<< 一覧へ戻る

P.I. Wrist Band

SPECIFICATIONS
重量 平均 24g(実測値)
素材 中綿:プリマロフト® 80
表地:マイクロリップストップナイロン
裏地:ナイロンタフタ
カラー Red、Charcoal Grey、Navy
PRICE
¥2,400 + tax

Review

皮下脂肪が少なく血管体表面に近く熱が逃げやすい手首を「Primaloft® Insulated Wrist Band (PIリストバンド)」で保温してあげるだけで体感、特に手先の感覚は大きく変わります。

懐かしく感じた人もいるのではないでしょうか。先鋭的なクライミング&ハイキングギアを展開していたIntegral Designs はRab USAに買収されて以降ほとんどの特徴的だったアイテムは廃番となり Canada国内のみで一部ロゴを付け替えての販売となってしまいました。その数ある特徴的なアイテムは寒冷なカナダでいかに快適に過ごし、安全に暖かさを保つかが考え抜かれたものでした。その内の一つ「Wrist Warmer」に対してのオマージュとしてTrail Bum®が作りました。

 

効率良く暖かさを保つこと

首、手首、足首。体の中で細くなっているところ、接続部に当たりますがこれらには共通の特徴として、血管が体表面近くになり集まっていて皮下脂肪が少ないため血液が冷えやすい、ということがあります。それを放置して置くと結果的に血流が冷え、体温低下につながります。
いわゆる“首”を保温することで、効率良く体を冷やさないように=保温することによって、特に手先の体感は大きく変わるでしょう。類似品にリストゲイターがあり手の甲が覆える点では負けるものの、手首の保温力・携帯性と軽さは間違いなくP.I. リストバンドに分があります。
素材は薄手のマイクロリップストップナイロンと肌触りの良いタフタ、中綿にはプリマロフト®80g/m2を封入しています。軽いだけでなく柔らかく、膨らみはその都度形状を変え、緩めのフィット感でつけていることを忘れてしまうほど邪魔になりません。

PIWB_2

シェルターの設営、食事の用意など、グローブをつけたままでは作業がやりにくい。えいやっ!と素手になっておこなう作業は秋冬のハイキングでは辛い瞬間です。こうした時に手首だけでも保温することができれば、手先も暖かく感じるのです。
暑い時は袖をまくり、寒い時は袖をしっかり伸ばす。寒さを感じた時、無意識にシャツやジャケットの袖を握って手首を隠したことがきっとあるはずです。無意識に手首を隠すのは、自分の体が手首を隠すと暖かくなることを知っているからです。知人の山岳カメラマンの体験では、どんなに寒くても薄手グローブで撮影作業をこなさなければならない時間があるようですが、手首の保温だけでも指先の冷え方がだいぶ違うということです。

また、今では主流となっているショート丈のグローブを使用している場合は、作業をしている時に、隙間から冷気が入ってきたり、手首が露出することがあります。こうした露出箇所を埋めるパーツとして使用を考えてもよいでしょう。

 

リストゲイターはたいていフリース素材で作られていて、手袋を持っていくほどではない季節で単体使用や薄手のグローブとの組み合わせでの相性は良いのですが、秋冬のグローブとの相性は決して良くありません。持っていったものの、テント内くらいしか出番がほとんど無いということもあります。そうであれば、より保温力のあるPIリストバンドに大きな分があると言えます。

秋から冬、そして残雪と寒さ残る春先までの寒冷期。薄手厚手に関わらずグローブが必要になる季節です。グローブを着けていることを前提として考えれば、PIリストバンドは行動中はもちろん寝る時までつけておいても邪魔になりません。微妙な体温調整でいつでも手先が冷えるのを抑え、作業のしやすさも両立できます。
寒さが微妙な時や心配だからもう一つプラスワンで持って行きたいという時に、ネックゲイターやレッグウォーマーだけでなく、手首を保温するPIリストバンドはきっと体温保持に役立つでしょう。

 

順に)レッド、チャコールグレー、ネイビー

PIWB_4 PIWB_3

 


About the Trail Bum®

「Bum」とは、何かに熱中、没頭する人たちのこと。Ski Bum、Surf Bumといった言葉のように、Trail で過ごすこと、楽しむことが好きな人たちを、Trail bum(トレイルバム)と呼ぶことにしました。トレイルバムたちは、無駄が少なく、直しながらでも使い続けられるような道具を好みます。そしてトレイル上では限られた道具だけで長い時間を過ごします。長い旅の中でトレイルバム達にとって自然と街は同じ目線「どちらも日常」でフラットになるため、自然の中では高機能でありながらタウンユースでも馴染むシンプルなデザインを選ぶのです。そんな彼らのトレイルライフのように、シンプルでいて無駄の少ない道具や衣類をデザインし作ることを目的にできたメーカーが “Trail Bum®” なのです。

〈ロゴの意味〉
アメリカのロングディスタンストレイルの多くには "Blaze"と呼ばれる印があります。そのBlazeは微妙にラウンドした三角形のような形状をしており、それがTrail Bum のロゴのベースになりました。それに沿うように付けられたラインは “繋がっていく”  “続けていく” 思いを込めて“道”を表現しています。この一歩はあの道に繋がっている。そう思いながら日々を過ごすTrail Bum たちの気持ちの一端と言えるのかもしれません。

steady_7

Trail Bum®のホームページはこちらから https://trailbum.jp