prAna 

Cozy Up Zip Up Jacket

クロージング ギア
Weight

532g

ヘンプ、リサイクルポリエステル、再生繊維のテンセル社レンチング混紡の素材を使用し、ヘンプの天然防臭機能とUPF 50+機能を備えたジップフロントのフーディー。季節に関係なく活躍する万能な一着。〈for Women’s 〉
Weight

532g

SPECIFICATIONS

重量
532g / Sサイズ (実測値)
素材
■表生地: ヘンプ 55%/リサイクルポリエステル 25%/テンセル(リヨセル繊維)20%

■リブ: ヘンプ 51%/リサイクルポリエステル 24%/テンセル(リヨセル繊維) 19%/ポリウレタン 6%

■裏生地:ヘンプ 55%/オーガニックコットン 45%

■紫外線カット:UPF50+
カラー
オートミルヘザー
サイズ
S
13,000円 (税込14,300円)
現在お取り扱いがございません
Hiker’s Letter

シンプルだけではない細部にこだわった着るほどに愛着が増す
『Cozy Up Zip Up Jacket』

Text by    Mika M. / Hiker's Depot

ヘンプ、リサイクルポリエステル、再生繊維のレンチング社テンセルの三つを混紡した素材を使用しています。環境に配慮したフーディ。ヘンプには、「紫外線防止」や「抗菌・消臭性」「吸水・吸湿性」の機能を備えています。また、ヘンプは地球環境への負荷が非常に少ない植物と言われています。腰にはハンドポケット、後ろの裾は長めのハイローヘムラインになっています。肌ざわりがよいので家でのリラックスタイムにもおすすめです。

将来の地球のためになにかできることを意識をし始めたら、いつも着ている物から少しずつ変えていくのも一つの方法かもしれません。「ハイキング用にとても向いているフーディです!」とはいいきれませんが、旅にはもちろん普段着として、家着として、そしてハイキングにもこういう力が抜けたものも良いかもしれません。選ぶ衣類からでも、いつもお世話になっているフィールドに恩返しできたらと思います。

機能と特徴について

心強いUPF 50+

『UPF』とは、オーストラリアやニュージランドで用いられている衣服の紫外線保護係数。
個人差や紫外線の強さによってことなりますが、10分~20分間に太陽の日差しを浴びると皮膚が赤くなりヒリヒリすることを日焼けと言われています。
UPF50+は、15分×50倍=750分(12時間30分) 直接浴びるより12時間30分遅らせる事ができる。
例えば、このフーディは朝の7時から着用して、日が沈むまで紫外線から守ってくれる事になります。(日本時間)

機能に優れ持続可能な天然繊維「ヘンプ」

日本で“麻”と言われるものの中には、亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)といった種類がありますが、実は本当はそのどちらもアサ科ではなく、本来の麻とは大麻(ヘンプ)のことを指します。人と付き合いが長い、世界最古の繊維と言われ、衣類はもとより、紙の素材としてや様々な利用方法のある作物の一つとしての歴史があります。広義の麻繊維類の中でもヘンプは、吸汗性や吸湿性に優れ、綿と比べても非常に高い強度を持っている素材です。

ヘンプ繊維には微細な穴が無数にある(多孔質構造)ため、水分をすばやく吸い上げ、拡散し、水分の蒸発を促進します。そのため汗を蒸発させ、早く乾かす効果にすぐれています。また調湿性にも優れているので暑いときは湿度を吸湿し、寒いときは多孔構造の特徴をいかしあたたかい空気を保ってくれるので、一年中快適に使用できます。このような構造は、熱伝導率が低いウール素材に似ているともいわれています。菌の増殖を防ぐ抗菌性と天然の制菌性を備えているので、臭くなりにくいです。

さらにヘンプは古くから栽培された「繊維作物」で、そのため現代のような作物法が無い時代でも簡単に作れるものでした。

  • 農薬・化学肥料が不要
  • 成長が非常に早い
  • 輪作が可能
  • 土壌が改良される
  • あらゆる土地で栽培可能

など栽培する上でも環境に負担をかけません。プラナは独自のヘンプファームを持っており、もちろん無農薬で栽培しています。

持続可能な活動(SUSTAINABILITY MOVEMENT)に配慮した素材

このウェアに使われている素材は全て環境への配慮をしたものになっており、「ヘンプ」、「リサイクルポリエステル」、植物由来の再生繊維であるレンチング社「テンセル」の三つを混紡したフレンチテリー生地(薄手でストレッチ性が高く、裏地がパイル)を使用しています。

ヘンプは先にも説明したように、持続可能などの繊維よりも環境負荷が少ないと言えます。プラナは環境ゴミで出たプラスチックの漁具などのリサイクルにも積極的で、ポリエステルはリサイクルされたものを採用しています。テンセルは、木材パルプを主原料とし「農薬・化学肥料が不要」「成長が非常に早い」「輪作が可能」「土壌が改良される」「あらゆる土地で栽培可能」など栽培する上でも環境に負担をかけません。プラナは中国にヘンプファームを持っているようです。もちろん無農薬とのことです。

裏地

涼しいイメージのあるヘンプという素材ですが、フレンチテリー生地のため、裏地が起毛しています。ですので肌ざわりがよいですし、程よく温かいです。季節の変わり目はもちろん、寒さや温度変化に敏感な人にとっては通年使用できると思いますし、夏の冷房対策にもおすすめです。

後ろの裾が長めのハイローヘムライン

後ろの裾が長めになっており、裾に向かってAラインになっています。ワンピースやドレスなどでよく見られるデザインで体のラインをキレイに見せてくれる効果があります。

背中にはいったギャザー

後ろ姿がよりキレイにみえるようになっています。シンプルの中にも細かいこだわりがあります。やりすぎないデザインがちょうど良いところです。

腰のポケット

一般的な位置、腰にハンドポケットがついています。縦14.7cm×横7.2cm×厚さ0.7cm(5.2インチ)のスマートフォンが縦に十分に入る大きさでした。横にも入りましたが少しギリギリな感じです。少しだけ下側に余裕があるので、不意にポケットから物が落ちるのを防ぐような作りになっています。

首後ろのループ

内側ではなく首の後ろの外側についてます。ダグとの重なりを減らしてくれるのでごたつきを軽減してくれると思います。また、出先でどこかにかけたり、つるしたりする時にふれるのが外側の面になるので、着用時に肌にふれる内側が触れないので気にされる方にはうれしい仕様になっています。

さりげないロゴ

好きなブランドでも、主張しすぎていると恥ずかしい時があるかと思います。裾の横に直径7㎜くらいのドットボタンのようなのがついているだけですので、着やすいと思います。

使用感について

何も考えずに着て、出先の鏡で「アレ?なんかイイ!!」が最初の感想でした。普通のフーディは、野暮ったくみえてしまったり、パジャマ感がどうしてもでてしまい気を抜いていると見せかけて、ちゃんとコーディネートする時間と労力がかかるなとおもっています。しかしこのフーディは上記でも述べたように、ラインがキレイなので、労力も時間も使うことがないので、その分ちがうことをする時間にあてられるとおもいます。
Aラインは、ラインをキレイに見せてくれたり、骨盤に引っかかることないですが、裾が広がっているので風通しが良いのが少し気になるところです。季節の変わり目や風が冷たいときは、タートルネックを下に着用したり、シェルをあわせて着用した方が良いかもしれません。
ルーズに着用しても、ジャストサイズで着用しても計算されたデザインなのでどちらでもお好みに合わせて、着ていただけるかと思います。


『prAna』について

prAnaは、1992年にカリフォルニア州カールスバッドにて生まれました。BeaverとPam Theodosakis夫婦が愛するヨガ、クライミングそしてアウトドア全般で使えるウェアを二人のガレージで作り始めたことがきっかけでした。当初から、日常生活でもアウトドアでも使える汎用性をもっていること、そして二人が愛する自然に負荷を与えない、リサイクル素材を中心とした自然に優しい製品づくりをすることを目標としていました。
そのコンセプトは最初から徹底していて、初めて商品を発送する時には、近所のグローサリーストアの果物の空き箱を再利用しお客様に送ったそうです。また商品につけるタグは、自分たちで新聞紙や雑誌を小さく裂き、水と自然由来の接着剤を混ぜ作りあげました。サスティナビリティの向上にむけてサスティナビリティへの取り組み(地球上のあらゆる限りある資源を大切にして持続可能なものにしていこうという考え方)、たとえ小さなことであっても環境に配慮した活動に積極的に取り組みをしています。「オーガニックコットン」、「リサイクル/サスティナブル素材」、「フェアトレード」、「ブルーサイン」と言ったキーワードかかげています。
1993年から製品タグには再生紙を使用し、2018年には全ての製品の綿を100%オーガニックに変更。他の素材も、再生利用可能な素材を積極的に採用し開発をしています。

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