
Vagabond Trail
Weight
525g
街も自然も区別なく
自由に自然体で漂泊したい
トートハンドルが特徴的な
クロスオーバーマルチキャリー
飛行機に乗って世界中を旅したり
近所のファーマーズマーケットに買い物にでかけたり
混雑する地下鉄にゆられて通勤したり
近所の公園に散策にでかけたり
近郊の山々をハイキングしたり
街も自然も区別なく、自由に漂泊したい
街と山とを漂泊する者
都市生活者だから街用バックパックを、ハイカーだから山用バックパックを、そんな選択ももちろん間違いないですよね。しかし僕らはULハイキングと出会うことで、もっと自由に旅することを、楽しむことを、考えることを知るようになりました。都市で生活し、街を旅して、山でハイキングをする。それはまさにハイカーたちのライフスタイル。街にこだわらず、山に縛られず、あらゆる景色の中を自由に漂泊する者「バガボンド」。そんな名前のバックパックは発売以来、ハイカーたちの日々を支えるパートナーとして支持をえてきました。
そんなバガボンドが2019-20シーズンにリニューアル。
3つのスタイルでハイカーたちとの新たな出会いを待っています。
3つのスタイル
バガボンドは2019-20シーズンから次の3つのスタイルで展開されます。各スタイルの特徴を簡潔に表すならばこのようになるでしょう。
Vagabond Daypack(バガボンドデイパック)
街と山とを行き来するバガボンドの精神を体現するオリジナルスタイル
Vagabond Jet(バガボンドジェット)
スペクトラ素材を採用、PCスリーブが嬉しいデュラブル&クールなスタイル
Vagabond Packable(バガボンドパッカブル)
収納&携帯に利便性が高いコンパクト&ライトウェイトスタイル
Vagabond Daypack
このモデルは素材こそリニューアルしていますが、街と山とを行き来するバガボンドの精神を体現するオリジナルスタイルといえます。
1.トート×バックパック
デザイン的には特徴的なデュアルトートハンドルが目を引きます。バックパックにトートハンドルを付けたモデルは古くは「Black Diamondスピードバック」にはじまり、近年では「Mystery Ranchブーティーバック」の大ヒットと、街中で目にすることは少なくありません。歩くときは背負った方が楽ですが、モノを取り出すときや公共交通機関に乗るときにはトートバックとして使った方が利便性が高い。「街用」とひとくくりにされがちな「トートバック×バックパック」というスタイルですが、使えば誰もが納得できる快適性と利便性にあふれた機能デザインなのです。
- 都市部での利便性が高いトートバッグとして
- 自然の中での快適性を守るバックパックとして
Gossamer Gearはバガボンドの発売以来、「cross-over multi-carry pack」というコピーをつかってきましたが、それではこのバックパックの表面的な機能にしか触れていません。こうした機能は決してGossamer Gearだけのものではなく、今までのあらゆるトートハンドル付バックパックに共通して言えることです。このバックパックをGossamer Gearが展開する意味はどこにあるのでしょうか。もちろん街用として多くのユーザーに受け入れられるであろうことは予想できます。しかしそれだけではないはずです。
2.アーバンハイキング
Gossamer Gearでは多くのハイカーがアンバサダーになっています。その多くはPCT、ATといったトリプルクラウンをスルーハイクしているハイカーですが、その中にLiz Thomasという女性ハイカーがいます。ATのノンサポートスピード記録を持っていたハイカーでもあるリズは、2010年代後半から「アーバンハイキング」という捉え方で都市部での歩き旅を模索しています。そんなスタイルはわたしも参加した2015年1月のGossamer Gearのアンバサダーミーティングでもしばしば話題にのぼっていました。「登山」「アルピニズム」という概念の中ではどうしても街や舗装路を楽しくないものとしてネガティブにとらえてしまいます。しかし「ハイキング(特にロングハイク、スルーハイク)」という概念の中では山だけでなく、その山々を繋ぐ街や舗装路も楽しむべき対象、旅する場としてポジティブにとらえることが可能になります。
Gossamer Gearをとりまくアメリカハイキングカルチャー、ロングハイキングカルチャーの中では自然と街とは区分するものではなく、シームレスに楽しむもの、旅をするものという概念が定着してきました。だからこそ2017年、「Vagabond(漂泊者)」という名前で街と山とを行き来するバックパック、それも街での利便性を高める要素をしっかりと盛り込んだバックパックがGossamer Gearでも展開されるようになったのはハイキングカルチャーの潮流をふまえた上でも必然的だといえるでしょう。
バガボンドは単なる街用のバックパックではありません。街用とか山用とかそんなことに縛られず、街も山も自由に旅する(漂白する)ためのバックパックなのです。
- 背面はノートPCなどを入れることも想定、剛性がでるよう作り込まれています。
- 人混みの中でも安全性を保ち、荷物の出し入れも容易なジッパートップクロージャー
バガボンドは同サイズのミニマリスト24に比べると確かに過剰な印象を与えます。UL的なシンプルさとは対極にあるデザインととらえる向きもあるでしょう。しかし、手にしてみると使い勝手の良さははっきりとわかります。手にしていると、バガボンドを持って地下鉄に乗るシーン、ジムにでかけるシーン、飛行機に搭乗するシーン、ハイキングにでかけるシーン、あらゆる旅のシーンが活き活きと思い描けるのです。そこには街と山との違いなんてありません。街でも山でも使えるというのはこういうことをいうのでしょう。
日々の生活が旅で、旅こそが日々の生活。
そんなハイカーたちの「漂泊」に寄り添うパートナーとして、バガボンドはあるのです。
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Vagabond Features
- Secure zippered top closure
- Dual tote handles
- Warterproof zippers with a DWR coating
- Ergonomic straps and back panel
- Micro daisy chain lash points
- Storong Aramid & Robic nylon fabric
- Large front stretch mesh pocket
- Inner secure stash pocket, outer zippered pocket with key and pen holder
- Hydration sleeve that doubles as a laptop sleeve as it is raised off the bottom of the pack
- Hydration sleeve that doubles as a laptop sleeve as it is raised off the bottom of the pack
- Shoulder strap pockets & water bottle pocket