
eSeries 9
Weight
37g
E Case という新しいブランドは、Seal Line の防水ケースのカテゴリーが独立したブランドです。
ハイキングで使いやすい「軽い財布」ということならば、定番のGranite Gear ハイカーワレットをはじめとするジッパーケースや小さめのチャック付きプラスチックバッグで必要十分です。しかし中身が出しにくかったり、雨や汗で財布の 中身が濡れてしまったり、見た目が安っぽかったり、というちょっとしたトラブルもつきものです。特に「汗濡れ」のトラブルはハイカーに限らず、ランナーや サイクリストにも共通の悩みのようです。レーサージャージの後ろのポケットからお財布替わりのチャック付きプラスチックバッグを取り出すのに躊躇したこと ありませんか?
eSeries 9 はイーシリーズカテゴリーの中で2番目に小さく、Seal Line時代のエレクトロニックケース スモールより一回り大きなサイズになっています。一番小さい8インチはSeal Line時代のスモールよりも小さくなっているのと昨今のスマートフォン大型化に合わせて9インチサイズを展開しています。
グリーン
オレンジ
この製品は、小型の電気製品や電子機器を防水するための多層ラミネートポリエチレン製小型ケースです。しかし実は財布としても使うことが出来るサイズだと思います。
もちろんケースに入れた状態でのタッチ操作は可能です。
*スマートフォンに保護フィルムを貼っている場合は反応しにくくなることがあります。またタッチ操作可能なグローブではとても反応しづらくなることがあります。
*カード類、お札、小銭が十分におさまり、かつ出し入れも容易。キーホルダー用の孔が付属
ー海外のUL系メーカーの財布とも比較できる 37gの軽量性
ー安心の防水性能
ー中身を確認しやすいクリアタイプ
ー出し入れが比較的容易な15cmの入口幅
ー紛失防止に役立つキーホルダー用孔が2カ所
もちろん、使いやすさだけなら通常のフォールディングタイプやトリフォールドタイプに軍配はあがりますし、軽さや何かに使えるハズ。。。というデザ イン的な魅力はジッパータイプに分があります。ジップロックだって安いし、しなやか、なにより軽いとある意味最もストイックな財布です。
しかしそれでもハイキングの時になんとなく「もっと使える財布ないかな。。。」と考えたことは誰もがあるのではないでしょうか。わたし自身は一度財 布を汗でビショビショにしてからは長年、ドイツの防水バックメーカーORTLIEBの一番小さい防水ケースを財布に転用していました。しかし縦長の形状に 加え、入口はマップケースの用なロールスタイル、本当に中身の出し入れがしにくいものでした。
この手の防水ケースは重たくみえるため実際に重さを測るまでは「使いやすそうだけど。。。」と敬遠がちです。しかし37gという実測値はアメリカのUL系ガレージメーカーのフォールドワレットと比較しても防水性を考えると十分に軽量と言えます。連日に渡るロングハイキングはもちろん、渓流や海といった「水場」のフィールドのお供、発汗量が多いトレイルランニングやサイクリングの財布として採用してみてはいかがでしょうか。
iPhone専用に設計した、iSeries『iPhone Case』(¥3,990)もあります。特長はiPhoneに合わせて細長い形状になっていて出し入れがしやすく、eSeries 9と比べてややコンパクトで軽量です。背部にカメラ用の窓がついています。
<詳細>
外寸)175mm*105mm、内寸)150mm*75mm、入口幅)約143mm、重量31g(実測)
<防水ついて>
深さ1メートルの静水に30分間沈めた浸水テストをクリア。(IPX規格 7 防水)
重要なポイントは静水(水流のない状態)で30分間のみということです。長時間水の中に入る場合や水流がある場合、突発的な圧力がかかった場合は簡単に浸水する可能性があるのでご注意下さい。