説明
化繊として耐久性の高さはもちろんのこと、肌触りの良さと汗処理のスムーズさに優れ、そして化繊製品の中では高い防臭効果。ケミカルBは従来の化繊素材の良さを掘り下げるだけでなく、最大の弱点に挑んだ山と道の野心的なベースレイヤーです。
高い防臭性と吸湿性、そして濡れても体温保持に高い効果を発揮するメリノウールは長距離長期間のハイキングにおいて欠かせない衣類として定着しました。一方、弱点としては耐久性が低いことが長らく指摘されています。特に気温の高い夏用として目付けの低い120g/㎡前後の生地を使用した場合はそれが顕著になります。汗を多量にかく夏場はウールではなく化繊が着たい、でも臭いが….と悩んできたハイカーは少なくないはずです。汗処理についても現在は化繊からウールまで効果の高いドライレイヤーが多数存在していますが、夏場はできる限り重ね着したくないという根強い声は絶えません。軽く、薄く、涼やかで汗処理にも優れ、かつ防臭効果が高い、そんなベースレイヤーにアウトドアメーカー各社がそれぞれに挑んでいます。
山と道ケミカルBは肌面側が点接触となる生地構造を帝人と一緒に開発したことが大きな特徴です。この点接触構造により、多量な発汗時に生じる肌への張り付き感が軽減されました。販売前のフィールドテストに参加させていただきましたが、個人的に最も好感をもったのがこの張り付き感の解消と肌触りでした。メリノウールの肌触りの良さに慣れてしまったハイカーは化繊の肌触りに違和感を感じるケースもありますが、そんな方にぜひ体感いただきたい肌触りです。
化繊最大の懸案事項である「臭い」への効果ですが、長期間連続使用した多くのテストハイカーの声を総合すると「メリノウールと同じとはいえないまでも、化繊としては特筆すべき防臭性の高さ、十分に満足できるレベル」であることは間違い無いでしょう。発汗後の臭いの原因としてはアンモニアなどのアルカリ性の臭気成分と酪酸などの酸性の臭気成分とがあります。ケミカルBではアルカリ性の臭気性分には高い効果を発揮するものの、酸性の周期成分への効果は限定的だという検査結果も山と道により公表されています。汗の成分や体臭が各人で違うこともあり、誰においても高い防臭効果があるとは言えないものの、防臭について真正面から取り組んだケミカルBが野心的な化繊ベースレイヤーであることに変わりはありません。
仕様
重量:97g/Mサイズ
素材:リサイクルポリエステル
平置き寸法
XS(着丈61cm 身幅47.5cm 袖丈19.5cm)
S(着丈64.5cm 身幅52.5cm 袖丈21cm)
M(着丈67.5cm 身幅55cm 袖丈22cm)
L(着丈69.5cm 身幅59cm 袖丈23cm)
XL(着丈71.5cm 身幅62cm 袖丈24cm)
*Unisex展開



