滋味滋養にあふれる随筆集が再び。<br/>あなたを旅へと連れ出します。

2019年冬の時点で、25号を数える山の小冊子「murren」。「街と山のあいだ」にあまた転がっている様々な視点を掘り下げている小冊子です。その編集発行人である若菜晃子さんの随筆集、待望の第二弾『旅の断片』(アノニマスタジオ)がこの度刊行されました。丁寧に書き綴られた滋味滋養に溢れる一冊です。年末年始の旅の途上で読むのも趣かと。

『旅の断片』若菜晃子著 (アノニマスタジオ) ¥1,600+TAX

クリスマスプレゼントが届いた。『旅の断片』。

当店をご贔屓にしていただいているみなさまには馴染みある山の小冊子「murren」。その編集発行人をつとめる若菜晃子さんの二冊目となる随筆集だ。
初の随筆集となった『街と山のあいだ』は彼女の考えや想いといったものを山というフィルターを透して書き綴った随筆集だが、今作『旅の断片』はふだんは触れようとしない自らの深層にさえ、つい手を伸ばしてしまう旅というものの抗いがたい魅力を綴った随筆集です。
大都市や旧所名跡を訪れる旅ではなく、なんでもない小さな町で、その土地に生きるかのように日々を過ごすことが好きだという若菜さん。
旅という本来は非日常的なはずの体験が生活というなにげない日常の経験と表裏一体になるのは、当店をご利用いただくハイカーの旅のあり方と似かよってはいないだろうか。きっとこの随筆集のページを繰りながら、頷くような追体験ができるのではないだろうか。
旅の途上、車窓の風景をともに愛しんでほしい滋味滋養にあふれる旅のお供。

繰り返す日々の中で変わらないもの、変わりゆくものは誰にでもあるるだろう。
誰にでも山や旅があたえてくれるささやかな記憶がいつまでも頭から離れないこともあるだろう。
そんな記憶を大事にしている
あなたに届いて欲しい一冊です。

 

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追記 1

『旅の断片』刊行記念イベントで著者の若菜晃子さんと当店オーナーの土屋とのトークイベントがございます。

『旅の断片』刊行記念
山と旅と本と。ふたりでよく話していること

若菜晃子 × 土屋智哉トークイベント

日時)2020年1月24日(金)
場所)青山ブックセンター

詳細およびイベント参加お申し込みはコチラまで

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追記 2

murren編集発行人である若菜晃子さんの最初の随筆集『街と山のあいだ』も一緒に入荷しております。

『街と山のあいだ』若菜晃子著 (アノニマスタジオ) ¥1,600+TAX