シェル構造とハードアルマイト加工により実用強度と軽さを両立させたわずか7gのスポーク。金属加工が盛んな新潟県燕市の工場が本気で取り組んだ設計は実用新案取得。美しい曲線構造は手なじみ、使い勝手、口当たりに優れています。軽さだけではないカトラリーとしての高い完成度。DCFケース付。
仕様
- 重量
- 7g
- サイズ
- 165 × 40 × 24 mm
- 素材
- アルミニウム(ハードアルマイト)
- 付属品
- DCFケース(3g)
- その他
- 実用新案登録第3238500号
わずか7g
実用強度と軽さの両立
「Made in 燕」のULスポーク
アルミ、チタンを問わずアウトドアブランドのスポークは数多くありますが、海外ブランド製品は中国の同じ工場、同じデザインで作られていることが多いのが実情です。VARGO イーグルスポーク、TOAKS ナローヘッドスポークのようにヘッドデザインの使い勝手を優先したデザインのモデルもありましたが廃盤となっています。残念ですが現在アウトドア市場にあるスポークの多くは丸味をおびたヘッドデザインのものばかりになり、フォークとしての使い勝手はいまひとつです。そんな状況のなか、金属加工が盛んな新潟県燕市から意欲的なアルミスポーク『HOVERLIGHT SPORK(ホバーライトスポーク)』が登場しました。
世界最軽量をめざした7g
金属加工で有名な新潟県燕市。この地で50年にわたり金属加工業を営み、多くのメーカーの製品制作を受け持ってきた工場が自らの加工技術で取り組んだ課題が「世界で最も軽い金属製カトラリー」への挑戦です。
シェル構造とハードアルマイト加工の外骨格
軽さの追求のためには板厚を薄くする必要があります。そのうえで実用上の強度は保ちたい。この軽さと実用強度の両立のために応用したのがシェル構造(曲面板構造)。この設計は実用新案としても登録済みです。また表面強度と酸化皮膜の厚さが通常の2倍以上のハードアルマイト加工を施すことで酸化皮膜が外骨格のような役割をはたし強度を保つことに一役かっています。軽さと実用強度の両立は工場の技術力と設計力の賜です。
持ちやすさ、使いやすさ、カトラリーとしての完成度
ハンドルはシェル構造により幅広でカーブした断面をもっています。中央にリムが入る他の一般的なアウトドアカトラリーよりも違和感なくしっかりと指にフィットするので軽く持つことができます。そして現在のアウトドアカトラリー市場に無いヘッドデザイン。主流である丸いヘッドデザインではなく、先端に向かってストレートにテーパードしていくフォルム。フォークとしての使いやすさも考慮されたヘッドデザインです。板厚が薄いためヘッドの横を利用して食物を切ることも容易です。フォークとしての刺しやすさ、スプーンとしてのすくいやすさにもストレスはありません。口当たりもよく、カトラリーとして非常に高い完成度を感じていただけると思います。
DCFケース付パッケージセット
付属するDCF製ケース(3g)はペグケースなどに転用しても良さそうですし、緩衝材封筒はスマートフォンなどの電子機器のクッション材としても活用できそうです。山やハイキングが好きな方へのちょっとしたプレゼントにもいかがですか。
軽さと実用強度と使いやすさ、カトラリーとして妥協しない「Mads in 燕」のものづくりを手にしてみてください。