知床の秋。テレビ再放送と半島先端部一周報告会開催

無人で道のない「知床半島先端部」。ハイカーズデポのテーマであるウルトラライトハイキング、長距離ハイキングとは少し趣を異にします。しかし知床半島先端部の旅には自然体験、野外活動のエッセンスがつまっています。そんな「知床半島先端部」を舞台にしたテレビ番組の再放送とこの夏の半島一周の報告会をご案内します。

テントを背負ってスペシャル「にっぽん無人地帯をゆく」再放送

2021年12月の本放送以来、再放送を重ねている「にっぽん無人地帯をゆく」。10月9日(月)、この番組の何度目かの再放送となります。マスの遡上とそれを捕食するヒグマを見るため、潮を見て地形を読んで無人の知床半島先端部をアウトドア/山岳ライターの高橋庄太郎とハイカーズデポの土屋智哉とが旅します。過剰な演出もなく、静かに淡々と無人地帯を進む様子はドキュメンタリー感あふれる映像になっています。共著『無人地帯の遊び方』の世界を映像でどうぞ。

  • NHK BSプレミアム、NHK BS4K
  • 2023年10月9(月・祝) 午前10時15~11時44分

 

「知床半島先端部一周」報告会 開催

同じ知床半島を舞台に2023年夏におこなった半島先端部の一周。知床半島を横断し、ウトロ側海岸線から知床岬を経て、羅臼側海岸線へ。海岸線だけでなくアイヌが交通路としてもつかっていたルサ乗越を行程に加えたことで、半島内陸部の森や渓相も味わうことができました。沢の登下降、藪漕ぎ、へつり、高巻、海岸線歩き、巨岩隊の攻略、そして泳ぎ。ヒグマへの対応、天候や潮の干満、風向きなどに気を配りながらの60kmの旅は心身ともに疲労困憊ながらも充実の時間。その報告会を東京と長野でおこないます。共著『無人地帯の遊び方』の著者も3人が参加したこの旅は「無人地帯の遊び方」のリアルな現在形。詳細と参加募集は後日発表いたしますのでしばしお待ちください。

【東京】

日程)2023年11月25日(土)
時間)15:00〜17:00 予定 *報告会終了後、簡単な懇親会を予定しております。

会場)東京都三鷹市を予定

【長野】

日程)2023年11月26日(日)
時間)未定 *報告会終了後、簡単な懇親会を予定しております。

会場)MIGRANT(〒399-8201 長野県安曇野市豊科南穂高1111)

ご案内したテレビ番組の再放送も、トークイベントも舞台は無人で道のない「知床半島先端部」。ハイカーズデポのテーマであるウルトラライトハイキング、長距離ハイキングとは少し趣を異にします。しかし知床半島先端部の旅には自然体験、野外活動のエッセンスがつまっています。ハイキングによる自然体験をより深いものにし、野外活動の幅をひろげたいと考えているハイカーにとって、共著『無人地帯の遊び方』とあわせて楽しんでいただき、何かのヒントになれば幸いです。