2016年夏前から新しいモデルへの変更するためにストックが底をついていたGossamer Gearの主力バックパックGorillaとMariposa。秋の連休を前に再入荷、待望の販売再開となりました。今回の入荷分からGorillaは4度目のモデルチェンジがなされています。より汎用性が高いバックパックとしてULハイカーだけでなくより多くのハイカーにおすすめできるモデルに生まれ変わりました。
Gossamer Gearの主力バックパックといえばGorilla
創設者であるレジェンドGlen Van PeskiのシグネチャーモデルがMurmurならば、現社長GrantのシグネチャーモデルがGorilla。リリース当初「なぜこんなゴツいバックパックがGossamer Gearから?」という揶揄をふくんだ意見がUL志向の強いハイカーからあがっていたのは懐かしい思い出です。しかしGossamer GearがただマニアックなだけのULメーカーからハイカーコミニティ全体に影響力をもつハイキングメーカーへと変貌をとげていったのはGorillaのリリースが大きな契機になったのは間違いありません。ULの福音はマニアだけのものではなく、すべてのハイカーのために、という思いがこめられたバックパックは軽さに興味をもつあらゆるハイカーにとってUltralightの入口となってくれたのです。Ultralightへの拒否反応がまだまだ大きかった当時の日本においてもGorillaは「これなら試してみようかな」と思わせるバックパックとして多くのハイカーの固定概念を変えてくれたのです。
そんなGorillaが秋の連休を前に入荷、待望の販売再開となりました。2016年夏前から新しいモデルへの変更など事情のため長らく在庫がない状態が続いていました。夏シーズンに多くのみなさまにご迷惑をおかけしたことについては心よりお詫び申し上げます。
そしてこの入荷にタイミングをあわせ、Gorillaは4度目のモデルチェンジがなされています。より汎用性が高いバックパックとしてさらに多くのハイカーにお試しいただきたいバックパックとして再登場いたします。
最大の変更点はいわゆる雨蓋を「フラップ方式」から「リッド方式」に変えたことです。
これによりバックパックの総重量は重たくなりましたが、取り外し可能になったため雨蓋はいらないというハイカーはより軽くシンプルにゴリラを使えるようになったのです。その姿はまさに初代ゴリラを彷彿とさせてくれます。ストラップの処理も合理的でバックパック上部へエクストラの荷物を固定するのにも効果的になっています。
◎軽いバックパックは欲しいけれど、雨蓋がないモデルには抵抗がある
◎せっかくULバックパックのモデルを買うのだから、雨蓋なしで使いたい
相反する志向のハイカーを共に満足させるモデルにしあがっているのが今回モデルチェンジしたGorillaなのです。気になる方は是非、店頭でご確認ください。