ミニモキルトのプロトタイプとして作られたSub-Standard(標準外)のダウンキルト。スリムでシンプルな構造と十分なダウン量はULハイカーにとってのサマーキルトであり、寒冷期のコンペティションキルトとしても使えます。昨年は受注販売でしたが、今期から通常ラインナップに加わりました!

もしかしたらコンペティション(競技)キルトと名付けられていたかもしれない、ミニモキルトのプロトタイプとして作られていた幻となったダウンキルト。それはミニモキルト開発の途中にありました。カスタマーの声にお応えする形で製品化したミニモキルトに続くリクエストシリーズ第二弾「Sub-S Quilt」。

sub-s_backside_2_2

価格:34,000円(消費税別)
重量:363g(本体:350g ±5%、スタッフサック:13g)
ダウン:200g・810FP グースダウン UDD加工
サイズ:長さ170cm、幅60cm ワンサイズ
生地:15デニール マイクロリップストップナイロン
カラー:ダークレッド

ミニモキルトをOMMレースで使っていたカスタマーから、寒冷な季節の時に使うことができる軽量な寝袋が欲しいというお声をいただきました。正直にいえば、僕はダウンバッグUDDで良いじゃないかと思っていました。実際のところ当店オーナー土屋もOMM出場にはダウンバッグUDDを使用していました。確かにミニモキルトと比べてしまえば軽くはないものの3シーズンスリーピングバッグとして十分な保温性を持ちつつも600gを切る軽さがあるのです。ですがもっと軽くしたいという純粋な気持ちも理解できます。その時にふと思い出したのがミニモキルトのプロトタイプでした。それをブラッシュアップした結果、とても可能性が広そうなシンプルでスリムなキルトが出来上がったのです。ベースにはコンペティション向けというのがあるものの大きさ、シェイプ、ダウン量や保温力はミニモキルトほどストイックではないので幅広く使うことができます。実は前々からトップキルトでは対応しきれない季節でもダウンバッグUDDではなくキルトを使いたいという思いはありました。そうして何度か企画したものの、幾度も頓挫したうちの一つなのです。

しかし、それはハイランドデザインラインナップにおいて、なにものでもあってなにものでもないものでした。Sub-standardで、Sub-Summerで、Sub-SpringでもありSub-Season。だけどもしかしたら、Super-Subになるかもしれない可能性をどうしても感じてしまうのです。

より詳しい説明はこちら商品紹介のページよりご覧ください。