Nano Stylus

登山、ハイキングの基本装備ともいうべき存在になったスマートフォン。タッチスクリーンの操作は対応グローブをしていても冬季にはストレスになるもの。グローブを外さずに確実に操作するためのわずか2gのマイクロスタイラスペン。

仕様

重量
2g
サイズ
直径φ7.5mm、全長48mm
素材
アルミニウム、シリコンゴム

冬季はグローブ着用のまま
スマートフォンを操作したい
高い操作感のULスタイラスペン

わずか2gのスタイラスペン
タッチセンサーグローブよりも操作ストレスが少ないという声も多い。




冬季は極力グローブを外したくない

いまや携帯電話という枠組みから大きく飛躍したツールになったスマートフォン。登山やハイキングにおいて使用頻度の高いものとしてはGPS、カメラ、気象予報などがあげられるでしょう。登山や冒険の本質論としてデジタル機器を許容するか、アナログな手法にこだわるかという議論もありますが、多くの方が直面する登山の現実面においては安全マージンを高めるために両方を併用するという方向にあると考えてよいでしょう。もはやスマートフォンは安全対策のための基本装備という位置づけが主流です。
そんなスマートフォンですが、問題となるのは冬季の操作。タッチパネル対応グローブはもはや一般的ですが、薄手モデルならともかく、冬季用の厚手グローブではストレスがつのることが多いはずです。とはいえ凍傷防止のためにもグローブを外して素手で操作することは避けたいところ。スマートフォンを操作する時間、累積すると意外と馬鹿にならないのです。そこでこうしたスタイラスペンが有効になります。

タッチセンサー対応グローブでなくとも、素手にならずにスマートフォン操作が可能。

どこにつけるか?何につけるか?

わずか2gのこの小さなスタイラスペン。何かに取り付けていないと確実に紛失するでしょう。どこにいれたっけ?は絶対に避けたいところです。そこでどこにつけるか?何につけるか?邪魔にならず、すぐに取り出せるということを考えてみました。

当店が最も効果的だと感じているのはスーパーコイルで手首につけておく方法
使用するときは無理なく伸びて、未使用時には手首のところでじゃまになりません。もちろんクライミング要素の高いテクニカルな冬季登山をする方の場合はその限りではありませんが、ポケットやサブバックから出す必要がないのでストレスが少ない方法といえます。
バックパックのショルダーストラップに装着。ポケットがついているモデルならばその中に入れておく、スマートフォンと一緒に収納しておけるショルダーポケットの使用も良いでしょう。

デリケートな歩行がないスノーハイキングなどではサコッシュなどに取り付けておくのも悪くないでしょう。スマートフォンをサコッシュ内で携帯する方も多いはずです。

ペン先のシリコンキャップの交換

スタイラスペンハードユーザーが悩むのはペン先がダメになってしまうこと。交換できるかできないかは気になるポイントです。

ナノスタイラスのペン先は簡単に外すことが可能です。シリコンキャップの径は7.0mm。交換用として入手しやすいサイズになります。なおこの下のサイズになる5.8mm径のシリコンキャップでも装着可能です。シリコンキャップがダメになってしまった時にはこのどちらかの径のシリコンキャップをお求めください。(ハイカーズデポでもご用意しています。)

スマートフォンユーザーなら冬季はモバイルバッテリーと同じように、一緒に用意しておきたい道具のひとつです。