知床半島先端部一周報告会開催

無人で道のない「知床半島先端部」。ハイカーズデポのテーマであるウルトラライトハイキング、長距離ハイキングとは少し趣を異にします。しかし知床半島先端部の旅には自然体験、野外活動のエッセンスがつまっています。2023年夏におこなった知床半島先端部一周の報告会を東京三鷹と長野安曇野の二ヶ所で開催します。参加チケットの販売は10月25日から。

知床半島先端部一周 報告会 〜歩きと泳ぎで日本最大の無人地帯へ〜

日本最大の無人地帯のひとつである知床半島。半島先端部を相泊から知床岬まで羅臼側海岸線に沿って往復することは沢登りやアルパインクライミングとも異なる徒歩によるバリエーションとして昔から多くの方がチャレンジしています。しかしウトロ側海岸線は断崖が海まで迫り、泳ぎを交えないと突破できないことからチャレンジする方は非常に少なくなります。20年にわたり知床半島に通ってきたメンバーを中心に2023年夏にその知床半島先端部の一周をおこないました。知床半島を横断し、ウトロ側海岸線から知床岬を経て、羅臼側海岸線へ。海岸線だけでなくアイヌが交通路としてもつかっていたルサ乗越を行程に加えたことで、半島内陸部の森や渓相も味わうことができました。沢の登下降、藪漕ぎ、へつり、高巻、海岸線歩き、巨岩隊の攻略、そして泳ぎ。さらにヒグマへの対応、天候や潮の干満、風向きなどに気を配りながら60kmにわたる無人地帯の旅という充実の時間を過ごしました。その報告会を東京と長野でおこないます。メンバーには共著『無人地帯の遊び方』の著者3人も参加しているため、この旅は『無人地帯の遊び方』のリアルな現在形ともいえるでしょう。報告会後には参加いただいたみなさまとの意見交換のため懇親会もご用意しております。懇親会ではメンバーの小穴真弓の主宰するMIGRANTによるスパイスカレーとおかずの軽食をお出しします。別料金でドリンクもご用意します。みなさまのご参加をお待ちしております。

 

登壇者

藤原祥弘、小穴真弓、山谷健史、高橋庄太郎、土屋智哉、須藤ナオミ(右より左へ) 山谷、高橋は20年以上、知床半島に通い続けてきました。高橋、藤原、土屋は『無人地帯の遊び方』(グラフィック社)の共著者。

東京

日程 11月25日(土)
時間 報告会15時〜 懇親会17時30分〜
会場 ThreeEightNIneMITAKA 3F(〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-37-31)

タイムスケジュール
14時30分 開場&受付
15時00分 報告会開始
17時00分 報告会終了
17時30分 懇親会開始
19時00分 懇親会終了

募集人数 50名

参加費 報告会のみ ¥1,500  報告会&懇親会  ¥2,700

 

安曇野

日程 11月26日(日)
時間 報告会15時30分〜 懇親会18時00分〜
会場 MIGRANT(〒399-8201 長野県安曇野市豊科南穂高1111)

タイムスケジュール
14時30分 開場&受付
15時00分 報告会開始
17時00分 報告会終了
17時30分 懇親会開始
19時00分 懇親会終了

募集人数 30名

参加費 報告会のみ ¥1,500  報告会&懇親会  ¥ 2,700

 

チケット販売

販売開始)10月25日 9:00~

販売サイト)東京会場(11/25開催)のチケットはこちらから
安曇野会場(11/26開催)のチケットはこちらから