ハイカー同士の交流と情報収集のための集い、ハイカーズパーティー。2014年最初のテーマは「五国ロングハイク」。サブタイトルとして「日本におけるロングハイクの可能性」と題してお届けします。
『五国ロングハイク
~日本におけるロングハイクの可能性~』
ハイカー同士の交流と情報収集のための集い、ハイカーズパーティー。2014年最初のテーマは「五国ロングハイク」。サブタイトルとして「日本におけるロングハイクの可能性」と題してお届けします。
「五国ロングハイク」、ほとんどの方にとってはじめて耳にする言葉でしょう。それもそのはず、これは信越トレイル、高島トレイル、北根室ランチウェイなどのように管理団体、運営組織が存在し、日本ロングトレイル評議会に加盟しているロングトレイルではありません。PCTスルーハイクを経験したひとりのハイカーが「日本でもこんな歩き方をしたら数百キロのロングハイクができるのではないだろうか」との思いから歩いた道のりなのです。
日本では北米のロングトレイルに「大自然」のイメージだけを重ねがちです。人工物を排 した雄大な自然の中をひたすらに歩いていくイメージは確かに魅力的です。もちろんそれもロングトレイルの真実ですが、そればかりではありません。数百キ ロ、数千キロを何ヶ月もかけて歩くハイカーにとって、ロングトレイルは町から町へと補給の為に歩き続ける行為ともいえます。かれらにとってジープロードや 舗装路を歩くことは「町から町へ」という流れの中で当たり前の行為なのです。
日本各地の山々には登山道、作業道、林道がいたるところにあります。これらの道はひっ そりと存在するシングルトラックばかりではありません。車がはいれる未舗装路、舗装路まで多岐にわたります。姿は違えど、これら数多くの道はいつか集落や 町へとつながります。峠道が示すように、日本の山々をめぐる道は町から町をつなぐ道でもあるのです。
町から山へ、山から町へ、地図を見ながら登山道をたどってみませんか。ときにはジープ ロードや舗装路がでてきてもいいじゃありませんか。この道をいけばあの町で補給ができる、この道をいけば山々を越えて向こうにいける。もちろん登山道を ずっと歩きたいキモチはみんな一緒。でもジープロードや舗装路も受け入れてあげることで、もっと自由なハイキングの世界がひろがるのです。
五国ロングハイクは河口湖から秩父、秩父から軽井沢、軽井沢から草津温泉、草津温泉から湯沢、そして信越トレイルの北の玄関口森宮野原へとつづく5県をまたぐ400kmの道のりです。登山道を中心に町から町をつないでみたら途中で補給もできる数百キロのロングハイクができるのです。その道のりを一緒に見てみましょう。
日程) 2014年3月9日(日)
スケジュール:
18:00 開場
18:30 開会
19:15 スライドショー&トーク
長谷川晋(ハイカーズデポ)
20:30 フリートーク
21:15 閉会
スピーカー) 長谷川 晋
自転車旅からはじまり、海外放浪、登山、バックカントリースキー、パックラフトと様々なカタチで旅を楽しむ根っからの「旅人」。2010年には Pacific Crest Trailをスルーハイク、2012年はArizona Trailを歩き北米のロングトレイルを堪能。数多くのPCTハイカーとの交流をふまえたうえで、2013年、日本におけるロングハイク、ロングトレイル のもうひとつの可能性として自ら設定した五国ロングハイクを実践。5県400kmを登山道を中心に町から町へとつなぐ道は日本においては貴重な試み。
ハイカーズデポではPCTの経験をふまえ、渡米前のPCTハイカーの相談役として活躍中。
会場) Cafe ハイファミリア(東京都三鷹市下連雀) http://www.hi-famiglia.com
参加費)
¥3,000/1名
*ビール、ワイン他フリードリンクおよび軽食付
*当日受付にて集金させていただきます。
定員)
50名
*予約定員制とさせていただきます。お申し込み先着順となりますのでご了承下さい。
申し込み&質問)
お申し込みはハイカーズデポまで、お名前、お電話番号をご連絡下さい。
mail)info@hikersdepot.jp
TEL&FAX)0422-70-3190