Aequilibrium Speed GTX

重さ:553g

サイズ: EU41[26.3cm]
価格:
販売価格¥61,600

説明

テクニカルな登攀を含む登山のために開発された片足553gの超軽量ローカットマウンテンブーツ。山岳ガイドや山岳レスキュー隊員など過酷な山岳環境で素早い行動を求められるユーザー向けですが、その特徴はULハイカーの冬用ブーツの選択肢のひとつとなりえるものです。

 

エクイリビウムスピードGTXの特徴は足首の自由度と硬いソールの2点。前者の足首についてはハイカットシューズのように見えるので首を傾げる方もいるでしょうが、実際はゴアテックスのローカットシューズを耐摩擦と撥水性に優れたストレッチゲイターで覆っているだけなので、足首の可動域はトレランシューズと変わりません。つまり同社のプロディジオハイクGTXと同じように、足首周辺を固定する靴が苦手な人でもストレスなく履くことができ、登攀時の自由な足捌きが可能になります。後者の硬いソールは岩稜や雪面へ踏み込む力をロスなく伝え、不安定な足元でも安定感をもたらしてくれます。柔らかいソールは硬いセンターバーを持つアイゼンと相性が悪く外れる場合がありますが、エクイリビウムスピードGTXならその心配もありません。着用アイゼンはストラップ式だけでなく、後ろコバがあるのでセミワンタッチ式も装着可能。

 

保温材が採用されていないため厳冬期や高標高には不向きですが、ハイクアップ時や歩行速度が上がる場合には寧ろ無駄に発汗せずに済むとも言えます。この辺りは用途と個人の耐寒能力に左右されますが、同様の考え方はスカルパ社のリベレテックシリーズにもあり、同シリーズはそれまで採用していた保温材を現行モデルで省略しました。2,000m前後の冬山や春の残雪期のような雪山では適度な保温性を提供してくれますし、夏の北アルプスへ履いていくこともできるのでオールシーズンブーツとしても活用できます。

 

「自由度の高いトレイルランニングシューズで雪山に対応できないか?」という発想はULハイカーの誰もが一度は考えることであり、UL黎明期の頃から先人達が試しています。しかし、柔らかいソールによるアイゼンとの相性の悪さや雪面を蹴り出す力のロス、防水性を持たせるために防水ソックスや靴に防水カバーをかける手間を諸々考慮すると、「雪山では高剛性ソールを持つ防水シューズが必要」という結論に達するのです。その上で足首の自由度を加えるならば、こうしたテクニカルブーツが候補に挙がります。本来の設計意図とは異なりますが、ULハイカーの冬用ブーツとして検討に値するモデルと言えるでしょう。

 

サイズ感の参考として、ハイカーズデポスタッフを例に出すと以下のようになります。同じ足長値でも履くサイズが異なっているのは、求めるフィット感の違いからくるものです。

足長実寸値24.5cm(アルトラ・ローンピーク/US7.5着用):サイズ42

足長実寸値26.5cm(スポルティバ・ウルトララプター/43着用):サイズ43

足長実寸値26.5cm(ゼロシューズ・メサトレイル/US9.5着用):サイズ44


仕様

重量:553g/42(片足)

防水:あり(GORE-TEX

ソール高:前足部 公称値なし 後足部 公称値なし ドロップ差 公称値なし

素材:アッパー/Low-Cut in lightweight synthetic material・ライナー/GORE-TEX Performance Comfort・ゲイター/耐摩擦、撥水伸縮ゲイター・アウトソール/Vibram® Dura Step

 

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