13年目にして遂に開催、883 Designs受注会

2008年のハイカーズデポ 開業から13年間、当店の店頭に彩りを与えてくれたブランド883 Designs。既存製品の販売よりもユーザーの希望に沿ったカスタムオーダーの受付に重きをおいて10年以上にわたって活動している息の長いブランド。いまでは百花繚乱のガレージブランドシーンにおけるパイオニアともいえるでしょう。そんな883 Designsの代表作「紅葉パック」の受注会を10月2-3日に開催します。

「形にしたい物、ご相談ください」
この言葉がブランドのすべて
883 Designs【Hayami-Designs】

 

883 Designs [ 紅葉パック]カスタムオーダー受注会

ハイカーズデポ13年目にして初の883Designs受注会は同ブランドの代表作に成長した左右非対称ポケットのデイハイクモデル「紅葉パック」のカスタムオーダーを中心におこないます。

PLACE:HIker's Depot(三鷹市下連雀4-15-33)
DATE:2021/10/2(sat.) - 3(sun.)
TIME:12:00 - 18:00

883 Designs インスタグラム

883 Designs 紅葉パック(22L / 315g) ¥24,200〜

小さなボトルポケットは右側のみ。バックパック本体は小さくてもポケットを大きくゆとりをもって使えるようフロントと左のポケットを一体化させた独創的なデザイン。
20L台のデイハイクサイズでは本体が小さくなるためフロントポケットの容量がどうしても小さくなる。小さなバックパックでもポケットの収納性を最大限活かすための独自デザイン
素材やカラーのカスタムだけでなく、ポケットに沿ってジッパーを配置させたり、左右のポケット配置を変えたりなど自分にとって「形にしたいもの」を相談してみてください。

10月2日、3日の二日間は上記の紅葉パックのカスタムオーダーを中心におこないますが、もちろんショルダーバッグやアクセサリー類の販売などもおこないます。そして883 Designsは「形にしたい物、ご相談ください。」を掲げているブランドです。ご相談がある方はこの機会に是非一度相談してみてはいかがですか。

 

883 Designsとハイカーズデポ

2008年のハイカーズデポ 開業から13年間、その当初から当店の店頭に彩りを与えてくれたブランドが883 Designsです。その製品は同じモデルでもひとつひとつ生地やカラー、細部の仕様にちょっとした違いを散りばめたまさに「一点もの」。定番品を量産販売するのではなく、ユーザーの希望に沿ったカスタムオーダーの受付に重きをおいて活動を続けているのも883 Designsの大きな特徴です。その活動期間を考えても、いまでは百花繚乱のガレージブランドシーンにおけるパイオニアといえる存在です。

883 Desigsを主宰している速水隆はハイカーズデポ オーナー土屋の20年来のクライミング仲間。出会った当時から仲間に頼まれてチョークバッグやシューズケース、ジムバッグなどを制作していましたが、ミシンとの出会いは更に遡り、ビンテージジーンズをはじめとするアメカジ衣料のリペアなども手掛けていたようです。そんな彼の最大の強みは今までに実際に見て、使って、修理してきたアウトドアウェアやバッグの膨大な知識にあります。いまではUL系のバックパックやアクセサリーを中心に製作していますが、元来彼が得意としてきたのは裏地などもしっかり付けて製作された80-90年代のアウトドアバッグ。スタンダードな構造からUL系のシンプルな構造まで、実際に手がけることで得た構造の知識は一朝一夕では手にできない量と多様性です。これこそが作り手としての貴重な財産なのです。

付き合いも長くなり、クライミング繋がりからハイキング繋がりへとその関係も変わりましたが、彼がモノづくりに注ぐ情熱は変わりません。彼が大事にしているのはミシンと向き合うときはいつでも新鮮でいること、そして何かをカタチにしたいと悩んでいる方ひとりひとりと向き合うこと。

「形にしたい物、ご相談ください。」

この言葉こそ、883 Designsのすべてです。