Hiker's Party vol.13 『GHTグレートヒマラヤトレイル帰国報告会』－Hiker's Depot｜ハイカーズデポ

ハイカー同士の交流と情報収集のための集い、ハイカーズパーティー。NZのロングトレイル「テアラロア」をご紹介した前回の記憶も新しいですが、早速vol.13を開催させていただきます。

Hiker's Party vol.13

GHTグレートヒマラヤトレイル帰国報告会

予約定員数となりましたので、ご予約を中止させていだきます。

ハイカー同士の交流と情報収集のための集い、ハイカーズパーティー。NZのロングトレイル「テアラロア」をご紹介した前回の記憶も新しいですが、早速vol.13を開催させていただきます。
今回のテーマはヒマラヤの山々を貫くロングトレイル「グレートヒマラヤトレイル（GHT）」。昨年来このトレイルに魅了され、旅を続けている山岳ガイド根本秀嗣さんにこの秋の旅の記録をいち早くご紹介いただきます。

北米におけるロングトレイルカルチャー、ハイキングカルチャーが近年注目を集めていますが、それ以前から世界のハイカー＆トラベラーが歩きたいと憧れをいだく地域がネパールです。ネパールのメジャーなトレッキングルートとしては「アンナプルナ」「エベレスト」「ランタン」の3エリアがあげられますが、これは同国のごく一部でしかありません。それ以外の山岳地域や辺境地域における自然、文化を紹介するという意図もあり、ネパール政府やNPOなどの連携によって2011年10月1日に開通したのが「グレートヒマラヤトレイル（GHT）」です。ヒマラヤ山脈に点在する村落をつなぎながら東西にのびるこのトレイルは、山岳ルート（Upper Trail：延長1,700km：標高3,000～6,000m＋）と丘陵ルート（Lower Trail：延長1,500km：標高1,000～4,000m＋）の2本が存在しています。

ヒマラヤというと自然環境の厳しさがまず頭に浮かびますが、山奥にも村落があり、人々の生活がそこに営まれています。大自然の厳しさと生活の営みがうむ暖かさ、その姿は自然と人間との原初的なかかわりを旅人であるハイカーに教えてくれます。そこには欧米圏のトレイルにはない魅力があるはずです。今回のハイカーズパーティーでは今年の10月から11月にかけてのGHT Upper Trailの旅の記録を根本秀嗣さんを中心としたTeam MONSOONに報告していただきます。旅の記録は衛星携帯を用いて随時Facebookで更新していましたので、目にしてらっしゃるハイカーも多いのではないでしょうか。

それでは旅を終えてまだ間もない「生の声」「生の感情」をレポートしていただきましょう。

＊予約定員数となりましたので、ご予約を中止させていだきます。以降はキャンセル待ちとなりますので、ご了承ください。

日程）

2014年12月7日（日）

スケジュール）

18:00　開場
18:30　開会
19:15　スライドショー＆トーク
Team MONSOON（根本秀嗣、根津貴央、飯坂大）

グレートヒマラヤトレイル（GHT）について
GHT projectについて
2014年秋の旅の報告
質疑応答

20:30　フリートーク
21:15　閉会

スピーカー）

根本秀嗣（山岳ガイド／Team MONSOON）

社団法人日本山岳ガイド協会認定登山ガイド、かながわ山岳ガイド協会所属
写真スタジオ、バイシクルメッセンジャー、丹沢小屋番、自然環境＆地質調査、高所作業などさまざまな仕事を経て登山ガイドへ。ネパールへの遠征でであった現地山岳民族が持つ「山で活きる力」に強く魅かれる。2013年グレートヒマラヤトレイルの一部を旅したことにより、自然、生活、文化が渾然一体となった同トレイルの踏査、紹介を目的としたGHT projectをたちあげる。「旅と登山の融合」をテーマに活動をおこなっている。
www.facebook.com/ghtproject
主な登山＆クライミング歴：仁寿峰（韓国）、マッキンリー（アメリカ）、チャコ（ネパール）、チュルーウエスト（ネパール）

根津貴央（ライター／Team MONSOON）

1976年栃木県生まれ。大学卒業後、広告業界で10年以上にわたりコピーライターとして活躍。2012年アメリカのロングトレイル「パシフィッククレストトレイル（PCT/4,265km）」のスルーハイクをめざし渡米。翌13年にもPCTの一部を歩く。現在はアウトドア雑誌を中心にライターとして活躍。著書に『ロングトレイルはじめました』（誠文堂新光社）がある。

飯坂大（写真家／Team MONSOON）

1981年東京都出身。アウトドアメーカー勤務、スタジオアシスタントを経て写真家として独立。アウトドアのフィールドに強く、広告や雑誌等様々なメディアで活躍中。国内はもとより、東南アジア、中米、ネパール、ニュージーランドなどこれまでに旅した国は20カ国に及ぶ。今回の旅の舞台であるネパールでは既にエベレスト街道やアンナプルナサーキットを体験している。