Hiker's Party 2019 はハイカーと語る「みちのく潮風トレイル」－Hiker's Depot｜ハイカーズデポ

ハイカーズデポ年末の恒例行事ハイカーズパーティー。今年のテーマはこの春に全線開通を果たした「みちのく潮風トレイル」です。例年より少し早めの12月1日(日）午後6時より開催します。

パーティ当日は店舗の営業時間が午後6時までとなります。ご注意ください。

2019年6月に全線開通を果たした「みちのく潮風トレイル」は、青森県八戸市から福島県相馬市までの4県28市町村を繋ぐ、全長1000kmを超えるナショナルトレイルです。国内屈指の距離を誇るこのトレイルは、早いペースでも全行程を歩き切るのに一ヶ月近くの時間を要することから、すでに海外のロングディスタンスハイカーからも関心を集めています。これだけの規模のトレイルが日本に誕生したことは今年の大きなトピックと言えます。

東北太平洋沿岸を結ぶみちのく潮風トレイルは、その長い距離に関心が向きがちですが、美しい自然と地域の暮らしの中を歩いていくという特徴があります。地域の歴史や文化に触れ、さらに震災の記憶に触れることで、ただトレイルを歩くだけではないなにかを感じさせてくれるのではないでしょうか。景勝地を繋いで歩くだけではない、みちのく潮風トレイルの本質的な魅力とはなにか、みんなで探してみませんか？

■みちのく潮風トレイルの運営と地元の関わりについて

今回のパーティーでは、みちのく潮風トレイルを運営するみちのくトレイルクラブの常務理事である相澤さんにお越しいただく予定です。持続可能なトレイルをつくるための取り組みや地域の人たちとの関わり、ハイカーへの思いなど、いくつかのテーマに沿ってお話していただきます。今年の台風19号によるトレイルの被害状況もお伝えいただく予定です。

■ハイカーに聞くみちのく潮風トレイル

1000kmの道のりを通しで歩いた“スルーハイカー”にもゲストスピーカーとして参加していただきます。それぞれがみちのく潮風トレイルをスルーハイクして見えたものは何なのでしょう。同じ道を歩いたから共有できるものもあれば、全く違うものもあります。彼らの旅のエピソードの中に、みちのく潮風トレイルがハイカーを引きつける何か、そしてハイキングとは何かが見えてくるかも知れません。

その他にもハイカーズパーティーならではの催しを企画しています。ぜひご期待ください。