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Indie Crew

SPECIFICATIONS
重量 224 g / Mサイズ(実測値)
素材 Indie fabric
18.5 micron
195g/m2 mid-weight jersey
カラー・サイズ Peat Moss
Midnight
PRICE
¥13,800 + tax

Review

カラー/Peat Moss 

サイズ/S、M(US Men's Size)

indie_crew

お盆を過ぎると山の空気は徐々に変化をしてきます。9月中頃を過ぎれば山は本格的な秋。急いで冬支度となる季節です。年内は雪こそは本格的に降らな いといえ僕達の地元の山、奥多摩、も空気は一気に冷えてきます。とはいえ、あまり厚着をして歩けばたくさん汗をかいてしまうし、汗をかかないようにアン ダーだけでも夏用のものだとちょっと心許ないのも事実です。

ibexのIndieシリーズは登山やハイキングに向けて少しスポーティ動きやすくでフィット感が良いスタイルにデザインされています。中でも定番の人気を誇り、保温性を高めるためのフードやサムホールなどが着いたがHooded Indie。当店でも2009年の取り扱い開始以来高い人気を維持している冬用行動着です。確かに使い勝手の良いアイテムですが、人によってはフードやサムホールを煩わしく感じる人もいるはずです。

Indie Crew は寒冷期にはちょうど使いやすい厚みの195g/m2 ウールジャージ素材。 他メーカーではライトウェイトと呼ばれることもあるクラスです。ibexクロージング素材のほとんどに高品質ニュージーランドメリノウールが使用されています。この厚みの場合、春や秋の単体使用時には適度に風も通しつつ保温性を発揮してくれます。盛夏 でも高所の防寒着として役立ちます。冬はベースレイヤーやミッドレイヤーとして活躍してくれるので、一年中マルチに使うことができます。

 

ウールは暑い?冬のもの?

そう言った考えがあるのもわかります。事実僕たち自身がそう考えていました。そんな考えを払拭してくれたのが、150g/m2 という薄手のウールジャージ素材です。他メーカーではウルトラライトやマイクロウェイトと呼ばれることもあります。もちろん標高の低いところなどでは圧倒的に化繊アンダーの方が熱を奪い身体をクールダウンさせてくれるでしょう。しかし、高山帯は夏といえど汗をたくさんかきますし、汗冷えも起こります。その為に化繊シャツを着ている人の中には撥水アンダーを重ね着することが最近では増えてきました。しかし、そんな時こそ濡れ感が少なく汗冷えしにくいウールが役に立つのです。雨に降られ雨具の中がどんなにびしょ濡れになっても体温の低下をできる限り防いでくれます。それも "一枚で" です。天候や温度変化が激しい春や秋には特に必要な機能といえるでしょう。最近ではカヌー、カヤッ クなどのウォータースポーツに使う人も増えてきました。

ウールは確かに化学繊維と比べれば乾きにくい素材です。しかし、これはウィッキング性、拡散性が少ないだけなのです。良い点として吸放湿性、抗菌防臭性、天然の紫外線 (UV)カット機能、汗冷え感のなさと言えます。吸湿性と放湿性の高さにより一定の肌心地を保ってくれるだけでなく、ウールは湿度が上がると繊維の中に水分が入るのを防ぎ、繊維表面は水を含まないため、実際には乾きやすいと言えるます。
実体験としても、特別化繊よりも乾きにくいと感じたことは少ないです。「いつの間にか乾いてしまっている」と思うことの方が多いです。ましてや化学繊維の中でもスパンデックス(ポリウレタン)を含むものと比べれば、むしろウールの方が早く乾くと言っても良いです。洗濯後も脱水さえしっかり出来れば、想像以上の水切れの良さを感じてもらえるはずです。
防臭性は天然繊維の中でも特にウールが持つもので、バクテリアを分解し臭いのもとを防いでくれます。汗冷え感の少なさは繊維の表面が水を含まないため濡れ感が伝わりにくいこと、熱伝導率の低さ、さらに乾燥が化繊と比べてゆっくりと行われるため、急激に体温を奪って行くことがないからです。

 

縫製国の変更について

ibexは製造過程をもっと自分達でコントロールし、より高い品質を得るため、アメリカ国内での循環生産に力を入れてきました。それを続ける努力をするのは今もこれからも変わりません。しかし、現状では難しい、そう判断しました。特に、IndieシリーズやODシリーズの人気が出ればでるほど、素材の供給国、生地の加工国、縫製する国がばらばらなことは輸送コストその他日程面においても多くのカスタマーに対し、待つこととプライスアップを要求するようになりました。ibexとしては、それはカスタマーに対しての不義理と考えました。結果、生地の加工国と縫製国を同じVietnam(ベトナム)にするという決断をしました。これはODシリーズや他のシリーズにも同様ですが、Wooliesシリーズなどアメリカ国内生産で問題がないものに関しては今まで通り国内生産を継続しますし、循環生産可能なアイテムについても引き続き継続していく予定です。
これに対しては様々な思いや感情を持つカスタマーがいるでしょう。それは僕たちも同じことです。しかしこれで生産やプライスが安定するという事実がある以上、好意的に受け取る方が良いのでしょう。縫製については、確かに品質管理の点では近くにある方が良いのですが、縫製の技術面ではベトナムの方が同等以上となりますので、品質も向上しています。


 

 

確かにハイブリッド素材や高機能な化学繊維生地が多く作られていますが、着た人にはわかるウールの良さが確かにあると思います。ウールは天然素材でそれ自体が温度を持っているのため、寒冷な季節にはふんわり暖かく、温暖な季節には少しひんやりと感じるのです。素材は化学繊維と比べ摩擦に弱く耐久性は低いのが事実です。しかし、「循環可能な天然繊維」であればこそきっと使う価値が大きいのだと思います。このこだわりがあればこその高品質をぜひ体感してみて下さい。

 



2015年 Fall&Winter モデルも継続して販売しております。

価格は13,800円(消費税別)となります。

カラー/Midnight

サイズ/S、M(US Men's Size)

繊維:New Zealand、生地:Vietnam、縫製:USA

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