Black Diamondメガライトのインナーテントとしてだけでなく、単体で他のタープとの組み合わせても可能。サイズがアップして多人数で使いやすくなりました。スピーディーな設営が魅力的なグループ用バグネットの優れもの。
仕様
- 重量
- 本体:1200g
専用ポール:359g
付属品:135g - サイズ
- フロア:246cm×246cm
高さ:165cm+α
*専用ポール長:165.5-195cm - 素材
- 本体:No-see-um メッシュ
シームテーム済み70Dバスタブフロア
専用ポール:アルミニウム - 付属品
- アルミニウムセンターポール:1本
DAC社ペグ:8本
ガイライン:4本
ポールリンクコンバーター:1コ - その他
- ・メガライト対応
メガライトの影に隠れた優れもの
タープとの組み合わせも相性良し
グループでの活用が魅力的なメッシュテント
外から見た時に透けにくく、細かなメッシュで小さな虫の侵入も防ぐ No-see-um メッシュを使用したメガバグは、対となるメガライトと組み合わせることで、快適かつ軽量な大型テントになります。しかし「メガライトのお供」だけではない使い方ができる魅力溢れるメッシュテントです。
優れた対応力
メガライト4Pテントの付属のような立ち位置で、目立たない存在のメッシュテントである「メガバグ4Pテント」。もちろんメガライトとの相性は対となるものなので良いのは当然ですが、それだけの使い方ではもったいないのがメガバグです。
一般的なアウトドアで使うカヤは「吊るす」ものがほとんどです。そのため、タープの下でカヤを使おうとすると、実際苦労するものです。かといって中からポールを使って立ち上げようとしても補強が入っていないため、必要なテンションをかけきれずにたるんだ状態で使うことになります。複数人数で使用する場合は必要な居住空間を確保することが難しいことが多々あります。
メガバグはメガライトのインナーとして、中からポールで立ち上げる構造になっていますので、地面にペグなどで固定したうえで十分なテンションがかけられます。壁面がピンと張り、快適な空間を作ることができます。
さらに、このようなモノポールタイプのテント類はテント本体の辺にテンションがかかる設計のため、テントの外側に必要以上に張り出すラインがありません。ガイラインもありません。吊るす必要もありません。そのためタープなどの下で使うことが可能ですし、グループでも虫などに煩わされずに寝る場所を確保することができるのです。
バスタブは70Dとしっかりとした厚みがあり、十分な高さを備えています。メガライトと合わせた時には地面との隙間から侵入する風や外気を防ぐことにも役立っています。
広くなり明確になった使用方法
従来モデルの218×218cmフロアは4人使用といわれていましたが、実際の居住空間を考えると3人くらいまででの使用が適当だと感じていたユーザーも多かったでしょう。今回のアップデートで246×246cmへの変更となりました。このおかげで無理なく4人使用が可能になります。もちろんメガライトだけで使うほうがより広々とはしますが、4.7平方メートルだった面積が、6平方メートルに広がったことで、一人当たりのスペースも大きく広がりました。モノポールシェルターは床面積に対して居住空間が狭くなるために、床面積の設定は悩ましいのですが、今回の変更は使用方法と使い勝手をより明確にしたものだといえます。
上下のどちらからでも開け閉めができるダブルスライダー(dual zipper)。従来のメガバグとは開閉の仕様が変わりました。以前のラウンドタイプの開閉はテンションのかかりかたによっては開け閉めにストレスが生じることもありました。上部のみを開けることで換気効果を高めたかったなどが変更の理由でしょうか。
メガバグはソロハイカーの道具ではありませんし、当店のお客様の多くはメガライト単体で使用する方がほとんどかもしれません。しかしそうしたみなさまも家族を持ち、子供とも一緒にハイキングするようになれば、きっといまよりも虫対策に頭を悩ませるようになるでしょう。一番身近なグループハイキングはファミリーハイキングです。家族で寛げる安心の空間を確保したい。そんな時に是非メガバグを思い出してください。