タオルは吸水性に優れたものを使用したいというハイカーならば、+αにこのハンカチを。汚れや皮脂をスッキリ落とせる機能はまさにエチケットハンカチ。
仕様
- 重量
- ハンカチ 13g
収納袋 4g - サイズ
- 32cm*38cm
- 素材
- 表面:帝人ナノフロント®︎(ナノファイバーポリエステル)
裏面:ポリエステル100%
ダブルフェイス構造(表面ナノフロント:汚れ落とし・皮脂拭き取り 裏面:汗拭き・水分拭き取り)
汚れや皮脂よサヨウナラ
気軽に携帯できる「洗浄」ハンカチ
PACK TOWEL(Cascade Designs社)の登場により「速乾タオル」というカテゴリーが生まれ、アウトドアにおける市民権を確実なものにしています。これらは「軽さ&薄さ」「肌触り&抗菌防臭」という方向に着実な進化をみせるようになるのですが、機能的なジャンプアップはなかなかみられませんでした。
そんな中、大きな飛躍を実現したが、Finetrack / Nano Towel です。水気を拭き取る&乾かすだけでなく汚れを確実に拭き取るという機能が劇的に飛躍したのです。速乾タオルというよりも「洗浄タオル」というカテゴリーだと理解してはどうでしょうか。どうしても汚れや皮脂がたまりやすいアウトドア環境で「汚れを落とす」という機能を深く掘り下げたところが重要なのです。さらに気軽に携帯できるハンカチサイズのNano Handkerchiefもラインナップされています。
4色展開(順にタンジェリン、プルーン、マスカット、ブラックベリー)
機能説明
① 拭き取り洗浄 ナノフロント(白い面)
シャワーが浴びられない、石鹸が使用できない、数日にわたるオーバーナイトハイキングでは汚れや皮脂が蓄積するのはあたりまえ。特に夏の夜などは寝袋に入るとき、なんだか体がベタベタしてキモチ悪いという経験はハイカーならば誰しもあるはずです。除菌機能のウェットティッシュで体を拭いている方も多いようですが、ゴミが溜まっていくのは困りもの。
ナノタオルは繊維の細さが油膜や肌に付着した微細なゴミよりもはるかに小さいため、水に濡らして拭くだけでも汗、皮脂、古い角質などを簡単に落とすことができます。行動終了時や就寝前、体の汚れを拭くのに最適です。
*ナノフロント面はタオルがドライな状態では少しザラっとひっかかる感触があります。これは繊維が極細で肌に引っかかるために起きますが、濡らした状態ではそれほど気にならないでしょう。
② 水気、汗の拭き取り(青い面)
裏面はポリエステル素材100%のソフトでスムースな肌触りの水気の拭き取り面になっています。ナノフロント面と比べて青く見えます。こちらは水気の拭き取りを優先していますので、普通のタオルやハンカチのように使えます。
③クーリング
繊維が細かいため、普通のタオルの数十倍の表面積となっています。蒸散面積が大きいこと、通気性が良いことから濡らした状態で高いクーリング機能を誇ります。夏の稜線で熱射病を防ぐため首筋を冷やしたり、打撲や捻挫などで患部を冷やしたり、といった使用も可能です。
吸汗速乾、軽量コンパクトといった従来のタオルが持っていた機能はもちろん、それに+αした機能がフィールドで活きてきます。特に汚れの拭き取りにかんしては、公共交通機関での行き帰りも考えると汗の多い季節、男女問わず嬉しい機能といえるかもしれません。