ヒッチハイク経験済みのハイカーなら思わず微笑んでしまうハイキングスーベニア「TO TRAIL TO TOWN バンダナ」。それを日本流にオマージュしました。手ぬぐいの方が視認性も良く、タオルとしても使いやすいサイズなのが嬉しいです。
仕様
- 重量
- 35g
- 寸法
- 35cm × 92cm
- 素材
- 綿
ヒッチハイクの必需品
長距離ハイカーの切なる想いを込めた
「TO TRAIL TO TOWN」
日本らしい手ぬぐいでどうぞ
長距離ハイキングとヒッチハイク
トレイルヘッド(登山口)までの公共交通機関が乏しい北米ではトレイルへのアクセスに悩まされます。デイハイクや週末の1、2泊のハイキングならばトレイルヘッドに停めた車まで戻ってきたり、仲間の車で回送したりと日本の事情とさして変わりません。問題は数百キロ、数千キロという長距離トレイルを歩くスルーハイカーたちです。リサプライ(補給)で街に向かい、そしてトレイルへと帰ってくる、その手段として公共交通機関が望めない地域がほとんのためヒッチハイクがポピュラーなのです。
2022年現在は、ウーバーの普及とコロナの影響からヒッチハイクよりもウーバーで配車することが一般的になりつつあるようですが、それでもヒッチハイクが長距離ハイキングと密接な関係にあることは間違いありません。だからビジターセンターやお土産物屋でこんなスーベニアを目にすることが多いのです。
街に連れてって!トレイルまで乗せていって! ハイカーの切なる願いを込めたバンダナです。実際にこのバンダナがヒッチハイクで使えるかというとバンダナサイズだと文字が小さくなるため効果的とはいかないようです。
日本の手ぬぐいなら
多くのハイカーはヒッチハイクにダンボールを利用しますが、もっとスマートにできるはず。せっかくのバンダナだけれども、文字が小さいならば日本の手ぬぐいならどうだろう。もっと目立つようにデザインできるはず。そう考えたのは2022クラスのPCTハイカーです。
実際にPCTで使える「TO TRAIL TO TOWN 手ぬぐい」が欲しい。まさにハイカーとしての必要からうまれました。手ぬぐいサイズだからこそ、単なるスーベニアではなく、実用品として使えるグッズになったのです。視認性がよく、タオルとしても使いやすいサイズ感。自分で使うのはもちろん、ハイカー仲間へのプレゼントにもいいですね。
彼がPCTから帰国したらお願いしたいことがあります。この手ぬぐいの日本語バージョンを作って欲しい。せっかくの手ぬぐいですから、日本の長距離自然歩道を歩くハイカーが日本全国で使えればもっとハイキングシーンが楽しくなるのではないかなと思うのです。
材質と染色加工
大阪で織られた国産生地を使用しています。 細い糸を使用した柔らかで滑らかな特岡と呼ばれる最高級な生地を使用しており肌当たりのいい質感が特徴です。 染色は伝統工芸にも指定されている浜松注染です。型紙、糊付け(染めない所に糊をつける)、染色、洗い、乾燥、全て手作業で一点一点職人の手間が込められています。 水や酸素に触れてやっと色が出る注染は職人技で成せる技法であり、世界でも日本唯一の染色技術といえます。
注染の特徴として糸の芯まで染まるため文字が薄れることはありません。 道路上でも視認性がよくなるように青地に白抜きの配色にしています。
PCTAへのドネーショングッズ
このTO TRAIL TO TOWNてぬぐいの売り上げの1%はPCTA(Pacific Crest Trail Association:PCT協会)に寄付されます。日本ではドネーションやボランティアというとまだまだあらたまってしまう傾向がありますが、好きなものを、好きな場所を気軽にサポートできる行為として身近に感じていただければ嬉しいです。
長距離トレイルを歩くハイカーと同じ気持ちになって、憧れのトレイルを歩くことを考え、そのトレイルをサポートするなんて普通に楽しいことだと思います。