説明
穴が空いたウェアの補修やテントの目止めから、パックラフトの艤装用アタッチメント接着まで。アウトドア用品の万能補修剤と言えばシームグリップとアクアシール。困った時にはこの粘質の接着剤を塗れば、大体何とかなります。例えば掲載した写真のうちのひとつは、パックラフトツーリング中にスタッフ自艇のメインバルブ捩じ込み部へ亀裂が生じて空気漏れ。その場でAQUASEAL+UVによる応急処置を施したことで、その後数時間の川下りを無事に終えました。もうひとつはスタッフ自作のサンダル鼻緒抜けに対してAQUASEAL+FDを塗布。しっかり乾燥させた後は何事もなく使用できました。
作業は該当部へ塗って乾かすだけ。ツェルトⅡロングなどの縫い目へ防水処理を施す場合は、「縫製の針穴」と「生地の重ね目」を塞ぐようにして塗ってください。表裏どちらから塗っても構いませんが、作業が楽なのは生地重ね目への処理が少ない表面からの塗布です。裏面から塗ると見た目が綺麗に仕上がるものの、テント内部の生地・ループ重ね目への塗布処理が増えます。
記載した硬化までの時間はメーカー公称値ですが、作業時の天気や湿度にも左右されるので乾燥時間には余裕を持たせてください。経験から言えば、乾くまでに公称値の2倍くらいかかる時もあります。逆にアクアシール+UVは公称値よりも早く硬化(場合によっては数秒)する時があり、注ぎ口が陽に当たり硬化してしまうと内容物が出なくなるため、野外でリペア作業をする時は日射環境を考慮してください。
※摩耗で広範囲が薄くなっている生地や穴だらけの破損部への修理、塗って乾くのを待つ時間がない場合などはリペアテープによる処理も検討してください。
使用手順
1、塗布箇所をアルコールなどで拭いて汚れや皮脂などを取り除く
2、薄く塗る(厚く塗りたい場合は乾燥後に再度薄く塗る)
3、乾燥させる
※塗布作業は小さなヘラ(氷菓用の樹脂スプーンなどでも可)があると便利です。
※はみ出しが気になる場合はマスキングテープなどで処理してから塗布してください。
SEAM GIRP+WP:ツェルトやテント・タープの縫い目止めやバックパックの補修などに使える、耐久性に優れた透明な目止め剤兼補修剤。ナイロンなどの化学繊維から天然素材まで、大半のものに使えます。ただし、シリコンコーティングされた生地には使えません。柔軟性が高い仕上がりとなるので、生地の折り畳みなどに対しても安心です。乾燥後も暫くは塗布面の粘着性が続きますが、時間が経つにつれて落ち着きます。硬化まで約12時間。内容量26g。
SEAM GIRP+SIL:シリコンコーティングされた生地用の透明な補修・目止め剤。硬化まで約6時間。内容量42g。
SEAM GIRP+FC:ツェルトやテント・タープなどの縫い目を塞ぐ透明な目止め剤。シームグリップ+WPと比べて液体状で塗りやすく早く乾きますが、耐久性が落ちます。乾燥まで約2時間。内容量59㎖。










