。横幅はステディの方が大きくなっています。
横からの写真を見ると奥行きの違いがわかります。奥行き幅の違いはメッシュポケットにも影響してきます。それ以外サイドテープやショルダーの高さ位置は同じです。
The ultralight backpack
ウルトラライトバックパックのオリジナルとはなんでしょう? Gossamer Gear創設者のGlen V. Peski氏の言葉を借りれば “ULバックパックにオリジナルはない” ということになります。ULを突き詰めていけば、それは限りなく“0”に向かっていくことです。その中でバックパックを考えれば、構造はシンプルになっていくのは明白です。バックパックであるという枠の中で考えれば、袋にショルダーだけを付けたもの、になるのです。ですが、そこに最低限の機能を付けるとすれば、そう考えていくと、フロント部分にポケットを付ける。サイドポケットを付けるとなっていくのです。そうすると、よく見るウルトラライトなバックパックの姿が見えます。まさにこのBummer もSteady もそんなウルトラライトバックパックの原型に近いものだと言えます。
この形で印象的なのは、"Ray Way"です。作った人もいるのではないでしょうか。ハイカー舟田 "Yas" もまさにそうでした。自分のハイキングで使う道具も自分で作ったものにしたい、という素直な欲求からまずはRay Way のバックパックキットを作りました。それを自分のハイキングの経験と合わせて作ったものを、CDTとATのハイキングに使いました。彼がPCTに使ったのはグラナイトギアのメリディアンヴェイパーを改造したもの。その時にも感じたロングハイキングでのウェストベルトの必要性やサイドポケットの有用性を自作バックパックにも盛り込んでいます。その自作バックパックをベースに "Steady"をデザイン。そこからウルトラライトに寄せていく方向で"Bummer" が作られました。
しかし、Steady や Bummer を見た時に、Goliteによく似ている、と思ったかたもいることでしょう。たしかにGolite のBreeze とSteady は良く似ています。それは当然のことで、Breeze は Ray Way から生まれたバックパックだからです。また、Bummer はGoliteのDay に似ていると感じたかたもいるでしょう。もちろんそれはDay がBreeze をベースとした小型バックパックなのに対し、Bummer はSteady を小型化したものだからです。
Steady をBreezeに似せたわけではありませんし、Bummer をDay に似せたわけでもありません。Ray Way というシンプルなバックパックをベースに変化していった結果似ただけで、でもそれは当然の結果で、シンプルを求めるウルトラライトハイキングらしいバックパックを考えていけば、自ずと似たようなデザインになっていくのです。
Gossamer Gear はGoliteと創業年を同じくし、インディペンデントなメーカーとして今でも大きな存在感を示しています。そのアイテムの中で、G4、というクラシックなバックパックがあります。これはRay Way から派生したバックパックではありませんが、近しい形状をしています。そのG4がたどった方向はMariposa や Gorilla です。そして、これらもSteadyやBummerと近しい形状をしています。もちろん細かく見ていけばたくさんの違いがあるのですが、トップリッドが無い、大型のフロントメッシュポケット、サイドポケット、ショルダーが本体に縫い付けられるシンプルな構造などの類似点も多く見られるのです。
まさにこのことが、ULバックパックにオリジナルはない、という言葉につながるのでしょう。どのメーカーも結局は軽量化をしていく中で、まずは簡素化する方向に向かいます。そうすることで同じような形状になってしまうのです。ですが、それでは違いが出せない。でもメーカーである以上違いを出して差別化していく必要がある。この流れの結果が、ウルトラライトらしいバックパックがなくなっていった理由の一つではないでしょうか。これはカスタマーが求めた結果でもあり、メーカーの向かわざるを得無い結果なのかもしれません。しかし、それでも源流に近い、シンプルなバックパックが欲しいのです。それが、Bummer そして Steady へと繋がっているのです。
About the Trail Bum®
「Bum」とは、何かに熱中、没頭する人たちのこと。Ski Bum、Surf Bumといった言葉のように、Trail で過ごすこと、楽しむことが好きな人たちを、Trail bum(トレイルバム)と呼ぶことにしました。トレイルバムたちは、無駄が少なく、直しながらでも使い続けられるような道具を好みます。そしてトレイル上では限られた道具だけで長い時間を過ごします。長い旅の中でトレイルバム達にとって自然と街は同じ目線「どちらも日常」でフラットになるため、自然の中では高機能でありながらタウンユースでも馴染むシンプルなデザインを選ぶのです。そんな彼らのトレイルライフのように、シンプルでいて無駄の少ない道具や衣類をデザインし作ることを目的にできたメーカーが “Trail Bum®”なのです。
[ロゴの意味]
アメリカのロングディスタンストレイルの多くには“Blaze”と呼ばれる印があります。そのBlazeは微妙にラウンドした三角形のような形状をしており、それが Trail Bum のロゴのベースになりました。それに沿うように付けられたラインは、“繋がっていく・続けていく”思いを込めて“道”を表現しています。
この一歩はあの道に繋がっている。そう思いながら日々を過ごすTrail Bum たちの気持ちの一端と言えるのかもしれません。
Trail Bum®のホームページはこちらから https://trailbum.jp
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