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Kahtoola

MICROspikes®

フットウェア
Weight

338g

いまではハイキングクランポンのスタンダードともいえるチェーンクランポン。そのオリジナルモデルのひとつであるKahtoola。簡易な着脱と爪先&踵もカバーする摩擦面積の広さははじめてのクランポンとしてハイカーに安心感を与えてくれます。
Weight

338g

SPECIFICATIONS

重量
338 g / M(実測値)
サイズ
S:22.5~25cm
M:25~28.5cm
L:28.5cm~
素材
バンド:シリコン合成ゴム
スパイク:ステンレス
カラー
ブラック
その他
収納用スタッフサック付き
12,000円 (税込13,200円)
Hiker’s Letter

付けやすく外しやすく
高いトラクション性能
ウィンターハイキングの定番
そしてチェーンスパイクの祖
『MICROspikes®

多くのハイカーに踏み固められた雪のトレイルや根雪になった雪渓、11月から5、6月にかけてはハイカーが足元に最も気を使うシーズンです。滑らなそうだ けど滑る、何も無いと不安、転んだら転げ落ちそう。冬靴やフルサイズのクランポンまでは必要としない季節や山域はかえって足元の選択が非常に難しいのかも しれません。 そんな状況で携帯&使用する簡易クランポンとしてはGRIVELL スパイダー(150g)が定評を得ています。軽いだけでなくスパイク部分の面積が比較的大きく十分なトラクションを得られるからです。しかしそんなスパイダーでも爪先や踵まではカバーしていません。踵で着地し、爪先で蹴りだす「あおる」歩き方では滑ってしまうという可能性もあるのです。 冬山や雪道では足裏全体で着地し、そのまま持ち上げるような歩き方が滑りにくい基本の歩き方です。ソールが硬い冬用登山靴を使用すれば自然とこうし た歩き方に慣れるのですが、底の柔らかいシューズに慣れていたり、冬に不慣れなハイカーの場合はどうしても「あおる」歩き方になってしまいます。マイクロ スパイク(註1)では、足裏全体をチェーンとスパイクで覆うため、スパイダー以上にこうした「あおる」歩き方に適した簡易クランポンといえます。本国アメリカでは雪上でのトレイルランニングに使用されることが多いようです。

Kahtoolaサポートの
トレイルランニング大会

アクティブに使える特徴

1)シリコンゴムバンドによる着脱

ベルトがゆるむ、ワンタッチフックが外れる、そうしたトラブルとは無縁です。ゴムバンドを伸ばしてひっかける、それだけで装着できる手軽さは魅力で す。ややきつめの方が外れにくく、かつチェーンスパイク部分も動かないためちょっと力は必要になりますが、凍った箇所がでた時に比較的簡単に着けたり外し たりできるのは大きな魅力といえるでしょう。チェーン取付部に補強をいれたり、ベルト周囲の厚みを変えて強度を向上させたりと細かなマイナーチェンジを重ねています。

 

2)足裏全体で雪面をつかむ

前足部と踵に重きを置いたスパイク

 

写真を見てもわかるように、スパイクが足裏前面にわたって配置されています。他の簡易クランポンと異なり、アーチ部ではなく前足部と踵に重きをおいています。雪道歩行の基本であるベタ足だけでなく、あおり足にも対応できるよう設計されているのです。チェーン部分にゆるみがあると、歩行に支障がでますのでチェーン部分がのびきるように装着してください。

 

 

スパイダーとの比較

わたし自身はこのマイクロスパイクをジョン=ミューア=トレイルに持参しました。ある程度の残雪が見込まれる季節と山域でしたので、やはり足裏全体を覆うクランポンが安心だっ たのです。トレイルランニングシューズを選択して「あおる」歩き方でどんどん歩くことも、このクランポンを選択した大きな理由です。チェーン構造のため、 シビアな場面や岩もある箇所ではソールとスパイクとのちょっとしたズレが気になることもありますが、これは軽量簡易クランポンでは致し方ない点(註2)で しょう。 確かに重量ではスパイダーに劣りますが、爪先から踵までトラクションを効かせられる構造から、トレイルランニングシューズで無雪期と同じ感覚で歩き たいハイカーにとっては検討に値するモデルだといえるでしょう。スパイダーとマイクロスパイクはこうしたポイントをふまえて選択してみてはいかがでしょう か。

 

・スパイダー(150g)

携帯が全く苦にならない軽さとコンパクトさが最大の特徴。使うか使わないか、わからないのでとにかく携帯に便利な軽さで選びたい。

 ・マイクロスパイク(358g)

より積極的に歩ける爪先から踵までのトラクションが最大の特徴、確実に使用する状況なので、より滑りにくさ、歩きやすさを求めたい。

 

サイズについて

以下のサイズ表を参考にしてください。

MS-Sizing-Chart

注1)マイクロスパイクはKahtoola(アメリカ)、ENG(韓国)他、2010年からは複数の日本メーカーから販売されていますが、韓国の工場がその大半の製造元となります。チェーン&スパイクの基本構造は同じですが、フロントの爪の数や素材が異なるります。 註2)Lサイズはかなり大きくなります。PCTをスルーハイクしたスタッフの話では、Lサイズを選んだPCTハイカーの多くがチェーン部分がずれると言っていたそうです。チエーン部分がしっかりとフィットするように、MもしくはSのどちらかから選んだ方が賢明でしょう。

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