日本語によるウルトラライトハイキングハンドブック。道具だけでなく、歴史、思想、方法など日本での実践を意識しながらその全体像を概説する一冊。
仕様
- 重量
- 文庫 121g
A5[絶版][絶版][絶版] 160ページ - 著者
- 土屋智哉
- 発行元
- 山と渓谷社
- 初版
- 2011年
*文庫 2017年
NEWS!)2017年4月14日、『ウルトラライトハイキング』がヤマケイ文庫の仲間入りとなりました。価格、サイズ、重量がよりお求めやすくなりました。文庫本もよろしくお願いいたします。
『ウルトラライトハイキング 』土屋智哉(ヤマケイ文庫) ¥800+税
文庫版あとがきではこの10年間を振り返ったうえで、今後への希望を書かせていただきました。
===================================
1980年代から1990年代にかけて
スルーハイクの技法としてアメリカで発達したウルトラライトハイキング
2000年代になり
自然とコミットするハイキングスタイルとして日本でもひろがりをみせています
どうしてもその突出した軽さや道具の新奇さに目が奪われ、
成立の背景や思想的な文脈が語られることが少なかったように思います。
本書はウルトラライトハイキング初の日本語資料として
歴史、思想、軽量化の原則のほか日本登山史との類似点などにも言及しています。
もちろん道具をいかに考えるかについてもそれぞれに十分なページを割いています。
ウルトラライトハイキングの全体像を俯瞰できるよう腐心したつもりです。
また山を歩くうえでの技術やヒントについては
既存の書籍、雑誌、ネットなどで誰もが一度は目にしたことがあるものかもしれません。
そうしたものの中から忘れがちだったり、見落としがちなものを、
ウルトラライトハイキングの視点から紹介していますので、
ヒント集、備忘録としても役立てば幸いです。
興味がある人
実践している人
懐疑的な人
様々な立場のハイカーにとって、自分自身のハイキングを考える材料になれば幸いです。
当店でも販売しておりますが、全国の書店などでもお取り扱いいただいております。ありがとうございます。