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24/7 Pants

SPECIFICATIONS
重量 287 g / 34サイズ(実測値 誤差あり)
素材 "Equinox" Stretch Woven
 :95% ナイロン、5% スパンデックス
サイズ サイズ:30インチ(S)、32インチ(M)、34インチ(L)
インシーム(股下):32インチ(約81センチ)
カラー Cairn(ケルン)
PRICE
¥13,000 + tax

Review

一日中、どこでも
使いたくなるパンツ
『24/7 Pants』

 

 

Outdoor Research(OR)は米国シアトルに本拠地を構える老舗のアウトドアメーカーです。もともとは小物をつくるメーカーでしたが、2000年より少し前から衣服を作り始め、今ではもう20年。すっかりアウトドアクロージングでも定番を作るほどになっています。定番のアイテムには例えば、軽量レインウェアの流行の先駆けとも言える「Heliumu II Jacket」(発売当時はHelium Jacket)がありますし、帽子ではつば折れ流行のきっかけになった「Rader Pocket Cap」、伝説とも揶揄される「Gripper Glove」など挙げればきりがないほどです。その中でパンツの定番といえばやはりロングセラーのEquinox Pantシリーズがあります。パンツ、ショートパンツ、ジップオフパンツとシリーズとなるほどアウトドアリサーチの本国であるアメリカでは人気のアイテムです。そのEquinoxのストレッチ素材を使ってつくられたパンツが『24/7(トゥウェンティフォーセブン)パンツ』です。

数年前の話ですが、Treadway Pantsというスルーハイカー向けに作られたアイテムがありました。ORは主にクライマーやスキーヤー向けのアイテムを作るメーカーですが、シアトルのあるワシントン州をアメリカ3大トレイルのPacific Crest Trail(PCT)が通っているという所縁もあり、以前からハイカー向けのアイテムも作ってきています。Treadway Pantsもその一つでしたが、惜しまれつつも廃番となり数年。そこから素材の面でも、細部の面でも機能を向上させ、デザイン性はシンプルなままに、ハイカーの要求に応えるべくして、24/7パンツとなりました。

右太もものカーゴポケットのジッパー部分以外に特長らしい特長が無いシンプルなハイキングパンツです。デザインの基本は5ポケットパンツ。要するにジーンズやチノといったもっとも基本のパンツと同様です。ハイキングやクライミングに人生を侵食させてしまった人たちにとってはトレイルもタウンもどちらもが「生活」の場であり、垣根なく行き来きします。その時に求めるのはできるだけ「日常」であること。だからまるで普段はくパンツのようなデザインを好むのです。薄めなカラーですが、陽射しの強い気候に熱を吸収しにくい薄い色は非常に効果的ですし、すっきりとした印象を与えます。

 

チノパンみたいなシンプルデザイン

素材には人気で定番のEquinoxシリーズで実績のあるStretch Wovenを使っています。組成だけでいうとナイロン95%・スパンデックス5%と簡単なものですが、薄手の感触よりもコシがあり、光沢は抑えめです。通気性の高さ、速乾性はもちろんのこと、二重の撥水加工がされています。長旅で受け続ける強い紫外線に対しても効果的なUPF50+を備えています。

ストレッチは長い使用においても伸びにくいだけでなく、股部分にガゼットクロッチが入り、体の動きに追従するのでクライミングのような大きな動きにもトレイルのアップダウンにも対応してくれます。

前側にあるハンドポケットはやや浅めです。内側はメッシュになっていて、換気にも役立ちます。右ふとももにはジッパー付きのカーゴポケット。後ろ側には二つのパッチポケット。

バックサイドはパッチポケット

 

右太ももだけにジップ付きカーゴポケット

 

すっきりとしたストレートレッグなパターンはトレイルライフのどこでも馴染むだけでなく、ハーネスに干渉しにくく、足元が見えやすいです。生地は薄手の割に丈夫で、多少のブッシュでも、岩に擦っても傷が付きにくいでしょう。

気の利いた点は、ベルトループ付きなのでベルトがないとはけないパンツかと思いきや、内側にドローコードがあるのでベルトなしでもはくことが可能です。