FPmat 100

薄い、硬い、頑丈、ギリギリの厚みだが底突き感は少なく、3シーズン対応の保温性をハイカーに与えてくれる。クッション性は少ないものの、山中の夜を、旅の夜を明かすには十分。ミニマルな折りたたみマット。

仕様

重量
160g
サイズ
展開時:幅50cm × 長100cm × 厚0.5cm
折畳時: 幅50cm × 長25cm × 厚2.0cm 
素材
架橋ポリエチレンフォーム

薄い、硬い、頑丈
底突きが少ない安心感
折りたたみマットのミニマルな進化

半身用として必要最小限の潔い100cm
5mm厚という薄さだが、フォーム密度が高いため3シーズン用としては必要十分な保温性。底突感もほとんどないギリギリの厚みと硬さ。
折り畳みサイズの25cm × 50cmは30L以上のバックパックのレギュラー背面サイズとほぼ同じ。バックパック内への収納が無理なくおこなえます。

アルパインクライミング、沢登り、源流釣行などのバリエーション山行を好むメーカー開発担当者の個人的要望がカタチになったマット。最低限の長さと厚みのマット、もちろん軽いものが欲しい。そしてなにより何度でも使える耐久性。とにかく丈夫であることが絶対条件。

市場にはFPマットと同じ全長100cm、厚み5mmのマットは先行事例が存在します。山と道ミニマリストパッドです。53gという圧倒的な軽さは他の追随を許しません。しかしそれと引き換えに耐久性に難があります。しっかりとトレードオフすべくはトレードオフした正当なULギアなのです。山岳レースやFKTトライアル、とにかく一回の山行でギリギリ保てばよい。その替わり追従を許さない軽さを手にしたい。そんなシーンで有効なマットがミニマリストパッド。
メーカー開発担当者もミニマリストパッドの愛用者でした。しかし毎週のようにクライミングや釣行に向かう山行スタイルではやはりマットに耐久性が欲しくなります。
岩場で使用しても破れにくく、底突感が少ない、それでいて3シーズン対応の保温性は担保されている。クッション性は望めなくても山中で夜を明かすには事足りるマット。コンパクトさや必要とする保温性はそのままに軽さではなく、耐久性に重きをおいたマットが欲しい。そんな登山者やハイカーに最適なマットがFPマットです。

ハイカーズデポ店主の土屋にとっては、2018年のSierra High Routeで3週間FPマットを試して以来、安心感と信頼感をもって使用しています。国内でも知床、北アルプス、みちのく潮風トレイル、あまとみトレイルなど3シーズンマットの基本として活用しています。

メーカーでは全長100cmと全長125cmがラインナップされていますが、バックパック内に収納するためのコンパクトさや少しでも軽くということを加味してハイカーズデポでは100cmをセレクトしています。